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出産〜ケンコウ生活〜きれいなお姉さん |
計画的に「そろそろ妊娠したいなぁ」と思ったら、いくつか気にかけておくとええことがあります。 まず基礎体温どすが、こら排卵日を知る手がかりにもなってますが、毎日測ることで自分の体調をチェックしたり把握したりするのにも役立ちます。 基礎体温とは安静時(おもに起床時に床の中で)に口の中で測る体温どす。 女性は月経周期に合わせて、基礎体温が低温期と高温期に分かれます。 月経から排卵までは低温期が続き、排卵日はさらにコトンと体温が下がります。 排卵日の翌日から高温期に入り、妊娠せいなんだ場合は予定月経の頃に体温が下がり、月経開始となってます。 そやけども妊娠した場合は、予定月経頃になっても高温期が続きます。 基礎体温は、妊娠中のトラブルを見つけるのにも役立ちますので、妊娠した場合でもつけ続けるとええと思うて。 次に妊娠前にチェックしておきたい病気に以下のようなものがあります。 ●風疹…妊娠初期に感染すると、胎児に視力や聴力の異常や心臓疾患などの障害を起こす心配があります。 妊娠前に抗体の有無を確認し、抗体がない場合はワクチン接種を受け、その後2ヶ月間は避妊するなどの対応をとります。 ●貧血…妊娠すると血液の循環量が増え、貧血ぎみになってます。 もともと貧血の人は、妊娠するとさらにむちゃなってますので、妊娠前から改善する努力をしましょう。 ●子宮筋腫…子宮内に筋肉のこぶのようなものがでける病気で、こぶの位置によって受精卵が着床しにくいことから、不妊や初期流産の原因になることがあります。 月経痛がひどかったり、妊娠しにくいときは、病院で調べてもらうとええかと思うて。 ●虫歯…妊娠中はホルモンバランスの変化やつわりの影響で、虫歯や歯周病が悪化することが多いどす。 またお腹が大きくなると、歯医者はんでの治療を受けるのもえらいになってきますので、妊娠前に歯の病気は治しておきましょう。 ●性感染症…梅毒や淋病、エイズなど、ママだけでなく赤ちゃんにもいかいな影響を与える病気があります。 妊娠前にパパと一緒に検査を受け、必要があれば治療しましょう。 ●はしか…妊娠中の感染は、ごく初期に流産の心配があります。 また、大人の感染は重症化しやすいため、妊娠前に感染の有無を調べておきましょう。 このほか基本的なことどすが、食生活や睡眠、運動などに気を配り、安定した妊娠生活を送るために、健康的な生活習慣を心がけることが大切どす。 妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症) 妊娠中に気をつけたい病気に妊娠中毒症があります。 妊娠中毒症は、2005年から妊娠高血圧症候群という名称に変更されています。 妊娠によって血管にけいれんのような収縮が起こる病気で、全身で起こると高血圧に、腎臓で起こるとたんぱく尿が出ます。 そのため、診断の定義は「妊娠20週以降、分娩後12週まで、高血圧が見られる場合」「高血圧にたんぱく尿をともなう場合」となっています。 妊娠すると血圧は高めになってますが、最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上の場合に高血圧と診断されます。 症状がでやすいのは妊娠後期で、悪化すると早産や未熟児出産などのトラブルにつながることもあります。 早期発見には、妊婦健診を欠かさず受けることが大切どす。 妊娠高血圧症候群と診断されたら、まずは安静と食事療法で、必要に応じて薬物療法も治療に加えます。 妊娠高血圧症候群にかかりやすいタイプとしては、もともと高血圧や腎臓病、甲状腺疾患などの病気がある人や、前回の妊娠で中毒症にかかっとる人、多胎妊娠の場合、血縁家族に高血圧の人がいる場合、などがあります。 また、味の濃いものが好きな人や栄養バランスが偏っとったりカロリーの高い食事をしとる人、妊娠してから体重が増えすぎた人も、この病気にかかりやすいタイプといえます。 対策としては、うす味に心がけ塩分を控えること、卵や牛乳、豆腐や鶏のささみなど良質なたんぱく質を摂ること、血圧を下げる作用のあるカルシウムを多めに摂ること、適度に体を動かし、睡眠は十分にとること、などがあります。 便秘と痔の予防 妊娠すると、便秘がむちゃなる人が増えます。 そら、妊娠を継続させるために増える黄体ホルモンが腸の動きを抑えたり、大きくなった子宮が腸を圧迫して動きを妨げたりするさかいにどす。 また、運動不足や野菜不足の食生活も、便秘を悪化させる原因になってます。 解消法として次のような方法があります。 ●食物繊維をたくはん摂る…ほどええ柔らかさと量の便を作り、腸内環境を整える食物繊維を1日20〜25gを目標に摂ります。 ●適度な運動をする…腸の動きを刺激するため、毎日ウォーキングなどで適度に体を動かすことも必要どす。 ●ヨーグルトを食べる…ヨーグルトに含まれる乳酸菌などの善玉菌を増やして、腸内環境をよくします。 ●水分を1日1リットル摂る…水分が不足すると、便が硬くなって、便通が悪くなってます。 食事で摂る分も含めて、1日1リットルを目標に水分補給をしてください。 ●決まった時間にトイレに行く…毎日、出ても出なくても同じ時間帯にトイレに行きましょう。 便意を感じやすくなってます。 そやけども、いろいろ試しても苦しいときは、自己判断で市販の便秘薬や浣腸を使わず、必ずお医者はんに相談してください。 また、便秘がむちゃなると、肛門の粘膜が傷ついて出血したり、静脈が圧迫されてうっ血し、こぶができます。 これが痔どす。 放っておくと悪化するので、早めにお医者はんに相談してください。 座薬など、妊娠に影響せん薬を処方してもらえます。 また、普段から、立ちっぱなしは避ける、お風呂で血行を促進する、排便時に無理にいきまない、排便後はシャワートイレで清潔を保つ、など痔の予防に努めることも大切どす。 妊娠中期のマイナートラブル 妊娠すると、赤ちゃんをおなかの中で育てるしあわせ感でいっぱいになる反面、さまざまな不快な症状も出てきます。 妊娠初期に悩まされたつわりが治まる中期頃には、また別のマイナートラブルがやってきます。 次に、その症状をいくつか挙げてみます。 ●妊娠線…妊娠が進んでくるとおなかや乳房、太ももなどに赤色っぽいみみず腫れのような腺が出ます。 妊娠線は妊婦の70〜80%に見られ、いっぺんでけると完全には消えませんが、お産が終われば線は白っぽくなって目立たなくなってます。 急激な体重増加による脂肪の増加や、皮膚の乾燥などでできやすくなってますので、体重管理や皮膚の保湿で多少防ぐことはできます。 ●体毛が濃くなる…妊娠により分泌量が増えたホルモンの影響で体毛が濃くなることがありますが、お産が終われば元に戻ります。 また、髪の毛がパサつく、抜け毛が目立つ、などの毛に関するトラブルも起こりやすくなってます。 ●皮膚のかゆみ…ホルモン分泌の変化により、肌が敏感になって、かゆみを感じる人がぎょうさんなってます。 我慢でけへんときはお医者はんに相談しましょう。 ●頭痛・肩こり…大きくなった子宮のせいで血行や姿勢が悪くなることや、出産への不安などから頭痛や肩こりがむちゃなるママもいます。 適度な運動や入浴で血行をよくし、ストレスを解消すると、痛みがやわらぎます。 ●しみ・そあほす…ホルモンバランスの変化で、しみやそあほすができやすくなる人もいます。 帽子や日焼け止めで、普段から日焼け防止に心がけましょう。 ●めまい・立ちくらみ…大きくなった子宮に圧迫されて血行が悪くなって、急に立ち上がったときに脳に流れる血液が一時的に不足し、めまいや立ちくらみを感じることがあります。 ゆっくりペースで動くことが大切どす。 腰痛を予防するために 妊娠中期に入ると、大きくなったおなかを支えるために、背骨が反り返ったカーブになって、腰に負担がかかりやすくなってます。 また、ホルモンの影響で、背骨や骨盤の関節がゆるみ、体の重みを支える力が弱くなっとることも腰痛の原因になってます。 妊娠にともなう生理的な変化やので、残念もって、産後まで腰痛がすっきり解消されることはおまへん。 むしろ、これからさらにおなかが大きくなるので、痛みが増すことがあります。 ほんで今のうちから正しい姿勢を保ち、適度な運動で血行をうながして、腰への負担をでけるだけ減らすようにしましょう。 長時間、同じ姿勢を続けるのは避け、しんどら横になって休むことも大切。 妊娠中も仕事を続けとるママはなかなか横になるのはややこしいどすが、上司に相談して休憩を小分けにしてとるなど、無理のないかたちで働けるとええどすな。 楽な姿勢でも痛みが続くときは、椎間板ヘルニアなど他の病気の心配があるので、お医者はんに相談しましょう。 腰痛をむちゃさせへんための日常生活でのいくつかの注意点を以下に挙げておきます。 ●料理のとき…立ち続けず、時々いすに座って休んだり、低い台に片足を交互に乗せると筋肉の緊張がやわらぎます。 ●掃除のとき…掃除機は柄の長さを調節して片手で持つと、背筋が伸びて腰が楽になってます。 ●いすに座るとき…背もたれに背をつけ、深く腰掛けます。 ●階段の上り下り…猫背にならへんよう背筋を伸ばし、重心を片足にしっかり乗せてから、もう一方の足を動かしてください。 ●床に座るとき…アイロンがけなど、床に座るときも、台の高さを調節してまっすぐな姿勢を保ってください。 また、ネコみたいによつ這いの姿勢で背中を丸めたり背骨を反らしたりを繰り返すストレッチや、仰向けに寝て両ひざを立て、握りこぶしで腰の気持ちええ部分を押しもって両ひざを左右交互に倒して腰をひねる体操も、腰痛をやわらげる効果があります。 妊娠中の食事について 早い人では妊娠がわかったその日から数ヶ月にわたって耐えてきたつわりのつらさ。 胃のむかむか、吐き気など、なった本人しかわかれへんそのつらさが、だいぶ楽になってくるのが妊娠5〜6ヶ月頃どす。 そやけども何でも食べられるようになった反面、これからのために食生活に気を付けへんといけへん時期なのどす。 おなかに赤ちゃんがいるからといって、妊娠前の2倍の量を食べる必要はおまへん。 それより出産トラブルを避けるためにカロリーや塩分を控えるべきどす。 どちらもぎょうさん摂り過ぎると妊娠高血圧症などの病気の原因になって、出産に影響してしまいます。 そのほか、できれば避けたいものに次のようなものがあります。 ●カフェイン…血管を収縮させるため、赤ちゃんへの酸素や栄養の供給に支障が考えられます。 コーヒーを1日に1杯飲む程度ならそう影響はおまへんが、飲み物はほうじ茶や麦茶にするのがベターどす。 ●一部の魚…メカジキやキンメダイは水銀の蓄積が多いため、週2回程度までにしたほうがええどす。 ●添加物や農薬…妊娠していなくてもそうどすが、でけるだけ含まれておらん食品を選びたいものどす。 ●アレルゲン食材…同じ食材や食品あほりを毎日大量に食べとると、アレルギー体質になる可能性があります。 バランスよくいろいろな食材を摂りましょう。 積極的に摂りたい栄養素には次のようなものがあります。 ●葉酸…妊婦向けに葉酸のサプリメントが市販されとるくらい、葉酸は赤ちゃんの成長に欠かせへん栄養素どす。 特に妊娠初期の赤ちゃんには不可欠どす。 海藻や緑黄色野菜、レバーなどを積極的にメニューに加えたいものどす。 ●ビタミンB群…不足すると疲れやすくなったり肥満に拍車がかかったりします。 互いに相乗効果があるので、B群全体の摂取を心がけてください。 発芽玄米、魚、レバー、豚肉、納豆などにぎょうさん含まれます。 ●鉄…ママの貧血予防と赤ちゃんの成長に必要で、妊娠前の3倍必要になってます。 アサリ、ひじき、納豆、小松菜。そら豆などに含まれます。 ●ヨウ素…海藻類や魚介類に含まれ、たんぱく質や脂肪の代謝をよくする栄養素どす。 妊娠初期のトラブル 妊娠初期にあたる4ヶ月までは、何やと心配も多い時期どす。 特に心配されるのが、流産と切迫流産でしょう。 流産とは妊娠22週未満に子宮内で赤ちゃんが育たんと、妊娠が中断することをええます。 全妊娠の10〜15%に起こり、妊娠12週未満では胎児ねぎ、12週以降では母体ねぎに原因がある場合が多いのどすが、はっきりとした原因がわかれへんこともあります。 流産してしもたら、次の妊娠の妨げにならへんよう、手術などで胎児や胎盤などを子宮から完全に取り出します。 その後はお医者はんの許可を待って、性生活を開始します。 完全に妊娠が中断してしまう流産に対し、切迫流産は、出血やおなかの張りなど、流産の兆候はあるものの、妊娠は継続しとる状態をええます。 流産の兆候が治まれば、その後の赤ちゃんの成長に影響はほとんどおまへん。 切迫流産のおもな自覚症状は、生理痛のような下腹部の痛みやおなかの張り、だらだらと続く少量の出血などがありますが、超音波検査で赤ちゃんの心拍を確認するなどせんと、正確なことはわかりません。 切迫流産と診断されたら、止血剤や子宮収縮抑制剤を処方される場合もありますが、まず第一は症状が治まるように安静にします。 出血がひどい場合は入院を勧められるケースもあります。 症状がなくなれば、普通の生活が可能どす。 このほかに妊娠初期症状で気になるトラブルが、子宮外妊娠どす。 こら受精卵が卵管や卵巣など、子宮ではおまへんトコに着床してしまうことどす。 尿検査などで妊娠反応は出るのに、超音波検査で胎嚢が確認でけへん場合は、子宮外妊娠の可能性があります。 妊娠4〜6週頃に血の混じったおりものや突然の激しい下腹部痛が起きるのが特徴どす。 卵管に着床した場合、自然に流産することもありますが、妊娠8〜9週になるまで放っておくと、胎児がその場所では成長しきれなくなって卵管破裂を起こすこともあります。 早期発見するためにも、自分で検査薬を使って妊娠反応が出たら、すぐに産婦人科で診察を受けることが大切どす。 つわりの症状 早い人では、妊娠がわかったときからつわりの症状を感じ始めることがあります。 おもな症状に次のようなものがあります。 ●吐き気や嘔吐…胃がむかむかして吐き気が続いたり、食後に吐いたりします。 ●食欲不振…吐き気のために食欲が落ちたり、食べ物の好みが変わったりします。 ●常に眠い、しんどい…体が重く感じたり、寝不足ではおまへんのに眠気を感じたりします。 ●空腹時のむかつき…お腹がすくと気持ち悪くなって、ちびっと食べると落ち着きます。 ●においに敏感になる…臭覚が敏感になって、食べ物のにおいで吐き気をもよおすこともあります。 ●唾液がたまる…つわりの初期に、唾液が口の中にたまり、気持ち悪さを感じることがあります。 つわりの原因はよくわかっておりませんが、妊娠によるホルモンの分泌量の急激な変化や、精神的なストレスが関係しとるのではおまへんかと考えられています。 上に挙げたように、おもに胃腸に症状が出ますが、眠気やだるさ、頭痛などを感じる人もいます。 つわりは一般的に妊娠3ヶ月頃にピークを迎え、その後ちびっとずつ楽になっていきます。 その間は、無理せず食べられるものだけ食べて過ごしても大丈夫どす。 ママがちゃんと食べていなくても、赤ちゃんは優先的に栄養をもろて育っとるので心配する必要はおまへん。 ただ、1日に何度も吐いて食事がほとんど食べられへん、体重が1週間で1、2kg減ってしまう、尿が出ない、水を飲んでも吐く、などの重い症状があった場合は治療が必要なこともあるので、産婦人科を受診してください。 つわりの時期を乗り切るにはいろいろなコツがあります。 まず脱水症状を防ぐため、水分はこまめにとるよう心がけましょう。 また、寝起きの空腹時に気持ち悪くなる人が多いようどすが、枕元に小さいおにぎりやミニトマトなど準備して寝るのもひとつの方法どす。 ただし、食べ物が傷みやすい季節には気をつけてくださいな。 においに敏感になった人は、料理を冷やすとにおいがやわらぎ、またのぞ越しもよくなって食べやすくなってます。 ローカロリーの飴さんやガム、おせんべいなどを携帯し、お腹がすいたら食べるようにします。 食事は1回の量を減らして、1日に何度にも分けて食べるようにします。 調理をするのがつらいという人もいます。 そないなときは、実家のお母はんに頼ったり、パパにお願いしてスーパーのお惣菜を買うてきてもらうのもええと思うて。 妊娠を経験しとるお母はんは、強い見方どす。 家族につわりのつらさを理解してもらい、協力を得て、家族皆で赤ちゃんの成長を楽しみにでけるとええどすな。 妊娠中の薬やレントゲンの影響 病気やケガの痛みなどのつらい症状を治してくれる薬どすが、妊娠しとる時はおなかの中にいる赤ちゃんにも影響するということを忘れてはいけません。 とくに妊娠初期は気をつけてほしい時期どす。 赤ちゃんの脳や心臓、神経などが急ピッチで作られる妊娠4〜16週にかけては、むやみに薬を服用すると奇形などがおきる可能性もあります。 こみたいに妊娠の可能性がある場合には、薬の服用に関して気を配ったほうがええどす。 とはいえ、一般に売られとる市販薬はどの人にもまんべんなく効くようにできとるため、劇的な効果を期待でけへん分、赤ちゃんへの影響も大きくはおまへん。 市販薬を用法を守って数回服用したくらいなら、あまり心配はいでしょう。 そやけども素人判断で市販薬を服用するのはよくおまへん。 例えば、実は風邪ではなくインフルエンザやった、という場合には、不必要に風邪薬を飲む原因になってます。 インフルエンザの場合、40度以上の高熱が出れば少なからず赤ちゃんに影響しますし、激しく咳き込むことで腹圧もかかってしまいます。 風邪かな、と思っても、お医者はんに妊娠中であることを告げたうえで的確な薬を処方してもらいましょう。 また、妊娠初期に気をつけたいのがレントゲンどす。 妊娠4〜16週にエックス線を大量に浴びると赤ちゃんに影響します。 でも胸部エックス線やCT検査くらいの放射線量なら、子宮に近い骨盤以外の検査であれば、まず問題いでしょう。 「会社の健康診断でエックス線検査を受けた直後に妊娠が判明した」と心配する人が多いのどすが、胸部エックス線なら子宮から離れとるし、放射線の量も少ないので大丈夫どす。 妊娠1ヶ月(0〜3週)ママの体 「あれ、毎月ちゃんとくるはずの生理がこない。」 予定より1週間ほど生理が遅れて、自分で妊娠検査薬を使って検査をし、陽性反応が出て産婦人科を受診したとします。 ほんでお医者はんから「妊娠5週どす」と言われると、「えっ?妊娠してもう5週間経ってるん?」と驚く人も、中にはいるようどす。 妊娠週数の数え方は、特に初めての妊娠で、初期の段階はわかりにくく感じるようどす。 妊娠0週0日というのは、最終月経が始まった日、つまり妊娠0週は月経中ということになってます。 月経が終わると、ママの体内では卵巣で卵子が育ち始め、子宮内膜がちびっとずつ厚くなって、妊娠が可能な環境になってます。 月経28日周期の人では、最終月経開始から14日頃に排卵が起こります。 この前後に性交があり、パパの精子とママの卵子が出会い、受精すると受精卵が誕生します。 ママの卵管で誕生したこの受精卵は、その後、細胞分裂を繰り返しもって子宮へと移動します。 ほんで受精から約1週間後、子宮内膜に着床すると、妊娠が成立します。 妊娠週数でいうと、妊娠3週頃に妊娠した状態になるのどす。 そやけどもこの頃のママには、はっきりとした妊娠の自覚症状はおまへん。 でも妊娠を継続させるために、女性ホルモンなどさまざまなホルモンが活発に分泌されるようになってます。 このホルモン環境の変化により、ママの体にあらわれてくるサインもあります。 いらいらする、いつも眠く感じる、肌が荒れる、おりものが増える、乳房が張る、便秘がちになる、えづきそう、などどす。 感じ方はひとそれぞれちゃうものどすが、妊娠のサインとして知っておくとええかと思うて。 妊娠2ヶ月(4〜7週)ママの体 毎月くるはずの生理が来ない、また基礎体温をつけとる人は高温期が続く、などから「もしや妊娠したさかいは?」と気付く頃どす。 人によってはだるさや胸のむかつきなど、つわりの症状が出始める人もいます。 また市販されとる妊娠検査薬を使って自分で確認する人も多いでしょう。 妊娠検査薬は、妊娠すると大量に作られる「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」というホルモンが尿中に排出されるのに反応して、妊娠しとるかどうかを調べることがでけるのどす。 そやけども、妊娠検査薬では妊娠しとるかどうかはかなっての確立でわかるようどすが、正常に妊娠しとるのか、それとも異常妊娠であるのかまでは判定できません。 そのため、妊娠に気付いたら、早いうちに病院、産院を受診することが大切どす。 ほんで超音波検査をして、正常妊娠かどうかを確かめる必要があります。 赤ちゃんの心拍は、妊娠6週頃から確認でけるようになってます。 この頃の子宮は、妊娠前よりひと回り大きくなって、鶏卵の1,5倍くらいの大きさになってますが、外から見た感じでは、お腹の大きさに変化はおまへん。 つわりの症状を感じたり、乳房の張りや乳首にチクチク感をおぼえたりする人も出てきます。 またこの頃に、月経と間違えやすい着床出血というものがみられる人もいます。 こら、次の月経予定日頃に1、2日続く少量の出血で、受精卵が子宮内膜に着床するときにみられる出血どす。 着床出血であれば正常な妊娠の過程で起こる出血やので心配する必要はおまへんが、出血は妊娠中のママが注意せなならへん症状のひとつでもあります。 流産・早産の兆候である場合もあるので、出血に気付いたら、病院に連絡をとり、受診しましょう。 何でもない場合が多いのどすが、病院で調べてもろておけば、安心どす。 妊娠3ヶ月(8〜11週)ママの体 妊娠3ヶ月目は、ぎょうさんの人が産婦人科での妊娠診断を受け、「妊娠した」という事実を受け入れたと同時にお腹の中の赤ちゃんへの愛情が育っとる頃だと思うて。 そやけども、この頃は実はママにとってちびっとつらい時期なのどす。 そら、症状の程度には個人差がありますが、つわりがピークを迎える時期そやしどす。 吐き気や胃のむかむか、眠さやだるさなど、不快な症状が続きますが、これも赤ちゃんが元気に育っとる証拠どす。 もうちびっとの間、とがんばりましょう。 胎盤はまだ完成しておりませんが、へその緒を通じて、ちびっとずつママから赤ちゃんへの栄養補給が始まっています。 新陳代謝が活発になるため、よく汗をかくようになるママもいます。 子宮は、妊娠10週になると握りこぶしくらいの大きさになってます。 外見からはまだお腹の大きさは目立ちません。 子宮が大きくなるため、膀胱が圧迫されてトイレがねぎなったり、足の付け根に痛みを感じたり、下腹部に圧迫感を感じることもあります。 また、大きくなる子宮に周囲の筋肉が引っ張られるため、下腹部につれるような軽い痛みを感じる人もいます。 乳房はさらに張るようになって、乳首も敏感になってます。 また、妊娠するとホルモンの分泌量が増え、新陳代謝が活発になることから、おりものが増えます。 量が増えただけであれば心配はいりませんので、下着をこまめに替えるなど、清潔を保ってください。 でも、白いボロボロした感じであるとか泡状であるなど、いつもと状態や色が違ったり、においが強い時は、膣炎などの病気の心配もありますので、受診してください。 妊娠4ヶ月(12〜15週)ママの体 妊娠4ヶ月に入ると、つわりもひと段落してくる人も多いどす。 基礎体温も下がって低温期に入るので、眠気やだるさが治まり、妊娠生活を楽しむ余裕も出てくる頃どす。 ただ、つわりの程度には個人差があるので、もうちびっと長引く人もいます。 もうしばらくの我慢どす。 子宮は子どもの頭くらいの大きさになって、こら恥骨の上に出るくらいの大きさやので、外からもおなかのふくらみがわかるようになってます。 妊娠する前に着とったスカートやジーンズがきつく感じるようになる人もいるでしょう。 妊娠15週頃までには胎盤が完成し、流産の可能性がぐっと低くなってます。 体調がええ時には適度に体を動かすことが大切どす。 ほんで太りすぎの予防とストレス解消に心がけましょう。 つわりが終わって食事にも気を配れるようになったら、カロリーコントロールと便秘予防のため、考えて献立を立てるようにしましょう。 もともと女性は月経の影響で貧血ぎみどすが、妊娠すると血液の量が増えて水っぽくなるため、鉄が不足してさらに貧血がむちゃなってます。 貧血がむちゃなると体力が低下したり、出産時の出血がぎょうさんなったり、産後の子宮の回復が遅れるなどの心配がありますので、積極的に鉄分の多い食品を摂るようにしましょう。 ただし、ママが貧血でも赤ちゃんにはほとんど影響はおまへん。 赤ちゃんは自分の血液を作るために、優先的にママの鉄分を摂取しとるからどす。 食事からの鉄分補給だけでは貧血が改善せんときは、お医者はんが鉄剤を処方してくれます。 妊娠5ヶ月(16〜19週)ママの体 妊娠5ヶ月は中期にあたり、胎盤も完成して、みんな言わはるとこの「安定期」に入ります。 子宮は大人の頭くらいの大きさになって、ママは見た目にもざんぐりしたおなかの妊婦はん体型になってきます。 この頃から妊婦健診で、子宮の大きさを調べるために子宮底長と腹囲を測り始めます。 子宮底長は、足を伸ばした仰向けの姿勢で、恥骨の上から子宮底(子宮の一番上の部分)までの長さをメジャーで測ります。 腹囲はおへその上のおなかの一番おっきいトコにメジャーをまわし、おなかまわりの長さを測ります。 また、18週頃から胎動(おなかの赤ちゃんの動き)を感じ始める人も出てきます。 経産婦(妊娠が2回目以降の妊婦)の場合はもうちびっと早う、16週頃から胎動を感じる人がいます。 胎動の感じ方には個人差があり、おなかの中で空気の泡がポコポコと動く感じ、だとか、おなかの中をスーッとなでられとる感じなど、いろいろどす。 また、一般に太っとる人よりもやせとる人のほうが感じやすいとも言われています。 ただしこの時期はまだ赤ちゃんの体重も軽く、動いても母体に響きにくいので、5ヶ月末頃まで感じない人もいます。 超音波映像で赤ちゃんの元気な様子が確認できれば、胎動を感じるのがゆっくりかて心配することはおまへん。 この頃はおなかだけでなく乳房も大きくなって、ウエスト辺りにも皮下脂肪がついて、全体的にざんぐりとしてきます。 妊娠前の下着がきつく感じてきたら、マタニティー用の下着にそろそろ替える時期どす。 成長するバストやおなかをやさしく、ほしていてしっかりとサポートしてくれるものを選びましょう。 妊娠6ヶ月(20〜23週)ママの体 妊娠がわかった時には見た目にもまるっきしわからなかった体型が、たった数ヶ月どすっかり妊婦はんの姿になってきます。 妊娠6ヶ月になると、子宮は大人の頭よりひと回り大きくなって、子宮底もおへその辺りまで達します。 前にせり出すように大きくなった子宮を支えるため、ママの体は反り返った姿勢になってます。 そのせいで、背中の痛みや腰痛、足がつるなどのマイナートラブルに悩ませるママが増えてきます。 これらの症状をやわらげるには、体を動かして血行をよくすることが大切どす。 運動は体重のコントロールにも役立ちます。 また妊娠すると乳腺葉(乳腺)が発達し、脂肪がついて乳房が大きくなってます。 母乳が本格的に分泌するのは産後どすが、準備は妊娠中から始まっとるのどす。 この頃は、母乳を作るホルモンであるプロラクチンが分泌されるので、乳頭から半透明の乳汁がにじみ出てくる人もいます。 妊娠中に、パパとママ二人の思い出作りに旅行をするなら、体調が安定しとる中期のうちがええでしょう。 移動や日程に無理のない近場がおすすめどす。 母子手帳、健康保険証、かかりつけの病院の連絡先、生理用ナプキン、動きやすい服装、はきなれた靴、の準備をお忘れなく。 また、念のため、出発前に診察を受けておくと安心どす。 妊娠中期に入ったママを対象に母親学級や両親学級を開催する病院や保健所などがあります。 両親学級についてはパパも参加できますので、ぜひ受講し、妊娠や出産の正しい知識、新生児のお世話などを夫婦一緒に学んでほしいと思うて。 妊娠7ヶ月(24〜27週)ママの体 妊娠に気付いてからおよそ半年が経ち、妊娠中期も最期の月になってます。 子宮はおへその上まで大きくなって、子宮底も23〜26cmほどになるので、下腹部だけでなくウエストまわりも重く感じるようになってます。 赤ちゃんがおなかを蹴ったり、ぐるんと回転する動きなど、頻繁に感じるようになってます。 この頃には、おなかの外から触っても胎動がわかるくらい強くなってます。 パパが待っとった感覚がやっと感じられます。 たくはんおなかをなでで、たくはん話しかけてあげてくださいな。 一方で、おなかが大きくなったことで起こるマイナートラブルに悩まされるママも増えてきます。 たとえば静脈瘤もそのひとつで、ふくらはぎや太ももの内ねぎ、外陰部などの血管がこぶみたいにふくらみます。 また、おなかやバストの皮膚が引き伸ばされることで、妊娠線が現れることもあります。 静脈瘤や妊娠線は、痛みがあったり、見た目が気になってますが、妊娠にともなう生理的な変化どすので、お産が終われば、ほとんど気にならへん程度に改善されます。 そのほかにも便秘や立ちくらみ、足のむくみなどがむちゃなったり、仰向けに寝るのが苦しくなってきます。 腰や背中が痛く、仰向けに寝るのが苦しいときは、体の左ねぎを下にして、シムスの体位をとりましょう。 ひざにクッションをあてると、体が安定します。 妊娠中期を過ぎる頃から、おなかの張りを感じる人も増えてきます。 ママが感じるおなかの張りは子宮の収縮どす。 座ったり横になると治まる張りなら心配いりませんが、安静にしても張りが続くときは、お医者はんに診てもろてください。 妊娠8ヶ月(28〜31週)ママの体 妊娠28週からは、妊娠後期に入ります。 子宮底長は、31週には約26〜29cmになって、おへそとみぞおちの中間くらいまで達します。 足元が見えにくなんぼいおなかが大きくなるので、特に階段の上り下りなど、注意が必要どす。 また「靴下が履きにくい」ことを実感するママも多いことでしょう。 この頃は、大きくなった子宮が心臓や胃を押し上げるため、動悸や息切れ、胃もたれを感じやすくなってます。 また下腹部や足のつけ根に重苦しさや痛みを感じることもあります。 妊娠にともなう症状とはいえ、体に負担がかかっとるサインどすから、無理をせず休みましょう。 妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の心配も高まってきます。 一日中むくんでいるときは要注意やので、お医者はんに相談してください。 また、夕方から夜にかけて、おなかが張り、硬くなる回数も増えます。 休むと治まるものであれば、妊娠にともなう生理的なものやので心配おまへんが、ずっと張りが続いとる、定期的に張りがやってくる、などの場合は受診してください。 それが早産の兆候かてなくても、ひとりで心配せず、お医者はんに診てもらえば安心どす。 また、後期に入ったこの時期から、そろそろ赤ちゃんにつける名前を相談しておきましょう。 「生まれて顔を見てから決める」という人もいるでしょうが、いざとなってあわてへんように、男女両方の名前の候補をいくつか考えておくとええかと思うて。 名前に使えへん漢字も法律で決められていますので、名づけの本などで調べておくとええどす。 パパも一緒に、赤ちゃんがいる暮らしをイメージして、赤ちゃんを迎える準備をしていってくださいな。 妊娠9ヶ月(32〜35週)ママの体 妊娠35週になると、子宮底長はよう31cmになって、みぞおちあたりまで達します。 こら妊娠の期間中でもっとも高くなる時期で、そのためいかいなおなかを抱えるえらいさをいちばん感じるのが9ヶ月といえます。 心臓や肺も圧迫されるため、動悸や息切れがむちゃなったり、胃のむかつきもピークを迎えます。 膀胱も圧迫されるので、トイレの回数が増えてきます。 また、くしゃみやせきをすると少量の尿がもれることもあるでしょう。 出産の準備も始まり、膣や子宮口が柔らかくなってきます。 そのため、おりものがさらに増えたり、外陰部に腫れぼったい圧迫感を感じることもあります。 血液の循環量がさらに増え、夕方になるとむくみで靴がきつくなったり、足首が太くなる人もいます。 この頃になると出産も間近ということもあり、特に初めての妊娠の場合は、不安や緊張の日々を過ごしとる人もいることでしょう。 出産を乗り越えるいかいな力になるのは「赤ちゃんに会いたい」というママの前向きな気持ちどす。 出産の知識を身につけておくと、不安を減らすことができ、出産が楽しみになってきます。 妊娠9ヶ月に入ったら、陣痛を乗り切るリラックス法を練習しておくとええでしょう。 長時間の分娩を乗り切るには、上手にリラックスして、心身の負担をでけるだけ軽くすることがコツなのどす。 また、腰の痛みのやわらげ方として、仰向けの状態で握りこぶしを腰にあて、腹式呼吸で吸う時に押し、吐くときに力を抜く方法もあります。 呼吸の仕方やマッサージ、力の抜き方など、リラックスする方法を助産師はんに相談してアドバイスをもらうなどして、出産をイメージしもって練習をしてみてください。 妊娠10ヶ月(36〜39週)ママの体 妊娠39週では、赤ちゃんの頭が骨盤の中に入るため、子宮が下がり、子宮底長は約33cmになってます。 おなかのふくらみが、先月よりもちびっと低い位置になったように見えるかもしれません。 出産予定日は40週0日どすが、出産に最適な期間には幅があり、37週0日〜41週6日を正期産と呼びます。 妊娠10ヶ月に入ると子宮が下がって胃を押し上げなくなるので、胃もたれが楽になってますが、引き続きカロリーオーバーにならへんよう注意してください。 また、下がってきた子宮に膀胱が圧迫され、トイレの回数が増えます。 赤ちゃんの頭が骨盤の中に入り、からだ全体が動くようないかいな胎動は減ります。 子宮口や膣がやわらかくなるため、水っぽいおりものがさらに増加します。 出産が近づいたサインはいくつかあります。 おしるしという少量の血液が混じったおりものがあったら、ぎょうさんは数日後に陣痛が始まります。 また、不規則やった子宮の収縮(前駆陣痛)が10分間隔の規則的な張りになったら、陣痛の開始どす。 病産院に連絡を取り、入院の仕度をして向かいましょう。 通常、陣痛開始後に破水しますが、陣痛前に前期破水として起こることもあります。 その場合も感染が心配やので、すぐに病産院へ向かいます。 これらのサインのうち、おしるしから始まる人、陣痛から始まる人、前期破水から始まる人、それぞれどす。 二人目の出産でも、一人目の時と始まりがちゃうことが多いのどす。 妊娠10ヶ月に入ったら、お産の兆候に注意して過ごしましょう。 妊娠がわかった日から今日まで、不安や期待、いろいろな想いを抱えもっておなかの赤ちゃんとともに過ごしてきたマタニティーライフとも、もうすぐお別れどす。 いかいなおなかとさよならするのは、ちびっとさみしいと感じる人もいるでしょう。 妊娠して自分のおなかの中で赤ちゃんを育てるなんて、むちゃすばらしい経験どす。 ほんでこれからは、子育てというもっとすばらしい経験をする日々が待っています。 赤ちゃんに会える日も、まもなくどす。 妊娠中の体重管理について 妊娠すると、体重が増えるきっかけがたくはんあります。 まず、何や食べないと気持ち悪くなってしまう食べづわり、つわりが終わった後の反動、ストレスで食欲増進、ほんで周囲からもっと食べるように促されたり運動不足が重なって… そのうえ、妊娠するとママの体や赤ちゃんを守る本能が働いて、エネルギーをため込もうとする体質に変化してしまうのどす。 体重管理がややこしいのも当然といえばそうなのどす。 とはいえ、必要以上に太ると、さまざまな問題が出てくるのどす。 妊娠中には腰痛が起こりやすくなったり、妊娠線ができやすくなったり、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)にもかかりやすくなってます。 また、産道に脂肪がついて狭くなって、難産になる引き金になってかねません。 出産時に微弱陣痛にもなってやすいといわれています。 体重増加はどこまでOKか、というと、病院で厳しく管理されるトコ、妊婦はん本人に任せとるトコとさまざまどすが、基本的に、妊娠時点で標準体重やった人は+10kgまで、やせ過ぎやった人は+12kgまで、太りすぎやった人は+8kgまで、と目安にするとええでしょう。 胎児・胎盤・羊水で約4kg、ママの血液・水分・子宮や乳房の増加分で約3.3kg、それ以上の増加はママの皮下脂肪などどす。 妊娠中の食事は、栄養バランス、減塩、低カロリーを心がけるようにしましょう。 また、つわりが治まって気分も晴れ晴れ、食欲も晴れ晴れ…と間食を増やしてしまわないよう、ほんでおなかが大きくても経過が順調なら適度に体を動かすなど、小さな努力を積み重ねて、体重をしっかり管理していきましょう。 早産と切迫早産 妊娠中期から後期にかけての心配事のひとつに、早産と切迫早産があります。 早産とは、赤ちゃんがまだ未熟な妊娠22週〜37週未満にお産が始まることをええます。 早産は、妊娠月数が満ちておらんだけであって、お産の始まりは普通の分娩と同じどす。 産後、赤ちゃんの成熟度に合わせた治療が必要になってきます。 場合によってはNICU(新生児集中治療室)の整った病院へ転送されることもあります。 赤ちゃんが自分の力で生きられるようになるまで、保育器に入って過ごします。 それに対して切迫早産とは、妊娠が継続しとるものの、22週〜37週未満に規則的な子宮収縮(陣痛)が続いたり、子宮口が開く前兆として子宮頸管が短くなったり、子宮口が開いたり、早産の兆候がある場合をええます。 そのまんまお産が始まれへんように、安静を第一に過ごします。 お医者はんの指示に従って、自宅で、または入院して、早産の兆候がなくなるまで横になって過ごします。 必要に応じて、子宮収縮抑制剤を服用したり、点滴による治療が行なわれます。 ちびっとでも早う対応するため、「規則的なおなかの張りが続く」「出血がある」「おなかや腰に痛みを感じる」「破水した(あるいは、したかもしれへん)」という時には、すぐ病院に連絡をとって受診してください。 早産の原因は、ママねぎとしてB群溶連菌やクラミジアなどによる感染症、子宮の形の異常、子宮頸管無力症、前置胎盤や羊水過多、赤ちゃんねぎとしてさかしま子の場合、多胎妊娠の場合、などがあるといわれています。 そやけども、どれにも当てはまっていなくても、早産の兆候があらわれることもあります。 早産を避けるために、頻繁におなかが張る人は運動のし過ぎに注意したり、妊娠高血圧症候群などの合併症にならへんように体重の増えすぎや塩分の摂りすぎに気をつけてください。 妊娠1ヶ月(0〜3週)赤ちゃんの様子 月経周期が28日のママの場合、卵管で受精卵が誕生するのは妊娠2週目頃になってます。 受精卵が子宮までたどり着くのは、受精から3日後くらいどす。 その間、受精卵は1個から2個、2個から4個、4個から8個…と細胞分裂を繰り返し、子宮に到達する頃には桑の実のような形にまで変化します。 ほんで桑実胚と呼ばれるその桑の実のような受精卵が、胞胚に変化し、いええよ着床(妊娠の成立)という状態になってます。 こみたいに妊娠1ヶ月の間に受精卵は驚くほどのスピードで変化をしますが、まだむちゃ小さいため、超音波検査で確認することはできません。 妊娠3週末頃になると、受精卵はタツノオトシゴのような形にまで変化します。 この頃にはすでに、中枢神経や心臓、肝臓など、生命に深く関わる器官の元になる組織がほぼできあがっています。 中枢神経は、将来、脳や脊髄に分かれて発達していくものどす。 そやけども、妊娠1〜2ヶ月の間は、流産の可能性が高い時期でもあります。 まず受精卵が子宮に着くまでの間に、細胞分裂が十分に行なわれへんと着床できません。 その後も超音波検査で胎児の心拍が確認でけるころまではちびっと心配な時期は続くかもしれません。 赤ちゃんの性別については、実は受精した瞬間に決まっとるのどす。 性別を決める性染色体にはXとYがあり、卵子の性染色体はXだけどすが、精子の性染色体にはXとYがあります。 Xの精子が受精するとXXで赤ちゃんは女の子に、Yの精子が受精するとXYで男の子になってます。 そやけども、妊娠した時点どすでに性別が決まっとるとはいえ、超音波映像で確認でけるのはまだ先のことどす。 妊娠2ヶ月(4〜7週)赤ちゃんの様子 妊娠に気付いたあほりの4、5週頃には、お腹の中の超音波写真に赤ちゃんを包む「胎嚢(たいのう)」という袋が見えます。 胎嚢の大きさは約10mmで、まだ中にいる赤ちゃんの姿は見えません。 そやけどもこの頃、まだしっぽがある両生類に似たような姿をしとる赤ちゃんも、妊娠7週頃になると長いしっぽのようなものはなくなって、頭と胴体の区別がはっきりとして2頭身の人間らしい姿に成長します。 目や耳、口もちびっとずつ原形ができてきますが、まだはっきりとした形にはなっておりません。 脳や脊髄などの神経細胞のほとんどが作られ、心臓や胃、肝臓などの内臓も急ピッチで作られていきます。 そのため、4〜16週は器官形成期とも呼ばれます。 妊娠4週を過ぎる頃には赤ちゃんの心臓も動き始め、6週ころになると、超音波でも胎児の心拍が確認でけるようになってます。 また胎盤のもとになる絨毛も増殖し、へその緒も発達し始め、ママと赤ちゃんのつながりもだんだん強くなってきます。 妊娠期間の中でも、赤ちゃんが急激に成長するのがこの時期どす。 脳や内臓、四肢など、生きるために大切な器官の基礎が作られる時期どす。 そのため、この時期に薬や放射線、ウイルスなどが母体に入ると、赤ちゃんに奇形や機能障害などを起こす可能性も出てきます。 そやけども必ず起こるわけではおまへん。 薬やエックス線は、妊娠4週より前であれば、器官形成期前やので赤ちゃんへの影響はそう心配おまへん。 4〜7週の場合でも、薬の種類やエックス線の量、部位によってはさほど問題はおまへん。 妊娠すると、あれこれと心配してしまうものどすが、ひとりで悩まず主治医に相談しましょう。 妊娠3ヶ月(8〜11週)赤ちゃんの様子 妊娠した女性にしかわかれへんつわりの症状に、少々つらい時期を過ごしとるママが多い3ヶ月目。 つわりで体がだるくて仕方ないママとは対照的に、この頃の赤ちゃんはすくすくと元気に、ほんで着々と人間らしい体になってきています。 妊娠2ヶ月の頃には「胎芽(たいが)」と呼ばれた赤ちゃんは、妊娠3ヶ月に入る8週目になると、人間の赤ちゃんとして「胎児」と呼ばれます。 しっぽは完全になくなって、頭や胴、足がはっきりしてきて、顔もおでこやあご、まぶたができて人間らしい顔立ちになってます。 内臓もさらに発達し、肝臓が本格的に血液を作り始めたり、血液循環も始まったり、羊水を飲んで時々おしっこをするようにもなってます。 羊水の中では体を曲げ伸ばしたり、手足を動かしたりと活発に動き、へその緒も長くなることもあって、羊水の中を動き回れるようになってます。 皮膚の色はまだ透明で、血管や内臓が透けて見えます。 これまで赤ちゃんは「卵黄嚢(らんおうのう)」と呼ばれる組織から栄養をもろて成長してきましたが、この頃から、胎盤とへその緒を通してママから栄養をもらうようになってます。 外性器も発達して、11週のしまい頃になると、男女の性別がはっきりしてきます。 妊娠すると早いうちから赤ちゃんの性別が気になってしまうものどすが、まだ超音波映像で捉えるのはややこしいどすな。 赤ちゃんが元気かどうか調べる時に重要なのが、超音波検査で確認でける心拍どす。 赤ちゃんの心拍は、1分間に120〜140で、大人の約2倍の速さどす。 小さな心臓を一生懸命に動かして成長しとるのどすな。 妊娠4ヶ月(12〜15週)赤ちゃんの様子 妊娠4ヶ月頃の赤ちゃんは、頭からおしりまでの長さが約16cm、体重は約100gにまで成長しています。 超音波写真を見ると、妊娠12週頃にはすでに頭、胴、手足が識別でき、小さいもっても人間の形をしていて、ほんまにかわいらしう感じます。 この頃の妊婦健診は基本的に4週間に1度どすので、受診して超音波写真を見るたびに成長しとる赤ちゃんの姿を見たくて、はよう受診予定日が来ないかな、と待ち遠しく感じるママも多いと思うて。 この頃までには体の基礎が作られ、心臓や肝臓など、体の各器官が機能し始めます。 2ヶ月前にはまだチューブ状やった脳も急成長をとげ、大脳、小脳などが形成されます。 妊娠15週頃までには胎盤が完成し、赤ちゃんは発達成長するために、へその緒を通して酸素や栄養を摂取し、老廃物や二酸化炭素をママへ返すようになってます。 胎盤はこのほかホルモンを分泌して成長を助けることもします。 そうして出産にむけての準備を進めるのどす。 胎盤と赤ちゃんを結びつけるへその緒は、妊娠後期には50cmほどの長さになってます。 またこの頃の赤ちゃんは骨格もほぼ完成し、手足に筋肉がついてくるので、足を曲げたり伸ばしたり、羊水の中で回転するなど、動きが活発になってます。 手足の指も分かれてきます。 皮膚もちびっと不透明に変化し、厚みが増してきます。 目はまだ閉じたまんまどすが、口は開け閉めし、時には口に触れたものに吸いつく動作も見られます。 生まれてからおっぱいを飲む練習を、この頃からしとるんどすな。 腎臓の機能も発達し、羊水を飲んでおしっことして排泄するようになってます。 妊娠5ヶ月(16〜19週)赤ちゃんの様子 妊娠初期のいろいろな不安やつわりにつらい時期を過ごしとったママも、5ヶ月になると落ち着いてマタニティーライフを送れるようになってます。 ほんでおなかの中の赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しめるようになる時期でもあります。 この頃の赤ちゃんの頭は鶏卵大、つまり、妊娠する前のママの子宮ほどの大きさになってます。 身長に対する頭の比率がちびっと小さくなって、4頭身くらいになってます。 骨格と筋肉も発達し、赤ちゃんはさらに羊水の中で活発に動けるようになってます。 足を前に伸ばしたり、首を振ったり、動きにバラエティが出てきます。 その動きをおなかの中で感じ始めるママも出てきます。 赤ちゃんからの「元気にしとるよ」のサインどす。 胎動を感じるときが、妊娠して一番しあわせを感じるときだというママもいます。 赤ちゃんの皮膚の色はだんだんと赤みを帯び、体型も、皮下脂肪がついてちびっとざんぐりしてきます。 「胎毛」と呼ばれる産毛も全身に生え、手足には爪が生えてきます。 でも爪が完成するのは8ヶ月頃どす。 聴覚機能がかなって発達し、外の音に反応するようになってます。 たくはん赤ちゃんに話しかけてあげてください。 さかしまに、パパとママのけんかの声も聞こえてしましはりますから、ここは夫婦仲良く過ごしましょう。 おっぱいを吸う準備として自分の指をしゃぶる動きも盛んに見られるようになってます。 子宮の中で、赤ちゃんは羊水に浮かぶようななりをしています。 赤ちゃんは羊水を飲んでおしっこを羊水に排出していますが、羊水は赤ちゃんを外の衝撃から守るクッションの役目も担っています。 妊娠6ヶ月(20〜23週)赤ちゃんの様子 妊娠6ヶ月になると、大きくせり出したママのおなかからもわかるように、赤ちゃんはどんどん大きくなって、妊娠23週頃には身長(頭殿長)約30cm、体重約650gにまで成長しています。 そのため、妊婦健診時の超音波の画面にも全身が写らなくなってます。 そやけども、頭と手のアップを見ることができたり、手をグーにしとるとか指の形まで見ることがでけるようになってます。 この頃の赤ちゃんは子宮の壁を蹴ったり、両足のつま先をくっつけたり、羊水の中で活発に動き回ります。 妊娠16週頃には赤ちゃんがまだ小さく、元気に動いていてもママには気付きにくかったさかいすが、妊娠20週頃からは動きが力強くダイナミックになって、感じる胎動もより強くなってきます。 そやけどもこの頃はまだ赤ちゃんの位置が定まっておらんので、健診時にさかしま子になっとることもよくあります。 ぎょうさんは今後、頭を下に向けた頭位に戻ります。 顔にはまゆ毛やまつ毛が生え始め、髪の毛も濃くなってきます。 口の中には、将来、乳歯となって生えてくる部分が形作られます。 皮膚の神経や聴覚、味覚、嗅覚などの感覚がさらに発達します。 手のしわや指紋のもとになる隆起も盛り上がってきます。 消化機能も発達し、羊水を飲んでおしっこをしますが、胎児のおしっこは水のようで美しおしてす。 また卵巣や精巣が発達し、下垂体などからのホルモン分泌も盛んになって、外性器の形もはっきりとしてきます。 妊娠したとき、すでに赤ちゃんの性別は決まっとるのどすが、この頃になってやっと超音波映像で確認でけるようになってます。 そやけども超音波映像により性別を知ることができても、その結果が100%確実とはいえません。 また赤ちゃんの位置や姿勢によっては、外性器部分を確認することがでけへんこともあります。 赤ちゃんの性別を知りたいママにとっては、また次回の健診までのお楽しみ、どすな。 妊娠7ヶ月(24〜27週)赤ちゃんの様子 赤ちゃんの性別は妊娠した瞬間に決まっていますが、区別が目に見えてわかるようになるのはこの頃どす。 超音波検査を受けたときの赤ちゃんの体位によっては、もっと早い時期に分かることもありますが、妊娠7ヶ月頃になると、ママが見てもわかるくらい外性器がはっきりと写ることがあるのどす。 病院の方針などにもよりますが、赤ちゃんの性別が気になるママは、お医者はんに尋ねてみるのもええかもしれません。 この頃の赤ちゃんは身長(頭殿長)約35cm、体重約1000gどす。 身長の伸びが緩やかになる代わりに、皮下脂肪が増え、体がざんぐりしてきます。 全身に産毛が生え、皮膚も厚くなって、以前より肌色にねぎなってきますが、まだ皮下脂肪が十分ではなく、しわが多い状態どす。 脳も発達し、運動機能も充実してきます。 今までは子宮壁にぶつかったときにはずみで回ることが多かったさかいすが、この頃からは自分の意思で向きを変えたり、動きをコントロールでけるようになってます。 聴覚が発達し、ママの心臓の音が聞こえるようになってます。 また子宮が大きくなって、妊娠が進むにつれママの腹壁が薄くなってくるため、ママの声や外界の音もさらによく聞こえるようになってます。 まぶたは上下に分かれ、まばたきがでけるようになってます。 まだ明暗を認識する程度どすが、視覚も発達してきます。 超音波の画像を見ると、赤ちゃんが正面を向いていれば、その顔立ちがわかるようになってます。 健診時にもろた超音波写真を持ち帰って、パパ似かな、ママ似かなと、家族で話すのも楽しみどすな。 この頃はまだ、胎児の大きさに比べ、羊水の量は多めどす。 妊娠8ヶ月(28〜31週)赤ちゃんの様子 妊娠8ヶ月の頃の赤ちゃんは、身長(頭殿長)約40cm、体重約1500gにまで成長しています。 妊娠28週を過ぎると、心臓や腎臓、骨髄など、赤ちゃんが自力で生きていくための器官の機能がほぼ完成します。 出生後の肺呼吸の練習として、まるで呼吸しとるように定期的に肺をふくらませる様子も見られます。 万が一、早産になったとしても、適切な低体重児医療を受ければ育つ可能性がかなって高くなってました。 ただし、肺は呼吸に似た動きを始めたものの、まだ未熟な状態どす。 そのため、もうしばらくはママのおなかの中で育つ必要があります。 赤ちゃんには皮下脂肪がつき、体がさらに大きくなって、だんだん子宮が窮屈になってきます。 活発に体を回転させようとする赤ちゃんもいますが、頭を下にする「頭位」の姿勢になる赤ちゃんが増えてきます。 この時点でさかしま子の赤ちゃんもいますが、妊娠9ヶ月で自然に頭位に戻ることがあるので、早うからあまり心配することはおまへん。 最終的にさかしま子で出産を迎えることになる人は、全体の3〜5%程度といわれています。 さかしま子を治すための体操として、両膝と胸を床につけ、おしりを高く持ち上げる胸膝位を5〜10分保つ方法があります。 みんな言わはるとこの「さかしま子体操」どすが、行なうにはお医者はんの許可をもらい、おなかが張ったらやめてください。 また、さかしま子治療に鍼灸を取り入れとる産院もあるようどす。 鍼灸はさかしま子を治すだけでなく、安産や産後の回復にも効果があるそうで、副作用のない方法として、妊娠をきっかけに鍼灸を初体験する人の話もよく聞かれます。 妊娠9ヶ月・10ヶ月の赤ちゃんの様子 妊娠が判明した日からおよそ7ヶ月間、マタニティーライフを楽しんできましたか? おなかもすっかり大きくなって、おなかの赤ちゃんとも楽しくコミュニケーションがとれるようになっとることでしょう。 妊娠9ヶ月(32〜35週)頃の赤ちゃんは、見た目にはもう新生児とそう変わりません。 手足は活発に動かしますが、子宮の中で回れななんぼい体は大きくなっています。 妊娠9ヶ月の始めである32週頃には自律神経が成熟し、交感神経と副交感神経のバランスがとれ、心拍や呼吸、体温調節の働きが整ってきます。 ただ、まだ完全ではおまへんので、もうちびっとおなかの中にいたほうが、産後スムーズに胎外生活が送れます。 35週になると、肺と腎臓の機能が完成してきます。 ほんで妊娠の最終月である10ヶ月(36〜39週)に入ると、心臓や呼吸器などの器官が成熟し、出産のスタートに向けて赤ちゃんも準備を開始します。 頭を下にして、ママの骨盤の中に降りてきます。 子宮が窮屈になってきたさかい、赤ちゃんは両腕をぴったり胸につけ、あごをひき、ひざから曲げた両足をおなかに引き寄せたコンパクトな姿勢になってます。 一般に39週の赤ちゃんの体重は3000〜3100gといわれていますが、個人差がおっきいどす。 おなかにいるときの推定体重は、超音波で診たBPD(頭の横幅)、FL(太ももの骨の長さ)、FTA(腹部の前後幅と横幅)を計算式に当てはめて調べますが、実際の体重とは誤差があります。 誕生直前の赤ちゃんと新生児の違いは、肺呼吸をしとるかどうかどす。 胎児の肺機能は35週頃から急速に成熟し、37週では肺呼吸が十分可能になってます。 おなかの中で、驚くほどのスピードで成長を遂げてきた赤ちゃん、ママと一緒に出産を乗り越え、ママに抱っこしてもらえる日もすぐほんどすな。
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■美容・コスメ・香水グッズ ・美容・コスメ・香水★ 美顔器、補正下着、カラーコンタクト、ドライヤー、リップグロス、口紅、マニキュア、石鹸 ■ダイエット ・耳つぼダイエット 経絡、つぼ、料金、反射区、消費カロリーと摂取カロリー。遠赤外線・マイナスイオン。 ・痩身 リバウンド、セルライト除去、酵素風呂やセラミックサンドバス、岩盤浴、ゲルマ温浴、フェイシャル、メソセラピー。 ・足痩せ 靴下、モデル体型、自転車の乗り方、入浴法、トラブル、ウォーキング、むくみ、痩せる 太もも痩せ、脚痩せ。 ・二の腕 有酸素運動、無酸素運動、半身浴、サイクリング、炭酸ガス、ウエスト スクワット。 ・ダイエット器具 ダイエットグッズ、健康器具、ボクシング、サウナスーツ、なわとび、エアロバイク、ルームランナー。 ・下半身ダイエット&下半身痩せ 水泳、自律神経、ダンベル体操 ブルマ、上半身、デブ、腹筋、お尻、ふくらはぎ。 ・ダイエットレシピ 料理、献立、調理、和食、食材、節約、主婦、メニュー、グルメ、ランチ、サラダ。 ■健康食品 ・チアシード 食物繊維、便秘解消、雑学情報、人気商品。 ・健康食品 癌(ガン・がん)、良性腫瘍と悪性腫瘍、抗がん剤、放射線治療、詐欺。 ・プロテイン バストアップ、プロポリス、たんぱく質、筋肉、内臓、大豆。 ・栄養管理 高脂血症、高尿酸血症、循環器疾患、大腸癌、高血圧症、肺扁平上皮癌、慢性気管支炎、肺気腫、アルコール性肝障害、歯周病、骨粗髪症。 ・アミノ酸 脳、内臓、血管、白血球、赤血球、骨、筋肉、神経、皮膚、毛髪、爪、ほんで、遺伝子DNA、ホルモン、ローヤルゼリー、アルギニン。 ・マクロビオティック 長寿の理論や技術。料理教室、スイーツ、クッキー、ケーキ。 ・ゆず茶 柚子茶、日記、疲労回復・抗癌効果・毛細血管の保護・消化の促進、韓国人。 ・野菜の有益情報 緑黄色野菜、有機野菜、オーガニック野菜、宅配、無農薬野菜、野菜ジュース、野菜ソムリエ、冷凍野菜、果物、ベジタリアン、産直・産地直送。 ・糖尿病対策の食物 身長、体重、年齢、性別や仕事内容から医師が指示。 旅行、合併症、動脈硬化。 ■髪の健康 ・髪 茶髪、髪質、カット、まとめ髪、自毛植毛。 ・女性用かつら おしゃれ、ウィッグ 薄毛、頭皮、頭髪、増毛。 ・発毛 ステロイド剤、プロペシア、ミノキシジル、リアップ、円形脱毛症。 ・育毛 紫外線、はげ、ハゲ、禿げ、DHA、EPA、血液サラサラ。 ・ロレアルケラスターゼ 有名&人気ヘアエステティックブランド。 ■出産 ・産後ダイエット 母乳、育児、納豆、X脚改善、小尻、帝王切開、中国式。 ・つわり 流産、妊娠、出産、育児、妊婦、妊娠初期、悪阻、食欲不振、子宮筋腫、妊娠検査薬、基礎体温、胸焼け、げっぷ。 ・出産 赤ちゃん、マタニティー、子育て、ベビー、結婚、ベビーカー、新生児、お産、不妊、あかちゃん、産婦人科、安産、無痛分娩。 ・出産準備 検診費用や産院への交通費は、確定申告の医療費控除。陣痛、難産、産休、平均年齢、水中、兆候。 ・排卵と子供産み分け 男女の産み分け、性別、婦人体温計、排卵日、基礎体温、妊娠初期症状。 ・出産祝い 贈り物、プレゼント、ギフト、お祝い、内祝い、引出物、内祝、べビー服、お返し、相場、ランキング、お宮参り。 ■育児・子育て ・育児相談 転倒や転落事故、嘔吐。誤飲や窒息、下痢、急性中耳炎、発熱、授乳、離乳食、保育園、熱中症、鼻水や鼻づまり。 ・育児ノイローゼ 夜泣き、離乳食、マタニティーブルー、トイレ、予防接種。 ・子育ての悩み相談 育児疲れ・不安・イライラ。おやつ、おしゃぶり、インフルエンザ。 ・子供保険 教育費の「学資保険」と結婚資金の「婚資保険」。医療保険、終身保険、海外旅行保険。解約返戻金、ファイナンシャル・プランナー、奨学金制度・教育ローン。 ・子育て スキンシップ、車酔い、夫婦喧嘩、挨拶・あいさつ、共働き、無視。 ・受験@塾と予備校と学習塾 小学生、中学生、高校生、大学生、英検、家庭教師、授業、講師、生徒、夏期合宿、進学、試験、模試、合格。 ・子供服ブランド オークションやリサイクルショップ、出産後、産院から退院し、お披露目・お宮参り・100日祝い、普段着、入園式・卒園式、入学式・卒業式、発表会、フォーマル服。 ・入学祝い 絵本、辞典、辞書、参考書、カバン、文房具、靴、洋服、傘、財布、定期入れ、時計、近所づきあい、友人、上司、部下。 ・習い事 バイオリン・相撲・華道・将棋・茶道・そろばん・書道・習字・卓球・ゴルフ・テニス・ミニバスケットボール、サッカー、野球、フィギュアスケート、少林寺拳法、柔道、剣道、日本舞踊・新体操教室、空手、ジャズダンス、バレエ。 ・携帯電話 個人情報の流出・不当請求被害、アダルトサイト・出会い系サイト、有害サイト、アクセス。電磁波、プリペイド式、モバイル、PHS。 ・教育ローン 返済、アルバイト、学費免除、留学、融資限度額、学費、入学金、金利優遇キャンペーン、キャッシング。 ・幼児英語 乳児、幼稚園、英会話、キッズ、電話勧誘、資料請求や無料体験。 ・予備校 浪人生、公務員、医学部、入試、進路、受験生、勉強、暗記、東大、学習、スクール、テスト。 ・学習机 デスク、インテリア、椅子、家具、カントリー机、チェアー。 ・ランドセル 防犯ブザー、障害児用オーダーメイド、思い出をミニランドセル、キャラクター。 ■歯の健康 ・インプラント 入れ歯やブリッジ、代替治療法、歴史、トラブル、痛み、腫れ、出血。 ・矯正歯科 歯列矯正、歯並び、歯医者、ホワイトニング、出っ歯、受け口、審美、入れ歯、虫歯、 親知らず、歯茎、顎。 ■その他の医学情報 ・高額療養費@高額医療費 交通事故、労災保険、差額ベッド代、確定申告や年末調整・医療費控除・時効。 ・AED 心臓病で突然死、救急車、人命救助、講習、ペースメーカー、救命救急、設置。 ・子供の病気 小児喘息、おたふく風邪・かぜ・カゼ・発作肺炎・はしか・結膜炎・難聴・水ぼうそう・とびひ・手足口病・おたふく風邪・川崎病・タミフル。 ・パンデミック 世界的な流行病を指す医学用語、黒死病・ペスト、鳥インフルエンザ、コレラ、アジア風邪、スペイン風邪、SARS、O-157。 ■化粧品 ・アルビオン 老化、美白などの悩み解決のコスメ。 ・化粧品の通販 ファンデーション、スキンケア、ピーリング、美肌、クレンジング、洗顔、エステ、しわ、基礎化粧品の通信販売。 ■目の健康 ・レーシック 視力回復のレーシック手術は眼科治療の医療技術。成功、失敗、メリット、デメリット。 ・乱視 近視、コンタクトレンズ、矯正、老眼、メガネ。 ・遠視 内斜視、弱視、眼鏡(めがね)、遠視小児。 ■介護 ・福祉の仕事 介護福祉士・社会福祉士・義肢装具士・ボランティア活動・作業療法士(OT) 理学療法士(PT)、保育士手話通訳士、看護士・看護婦(ナース)。 ・介護 高齢者や障害者の日常生活の世話、介助。認知症、准介護福祉士、在宅、介護保険料。 ・介護施設 グループホーム、通所デイサービス、老人保健施設、リハビリテーション、ホームヘルパー、医療、ケアハウス、車椅子、車いす。 ・介護保険 社会保険、要介護・要支援認定の申請、生活保護、訪問介護 、痴呆症、年金。 ・老人ホーム 有料・無料、終身介護、見学と体験入居、集団生活。 ・高齢者住宅 賃貸住宅、バリアフリー、住宅、改修、リフォーム、マンション、アパート、一戸建て、家賃、管理費。 |