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子育て〜美容整形外科〜きれいなお姉さん |
赤ちゃんと接していく中で、スキンシップはむちゃ大事なことどす。 大切な赤ちゃんをいっぱい抱っこしてあげて、笑顔でたくはん話しかけてあげましょう。 スキンシップをとることは、お母はんの優しい声や笑顔を、直に感じとることがでける最適の方法どす。 赤ちゃんはむちゃ安心でき、自分は大切にされ愛されとる、と感じることがでけるのどす。 ほんで、自然と親と子の信頼関係を築いていくのどす。 子供は毎日ちびっとずつ、成長しています。 ちょい前までハイハイできなかったり、歩けなかった子も、成長を重ねることで、いつの間にかでけるようになっていくのどす。 そないな子供の成長を実感するとき、どんな親でもうれしいはずどす。 そやし思いっきりの笑顔で「上手だね！」「すごいすごい！」と褒めてあげましょう。 ほんで、抱っこしとったくはんスキンシップをとってあげてください。 子供は、お母はんが喜んでいる姿にむちゃうれしくなって、もっとおきばりやすみいようと意気込むのどす。 それと同時に、信頼関係もさらに深まります。 赤ちゃんが泣くのは、甘えたいときや自己表現を表すときどす。 また、眠いときや、おなかがすいた時などに泣くだけでなく、さみしい時や抱っこして欲しい時など、不安な気持ちなどを表す手段でもあるのどす。 その時は、すぐに抱っこして安心させてあげましょう。 そやけども、さかしまに抱っこをしてあげないことが増えると、徐々に赤ちゃんは泣かなくなってしまいます。 こら、手がかからなくてええ子なんて思ってはいけません。 心の病が始まっとるのどす。 赤ちゃんはなんぼ泣いても抱っこしてもらえへんことが続くと、自分は愛されてへんと思ってしまいます。 ほんで、泣くのを止め、表情のない子になってしまいます。 つまり、心の底から甘えたい気持ちを、抑えてしもたさかいす。 この状態が大きくなるまで続くと、いずれ何らかの症状が現れてきます。 こみたいに、赤ちゃんとのスキンシップや、抱っこというのは、甘えたがりの赤ちゃんの時期にはとっても大切なことなのどす。 お風呂が嫌いな子供 子供がお風呂が嫌いで、湯船にちゃんと浸かっていられなくて、困っとるお母はんはおりませんか？ そやけども、無理やり湯船の中に入れる必要はないどすよ。 子供からすれば、湯船は深くて、熱過ぎるときもあるので、むちゃ怖いものなのかもしれません。 ほかの国を見ても、湯船に入る習慣のある国は、あまりぎょうさんはおまへん。 湯船に入らなければいけへん、と決め付けることはないのどす。 洗い場で身体をよく洗って、その後はシャワーを浴びて出ても、まるっきし問題はおまへん。 お風呂とは、身体をきれいにする所と考えればええのどす。 そうしとるうちに、湯船に浸かることがでけるようになるかもしれません。 そやけども、冬はやはり湯船に浸かれへんと、身体が温まれへんんやないか、と心配に思うかもしれません。 そういうときは、冷たい水と温かいお湯とを、別々に洗面器に入れて用意してください。 ほんで、足をお湯と水を交互に繰り返し入れてあげます。 このような冷水浴と温水浴を何度も繰り返すことで、自律神経の機能を活発にします。 ほんで、血行がむちゃ良くなって、湯船に入ったときと同じような効果があるのどす。 また、これにより湯冷めすることもなく、よく眠れるでしょう。 子育てに関しては、どんなこともそうどすが、強制することは必ずと言うてええほどうまくいきません。 そやし、お風呂が好きになるのに時間がかかっても、決して起こらず長い目で見てあげてください。 お風呂が嫌いな子供の中には、シャンプーが嫌いな子も多いようどす。 こら、目にシャンプーが入って痛い経験をした、という場合が多いようどす。 こういう子の場合は、シャンプーが必要だということを、まず理解してもらうことが必要どす。 理解し納得することは、特に小さい子供にとって重要なプロセスなのどす。 そうすることで、かなんと思ったことでも、納得してでけるものどす。 薬の使用期限 食べ物には、必ず賞味期限があります。 それと同じように、もちろんお薬にも使用期限というものがあります。 どすから、子供が急に熱を出したしと言うて、冷蔵庫にあった何年も前の座薬を使うのは危険どす。 座薬や飲み薬、注射薬にも使用期限はあります。 薬の使用期限は、保存の状態にもよりますが、未開封の場合、製造してから数年程度のものが多いようどす。 座薬の場合、家庭で保管する期限は、約半年程度だと思ってください。 そやけども、処方される段階で、残りの有効期間がどれくらいかは、わかれへんことがあります。 はっきりと確認したのなら、お薬をもらうときに、薬局で確認するようにしてください。 錠剤や座薬は、家庭でも比較的長い間、保管しておくことができますが、目薬やシロップは、２〜４週間程度が期限だと把握しておいてください。 また、お薬を保管する場所は、温度変化の少ない冷暗所がええでしょう。 直射日光に当たったり、湿度が高い状態にあると、薬が変性してしまうことがあります。 くれぐれも気をつけてください。 保管場所に最適なのは、冷蔵庫や乾燥剤を入れた缶の中などどす。 薬自体はわりかし保管ができますが、症状にあわせて薬を服用することが一番大事どす。 そやし、処方された通りに薬を服用し、残さないように気をつけてください。 もし、薬が残ったら、その都度処分したほうがええでしょう。 そうすれば、間違えて服用することがなく安全どす。 特に子供の場合は、年齢や体重によって、処方する量が大きく変わってくるので、特に注意が必要となってます。 子供の車酔いの対処法 子供が車酔いしやすいと、なかなか車でお出掛けするのはややこしいどすよな。 ほんで、小さな子供はんの車酔いの対処法を紹介します。 まず、運転の仕方を気をつけなくてはいけません。 急に加速したり、減速したりといったスピードの変動が、なるべく少ないほうが車酔いしにくくなってます。 そのため、車が動き始めるときは、アクセルをゆっくりと踏んでください。 ブレーキをかけるときも、早いうちにスピードを落とすようしてください。 つまり、一定のスピードで走るようにし、発進や停車をゆっくりとするという、安全運転を心がけることが、一番酔いにくいということどす。 また、車独特の臭いによって、酔いを引き起こすこともあります。 そやし、換気をこまめにし、また芳香剤などを使って、子供はんが気に入った香りにして、快適な空間になるように工夫してみてください。 気を紛らせるように、歌をうたったり、しりとり遊びなどして、楽しく過ごせるようにしてください。 絵本など、絵や字を見るのは、酔いやすいので止めてください。 炭酸飲料や飴さんなども、気分転換に立つ場合もあります。 そのほかには、みかんなどの柑橘類もええようどす。 準備しておくとええどすな。 ほんでも酔い始めてしもたら、でけるだけ車を停めてあげてください。 車から降りて、新鮮な空気を吸うことで、気分転換になってます。 酔い始めたあほりなら、ちびっと休憩をとることで、良くなることが多いどす。 このときも、炭酸飲料などを飲むと、すっきりとした気持ちになるでしょう。 また、以前に車酔いや嘔吐したことを思い出し、その恐怖心から再び車酔いを起こしてしまうこともあります。 何度か車酔いせいなんだ、という成功を繰り返すことで解消されるでしょう。 事前に酔い止めの薬を使用する方法もあるので、かかりつけの病院で相談してみるとええでしょう。 子供の前での夫婦喧嘩 子供の前で、夫婦喧嘩をしてしまうと、子供になんらかの影響を与えてしまいます。 もし、思わず喧嘩をしてしもたら、あとで、しっかり子供を慰めてあげることが大切なのどす。 喧嘩してすぐは、怒りの気持ちでいっぱいでしょうから、気持ちが落ち着いてからでもええどす。 「ごめんな。怖かったな。」と子供を抱きしめもって、優しく慰めてあげましょう。 あと「お父はんとお母はん、仲良くするさかいにな。」と、子供の心配を取り除くような言葉もかけてあげた方がええでしょう。 ほんで、子供によっては、夫婦喧嘩の原因が自分にあると、勘違いしてしまう子も多いようどす。 どすから、「あんたはなんも悪くないよ」と、ちゃんと説明してあげてください。 「この子は平気そうそやし大丈夫」とそのまんまにしてはいけません。 一見大丈夫そうな子は、自分のほんまの気持ちを、外に出せへん場合があります。 そのような子にも、しっかりと慰めてあげると、思いっきり泣き出すでしょう。 それによって、不安やった気持ちを、外に吐き出すことがでけるのどす。 気が済むまで泣かせてあげてください。 また、お父はんとお母はんが、冷静に考えられるようなったら、喧嘩はせんように話し合うことが大切どす。 ほんで、子供はんを慰める時、お父はんも一緒に手伝ってもらえれば、より子供はんも安心でけるでしょう。 また、子供の前で、お父はんとお母はんが仲良くしとるトコを、見せつけてあげると、子供はんの不安も吹っ飛んでしまうでしょう。 子供はんにとって、お父はんとお母はんがいつも笑顔でいることが、一番の幸せだと思うて。 あいさつできない子供 子供はんが、悪いことと認識しとるのに「ごめんなさい」と言えなかったり、何やしてもろても「おおきに」と言えへんと、お母はんは悩んでしまいますよな。 ただ、そないな時、無理やり謝らせようとしたり、感謝を強要するのはやめた方がええでしょう。 あいさつとは、自分の気持ちを相手に伝えることなのどす。 それを、まるっきし気持ちも込めず、ただ礼儀として言葉だけ言わせても、何の意味もないのどす。 子供は、お母はんやお父はんが、相手に対して謝ったり感謝しとるトコを、日常的に見ていれば、子供も自然とその意味を理解することができ、あいさつもでけるようになるはずどす。 決して、焦ることはおまへん。 お母はんたちが、見本となれるように心がけましょう。 子供の特性として、親の行動を真似するということを、覚えておかないといけません。 親が謝罪や感謝の気持ちを、心を込めて言うことができておらんのなら、子供も必ず同じようなあいさつの仕方をするでしょう。 つまり、見本となるお母はん自身が、相手に誠意を心の底からみせることを、心がけなくてはいけへんのどす。 また、子供はんと「こんなときに謝ろうな。」とか「〜してもろたときは、おおきにと言おうな。」と、話し合うことも大切どす。 そうすれば、よりその意味を理解でけると思うて。 たとえ、言葉の通じない外国の人に対しても、誠意ある謝罪の気持ちや、心のこもった感謝の気持ちは伝わってくるものどす。 相手に伝えようとする真心があれば、必ず気持ちは伝え合うことがでけるのどす。 少食の悩み 少食な子供に対して、お母はんが「食べなさい」としつこく言うとることが多いようどす。 少食の子が、お母はんから強制的に「食べなさい！」と言われ、いかいなプレッシャーを感じとることは多いのどす。 そうなると、家族での食事の時間は、団らんどころではなくなってしまいます。そらまさしく、監視状態と言えるでしょう。 これでは、子供もリラックスなどできず、食べたくなくなるわけどす。 また、お母はん自身が、太ることに極端に敏感になっとるのも、子供が少食になる原因になることがあります。 女の子やったら４歳にもなれば、同じ女として、お母はんの気持ちをわかっとるものどす。 そないな少食の女の子は、たくはん食べることは良くない、美しくないという意識を、お母はんによって植え付けされとるのかもしれません。 心当たりのあるお母はんは、「食べることは大切なこと」だということを、しっかりおせてあげてください。 その場合、お母はんがおいしく食べるトコを、子供はんに見せてあげてくださいな。 子供は、きっとお母はんを真似しようとするでしょう。 ほんで、食事とはやっぱり楽しみもってするものどす。 そやし、少食の子には、楽しくお話しもって食べさせてあげることが必要なのどす。 また基本は、外でいっぱい遊んで､おなかをすかせて、たくはん食べられるようにすることどす。 いっぱい遊んで楽しんだ後は、おいしいものを食べましょう、という感じで、食事の時間も楽しくすることが大切どす。 また、食卓を楽しく演出する工夫をするのもええでしょう。 たとえば、赤いトマト、緑のキュウリ、黄色いコーンを使ったサラダなど、料理の彩りを考えると、見た目にもおいしく、楽しくなってます。 ほんで、たまにはお弁当を持って、公園などに出かけてみるのもええどすな。 みんなで外で食べるお弁当は、子供にとって楽しい食事に間違いおまへん。 こみたいにお母はんがちびっと工夫するだけで、子供はんもちびっとずつ変わってくると思うて。 子供はんのために、楽しい食卓を演出してみてください！ 子育てとは重要な仕事 女性のほとんどは、学校を卒業してから結婚するまでの間に、どんな形であれ仕事を経験しています。 社会の中で働いて、自分が生活するためのお金を稼いでいたさかいす。 それが結婚や出産を期に、仕事を辞めることになってます。 社会とのつながりも、自分だけの収入もなくし、生活は夫や子ども中心となってます。 社会に出とった経験のある人が、子育てをするとき、疎外感や孤立感を抱くことが多いようどす。 なんでなら、自分だけの時間や生活のペースを、自分で決められた時代を知っとるからやのでしょう。 子育てをしとる母親は、胸を張って自信を持ってええのどすよ！ 子育てだって、社会に貢献しとるのどすから。 自信が持てへん人は、子育ては女性にとって当たり前のこと、という古くさい考え方にあるのではおまへんでしょうか。 経験した方はよくわかると思うてが、子育ては、まるっきし単純な仕事ではおまへん。 子育てとは、人生において、一定の期間に体験する貴重なものであり、一人の人間を育てるという、むちゃ重要な仕事なのどす。 重要な仕事であるにも関わらず、給料はおまへんし、エライ時間を必要とする、かなっての重労働なのどす。 ただその代わりに、大事なわが子という宝物が得られます。 この宝物は、決してお金に代えられるようなものではおまへん。 また、他のお母はんたちと交流することは、かなって勇気付けられると思うて。 子育てをしとるお母はんたちは、同じ経験をしとるので、お互いをよく理解することができ、共感を持てるのどす。 守らなければいけへん家族がいることは、母親を強い人間として成長させることにもなるのどす。 指しゃぶりについて 指しゃぶりをする子は、その後歯並びが悪くなる、という話をよく聞きます。 そやけども、こら、ほんまのことかどうかわかりません。 指しゃぶりをずっとしとった子でも、家族の中で一番歯並びが良かったり、指しゃぶりをしたことがない子で、歯並びが悪い子だっとるのどす。 ただ、指しゃぶりをすることで問題なのは、何やかなんことを我慢するために、指しゃぶりをする子どす。 お母はんに甘えることもできず、ダダをこねたりすることもでけへんので、どなたかに訴えたいことを、内に秘めてしまうのどす。 もし、子供はんにそないな行動がみられたら、指を口からはずしてあげて、「泣いてもええんだよ！」と慰めてあげてください。 そうして、ちびっとずつベソをかけるように練習してみるとええどす。 また、気が小さい子や繊細な子、すぐに緊張してしまうような子に、指しゃぶりを止めさせるのも注意が必要どす。 そのような子に、ガミガミ言うて止めるように注意するのはさかしま効果なようどす。 なんでなら、本来その子がもっとる力を、出し切れておらんので、我慢するために、指しゃぶりをしとることがあるからどす。 そやし、もしそのような子に厳しく注意すると、さらに感情を出すことができず、追い込んでしまう可能性があるのどす。 この場合、厳しいしつけは禁物で、やさしく長い目でみてあげてください。 そのうち、きっと指しゃぶりも気にならなくなるでしょう。 あと、からしを指に塗って強引に止めさせる、という話を聞きます。 ほして指しゃぶりを止めた場合もあるようどすが、繊細な子の場合は、精神的にショックを受けてしまうので、やめておいたほうがええどす。 産後太りの解消法 出産したあほりのお母はんのいかいな悩みとして、体重が減れへんということどす。 その原因はいくつか考えられますが、いかいな原因のひとつに、出産後は身体が変化しやすいことだと思うて。 そやけども、太りやすい体質が原因ではおまへんとするやろ、ほしたら、不規則な食事の時間が原因と考えられます。 育児がえらいで、しっかり食事の時間が取れず、ちびっとずつつまみ食いしておりませんか？ そら結局、普通よりぎょうさん食べることになってしまうのどす。 そやし、大事なのは、３食きっちりと適量を食べることどす。 また、子どもと一緒になって、お菓子など間食をせんことどす。 そのことがどれだけ守れるか、ということなのどす。 食べておらんのに太ってしまう、ということは絶対にないのどす。 授乳中は体重が増えることがありますから、その場合は１年ぐらいで元に戻すのがベストでしょう。 そやけども急に減らすのは、絶対にいけません。 食べる量を急激に減らせば、必ずホルモンバランスが崩れてしまいます。 なるべく早う体重を減らしたいのなら、食べる量は変えんと、運動をたくはんするようしましょう。 脂肪を燃焼させることで、体重を減らすしか方法はないのどす。 体重を減らすのに、もっとも効果的と言えるのは有酸素運動どす。 たとえば、ジョギングやウォーキング、水泳などが有酸素運動どす。 この中で、日常生活的に簡単にでけるのはウォーキングどす。 ウォーキングのコツは、早足で20分以上歩くことどす。 のんびり歩いても脂肪は燃焼しませんし、20分以上続けなければ効果は出ません。 「体重を減らすぞ！」と意欲が出たら、時間を見つけて、まずウォーキングをやってみてくださし。 兄弟げんかの大切さ 子供たちの兄弟げんかが激しいと、お母はんはえらいどすよな。 でも、兄弟げんかは悪いことではおまへんのどす。 むしろ、たくはんやった方がええものどす。 けんかをした経験とは、成長において非常に大切なもので、そこから子供たちはいろいろなものを学んでいくのどす。 そやし、親が中に入って止めさせるのは、でけるだけ避けたいどす。 もちろん、けがをする程の危険なけんかは止めへんといけませんが、ちびっとぐらいなら、止めへん方がええのどす。 小さい時からけんかをたくはんやっとると、相手の痛みや自分の苦しみが、経験的に身についてきます。 それを親がすぐに止めてしまうと、どこで止めるべきか、子供は自分で判断することができなくなってしまいます。 現代の凶悪な事件などは、子供の時にけんかの経験をしたことがなく、相手に対する加減がわからなくなっとることに、起因しとる場合もあるのどす。 親や周りの大人に、いかいな責任があるということどす。 兄弟がいるのなら、けんかをするのは当然のことどす。 社会に出る前から、ぶつかり合うという経験をすることがでけるのそやし、こらむちゃ幸せなことなのどす。 もしお母はんが、子供同士のけんかを見とったくないのやったら、他の部屋で、けんかが落ち着くまで待っていてもええでしょう。 もちろん、ケガがないように見守りもって、決してお母はんが止めさせんと待ちましょう。 親が、相手に対する態度の良し悪しを、しっかりおせて育とったのなら、子供はきっと自分たちで止めることがでけるでしょう。 やれるとこまで、子供たちに判断させることが大切なのどす。 お母はんも、落ち着いていられへんかもしれませんが、それを乗り切ることができれば、子供はきっと人の気持ちがわかる子に成長します。 子供の親離れ 子供の自立心を育成しようと、早い時期から、親から離そうとする必要はまるっきしおまへん。 親と子供の関係がしっかりと成り立っていれば、子供は親から離れていくものどす。 たとえば赤ちゃんは、親がすべてのことを世話してあげないと、生きることができません。 こみたいに、まだ小さいときは、生活全般において、親と子供は必然的に関わっています。 そやけども、成長するにつれて、ちびっとずつ手がかからなくなって、そのうち親離れしていくのどす。 トコが、親と子供の関係がしっかり築いておらんと、そううまくはいきません。 子供の成長に合わせて、親子の関係を築いていかなければいけません。 早いうちから離そうとするやろ、ほしたら、愛情を充分に受け取らんと成長してしまい、さまざまな問題が起きることもあります。 またさかしまに、親が関わり過ぎると、子供は親離れのタイミングがつかめず、なかなか離れることができなくなってしまいます。 ほんで、親離れには年齢は関係おまへん。 すべての子供たちが、同じ育ち方で成長するわけではおまへんのどす。 ほとんどの子供は、成長するとともに親離れしていき、小学校に入学する頃には、親よりも友達と遊ぶ方が楽しくなっていくものどす。 もちろん個人差はありますが、思春期の中学生頃には、だいたい親離れがでけるようになるでしょう。 でも、自立心が育ったからといって、親にまるっきし甘えなくなることはいでしょう。 たまには、一緒に寝たいと言うたり、抱っこをせがんできたり、甘えたいともあるでしょう。 こんなとき、親は、「もう大きくなったのそやし、恥ずかしいよ！」などと、突き放すようなことはしてはいけません。まだまだ子供なのどすから、しっかりとその子の思いを受け入れてあげてください。 自立心とは急に育つものではなく、ちびっとずつ育っていくものなのどす。 ほんで、いつか必ず子供は親から離れていくのどす。 子供がお父はんになつかない理由 現代の父親は、子供にとって怖い存在、というのは少ないと思うて。 昔は、一家の大黒柱として威厳をもった父親、という存在どしたが、今では子供を叱るのは、ほとんど母親の役割となっとるようどす。 お父はんはむしろ、怒らなくて優しい人、というイメージで子供は見とることが多いようどす。 そないならなんで、子供がお父はんになつかないことがあるのでしょうか。 その理由で一番多いのが、お父はんが子供と接する時間が少ないことどす。 または、一緒にいてもあまり交流がない、ということではおまへんでしょうか。 外に働きに出とるお父はんは、普段家にあまりいることができません。 それなのに、休みの日は家に一緒にいることがでけるのに、ほとんど交流が少ないのは、かなって問題だと思うて。 ぎょうさんのお父はんが、普段仕事が忙しくて、疲労がたまっとると、家にいたとしても、あまり動こうとせんのではおまへんでしょうか。 子供は正直どすから、自分をかわいがってくれへん大人には、近づきたくないのどす。 「怒れへん」「優しい」ということは、実は、子供の教育に無関心で、なんも行動を起こせへん、という場合も多いのではおまへんでしょうか。 このような父親は、子供にとって、単なる親しい大人として扱われとるように思えます。 また、お父はんとお母はんの距離が遠い場合も、子供とお父はんとの距離も遠くなってしまう原因になってます。 外に仕事に行っとるため、あまり交流する機会が少ないのに、家庭でもお父はんのことが話題にならへんと、自然と子供もお父はんを遠ざけてしまうことが多いのどす。 こうなってしもたら、お母はんは、お父はんと子供との距離を、縮める役割を果たさなければいけません。 「お父はんは、お仕事で頑張っとるんだよ。」とお父はんの話を聞かせたり、お父はんに子供と遊んでもらうように頼んだり、なるべくお父はんの存在を、子供にアピールすることが解決法だと思うて。 こら、夫との話し合いをせんと、うまくいかないことだと思うて。 簡単にはうまくいかないことかもしれませんが、子供とお父はんが笑顔で接することができたとき、一層家族は幸せになるでしょう。 公園でのトラブル 「公園デビュー」とは、初めて公園や児童館など公の施設に行って、子供を他の子供たちと一緒に遊ばせてみることどす。 ここで問題になることは、子供同士の関係ではなく、親同士がうまく付き合っていけるかということどす。 以前からほんで遊んでいる親子のグループには、なんとなく閉鎖的な雰囲気を感じ、新しく来た親子は、なかなかそのグループに入れいで、悩んでいることが多いどす。 そやけども、公園に連れて行かなければ、と公園こだわる必要はまるっきしおまへん。 最近では、ファミリーサポートということで、子育てを支援する組織がいろいろあります。 保育園で開いとるトコもあります。 そのようなトコで、まず他のお母はんたちと仲良くなってから、一緒に公園や施設などに遊びに行けばええと思うて。 公園で起こるトラブルというのは、つまり人間関係のトラブルのことどす。 たとえば、子供が友達と遊んでいると、仲間に入る手段として、ちょっかいを出す子もいます。 そやけども、そうされた子供たちは不快に思い、「あかん！」と拒否することがあります。 そのようなことから、トラブルが起こるわけどす。 そないなときはお母はんが、「仲間に入れてあげような」と言葉をかけてあげましょう。 はじめ子供たちは「かなん」と言うかもしれません。 でも、何度も「入れて」と言うとるうちに、仲間に入っていけるようになるものどす。 なんでなら、子供はほんまにかなんと思っとるわけではおまへんからどす。 つまり、お母はんが、子供に言葉をちびっとだけかけてあげることが大事なのどす。そのときお母はんは、子供の目線で話すことが大切どす。 お母はんがまず、広い気持ちを持てることが、子供同士の関係にもつながるのどす。 寝つきや目覚めが悪い子 寝つきや目覚めが悪い子は、その子自身の心や生活に問題があるのでしょう。 そのような子は、友だちと遊ぼうと思っても、パッと気持ちを切り替えることができません。 目覚めの悪い子や朝食が食べられへん子は、いつもより朝30分早う起きて、家の周りを一回り歩いてくるとええどす。 これを努力して続けると、お子はんは確実に変わるでしょう。 空気のええ朝に散歩をすることで、気持ちよく目がスッキリ覚めます。 30分も散歩をしとると食欲が出てきますから、おいしく朝ご飯を食べて、身体が生き生きした状態で一日のスタートを迎えることができます。 こみたいに、朝のスタートを整えることで、はきはきとした生活ができ、夜もグッスリ眠ることができます。 30分も散歩することがややこしいのなら、お父はんと一緒にゴミ捨てに付いて行くだけでもええでしょう。 これを子供の役割として習慣にすれば、仕事や役割というものを自覚することにもなるのどす。 また、昼間の生活において、我慢せへんけへんことやかなん出来事が多いと、寝つきが極端に悪くなることもあります。 お母はんが不安を抱えとったりすると、それが子供に影響を与えてしまう場合もあります。 このような場合は、そういった不安を取り去ることが大切どす。 当たり前のことどすが、夜更かしは絶対禁物どす。 親がいつも夜遅くまで起きとると、子供にも大きく影響を与えます。 そやし、お父はんとお母はんの生活習慣も、いっぺん見直す必要があると思うて。 子供の虫歯予防 虫歯になってやすい子は、歯磨きをせん子ではなく、いつも柔らかい食べ物を食べとる子のようどす。 このことは、繊維質の多い食べ物を、どれだけ噛んで食べとるかに関係しとるのどす。 つまり、噛むという動作が、虫歯の予防になるのどす。 そやし、ジュースや離乳食みたいに柔らかく、噛まなくても食べられるものを、常に与えとると、当然虫歯になってやすいということどす。 たとえ、歯磨きをしっかりやっていても、噛むことをしておらんのなら､その歯磨きの効果などほとんど期待でけへんのどす。 また、子供は歯磨きをするのを嫌うものどす。 では、歯磨きの習慣をつけるためには、どうしたらええのどすか？ そら、お父はんやお母はんが歯磨きしとるトコを、毎日毎日見せてあげることが効果的なのどす。 虫歯の予防のためにと、無理やりに歯磨きをさせようとしとるお母はんはおりませんか？ そないなら、子供は嫌がって反発し、歯磨きをやらせてもらえずさかしま効果なのどす。 それよりも、親が正しい磨き方を見せて、子供にまねしたいという気持ちを起こさせてあげることが大切なのどす。 親が磨いとるのを見て、子供は楽しくなって興味がわいてきます。 そうしたら、子供に歯ブラシを与えてみてください。 きっと歯磨きのまねぐちをすると思うて。 歯磨きが無事できれば、「むちゃきれいになったね、上手やったな」と褒めてあげます。 そうすれば、自信が出てきて、歯磨きをするのが楽しみになるでしょう。 子供の虐待 虐待とは、子供にとって、肉体的・精神的に傷を残す行為であり、なんもプラスになることはない叱り方どす。 「しつけそやし」と言うて行われることが多いのどすが、そら親の感情を一方的にぶつけとるだけだと思われます。 身体を傷つけるだけでなく、無視したり、子育てを放棄することも虐待の一種どす。 子供の心に、傷を一生残してしまうことが虐待の一番の問題なのどす。 昔は虐待がまるっきしなかったわけではおまへんのどすが、現代では虐待がむちゃ深刻な社会問題になっています。 その原因は、少子化の時代で、長時間母親と子どもが一緒にいることに関係しとるようどす。 昔は、子供の数がぎょうさん家事に時間がかかり、虐待する暇などなかったさかいしょう。 最近では、子供を虐待しとる母親が、自分で虐待防止センターなどへ、助けを求めて電話してくるケースが非常に多いようどす。 このような場合は、母親がひとりで解決することはややこしいので、精神科の病院や保健所などに連絡をとる必要があります。 そのまんま放置すれば、この母親も子供もいかいな傷を負う危険性があるからどす。 親が虐待してしまう原因は様々どすが、最も深刻なのが、親自身が小さいときに虐待を受けて育ってきたことどす。 このようなケースが非常に多いのが事実なのどす。 トラウマとなっとることが、無意識のうちに自分の子への虐待となってしまうのどす。 人間なら誰でも、感情が高ぶってしまって、思いがけず相手に強く当たってしまうことは、よくあることだと思うて。 ほんで、後になって、深く後悔した経験もあるのではおまへんでしょうか。 ただし、それが同じ子に対して、習慣的に何度も行われるようなら、そらもはや深刻な問題どす。 自分でやってはいけへんと認識しとるのに、止められへん場合は、専門家や施設などに助けを求める必要があります。 自分自身と大切な子供のために、決して放置してはいけまん。 食べ物の好き嫌い 子供はなんで食べ物の好き嫌いがでけるのどすか？ その一番の原因は、噛むことに関連しとるようどす。 ハンバーグやミートボールなど、ひき肉を使った料理ならあまり噛まなくても食べられます。 そやけども、魚や野菜はパサパサしていて、子供にとって食べづらいのどす。 しっかり噛んで飲み込むことが、あまり得意ではおまへんのでしょう。 また、味つけにも問題があると思うて。 一般的に、子供は甘辛いものが好きでよく食べる場合がぎょうさん、薄い味つけのものや香辛料の強いものは好みません。 どすから、お肉や魚を子供向けに味つけする場合は、香辛料はでけるだけ使わず、しゅうゆ、砂糖、みりんなどで甘辛く味つけするものええでしょう。 好き嫌いで困ると言うても、にんじんは嫌いそやけども、他の野菜は食べられるといった場合は、あまり気にすることはおまへん。 また、豚肉は好きだけれど、牛肉や魚は苦手というのも、あまり気にしなくてええどす。 問題なのは野菜をまるっきし食べず、お肉だけは食べられるというように、ひとつの食品群をいっこも食べられへんという子どす。 苦手を克服する方法のひとつとして、自然なものを食べさせてあげることどす。 たとえば、もぎたてのトマトやキュウリを、丸かじりするような体験をさせてあげる方法があります。 自然にできたものの味が、どんなにおいしいのかを肌で感じると、新たな発見があり、好きになってくれる場合が多いのどす。 自分の手で取った物を、自分で洗ってかぶりついて食べるというのは、ほんまにおいしいものどす。 また、トウモロコシを採ってきて、自分たちで皮をむき茹でると、子供たちはむちゃ喜んでたくはん食べます。 そういう意味では、４歳くらいになったら、はしりでお母はんと一緒に料理の手伝いをさせてみるのも、好き嫌い解消に効果的だと思うて。 「食べなさい！」と一方的に怒るのではなく、お母はんのちょいの工夫で、知れへんうちに好き嫌いはなくなるものどす。 正しいトイレトレーニングの仕方 トイレトレーニングで、一番大事なのは決して焦れへんことどす。 同じぐらいの年の子が、トイレに自分でいけるようになった話を聞くたびに、焦ったり落ち込んだりしてしまいますよな。 でも、どんな子でも、いつか必ずオムツが取れる時期が来るのどす。 そのことを頭に入れて、地道に頑張れば大丈夫だと信じ、トイレトレーニングさせてあげてください。 トイレトレーニングがうまくいかないとき、お母はんはイライラしてしまいますよな。 そやけども、そのことを子どもが気づくと、怖がって黙ってしもたり、不安になってさかしまにおもらしをしてしもたりすることがかなって多いのどす。 また、子どもの体調が悪かったり、外出したりしてトレーニングを中断せなならへんことも多いと思うて。 そないなとき、ストレスを溜めたり、せっかくのお出掛けを台無しにしてしまうよりは、その日だけは割り切ってオムツを使った方がええ場合もあります。 トイレトレーニングの方法どすが、やり方は簡単どす。 子供のトイレに行く時間がだいたい決まってきたら、そのタイミングを計って「トイレに行こうな」と誘ってみてください。 もし、その間におもらしをしてしもたら、怒らんとただ拭いてあげるだけでええどす。 ほんで「次はトイレに行ってしような」と優しく言うてあげてください。 これを繰り返すだけで、トイレの習慣は自然と身に付くでしょう。 もちろん、順調にトイレに行けへんこともよくあります。 諦めいで、また強く叱らず、根気強く繰り返していってください。 また、トイレに行くのが楽しくなるように、工夫してみるのもええでしょう。 たとえば、子供用の補助便座を用意するのなら、子供が好きなキャラクターのものや、シールなどを貼って飾り付けしてみるのもええでしょう。 また、トイレに行くことができたら、ご褒美シールを１枚貼ったり、お人形を使って見本を見せてあげたり、と子供はんが楽しみもってトレーニングでける方法はたくはんあると思うて。 あんたの子供はんが楽しく乗り切れるように、お母はんがちょい工夫してあげてください。 保育園や託児所を選ぶポイント 保育園や託児所を選ぶ場合には、まず希望の保育園を訪問してみるとええどす。 訪問したときに、気軽に受け入れてくれる雰囲気の保育園なら安心どす。 入園を希望しとると伝えれば、園内を一通り案内してくれるでしょう。 その際に、どんな質問にも快く答えてくれるような保育園であれば、なお安心どす。 お母はん自身が聞きたいことを尋ねたときに、すぐに納得がいく回答が得られることが重要なのどす。 そみたいに、基本となることがしっかりしていれば、その保育園は大丈夫だと思うて。 また見学したとき、子供たちの様子を快く見せてもらえるような保育園ならば、心配いりません。 子供たちの様子を見て、生き生きと楽しそうにしとるかとか、園の雰囲気は十分つかめると思うて。 また、給食を見せてもらうというのも、参考になるかもしれません。 子供たちの好きなものだけを、出しとるトコもありますが、栄養的なバランスに気をつけていれば、よく配慮の行き届いた施設であるでしょう。 保育園や託児所は、子供たちが生きていく上で、重要となる教育を受ける場でもあるのどす。 また、時間があるのなら、希望する施設をいくつも見学するとええと思うて。 ひとつの保育園で意見を聞くと、どんなことに関しても納得してしまいがちどす。 そやけども、別の保育園で同じ質問をすると、まるっきしちゃう意見でより説得的な意見を聞ける場合もあります。 そやし、大切なお子さまの為にいろいろ訪ねてみて、お母はんがほんまに納得でけるトコが、子供はんに最適な保育園や託児所ということになってます。 小学生のダイエット 今までは、大人の病気と考えられとった慢性病が、最近では小学生にもぎょうさんみられるようになってました。 子供の肥満人口が１９８０〜２００５年の２５年間で、約２倍に増えたというデータもあります。 肉料理や脂っこい料理、インスタントラーメン、ファーストフード、糖分の多いお菓子や清涼飲料水などの過剰な摂取が原因となっています。 また、朝食を食べなかったり、運動不足も子供の肥満につながるのどす。 近頃世の中には、ダイエット器具やダイエット食品が氾濫しています。 そないな中で、特に女の子の間違ったダイエットによって、成長を損なう危険性が問題になっています。 肥満体質というものは、決して生まれつきのものではありまん。 間違った食生活が原因なのどす。 子供のダイエットには、成長に必要な栄養素を充分に満たすことが大切なのどす。 小学校高学年の女の子がダイエットをする場合、特に気をつけて摂りたい主な１日の栄養素は、エネルギーが１５００〜１７５０cal、タンパク質は７０ｇ、ビタミンＡは１８００IU、ビタミンＢは１．０ｍｇ、ビタミンＢ２は１．１ｍｇ、カルシウムは７００ｍｇ、鉄は１２ｍｇ必要どす。 世界保健機関は、肥満症などを防ぐために、砂糖や脂質、塩の摂取制限を示しています。 それによると、砂糖添加物は１日あたりの摂取量の１０％未満どす。 脂質は１５〜３０％で、食塩は１日５ｇ未満となっとるので守りましょう。 繰り返して言いますが、子供のダイエットとは、成長に必要な栄養素はきちんと摂ることどす。 ほんで朝食を抜いてはいけません。 また、しっかり身体を動かす事を心がけましょう。 そら、なかなか簡単なことではおまへんかもしれませんが、大人に比べ子供の方が結果が出やすいものどす。 また、子供の場合、短期間で効果が現れるので、ダイエットでちびっとずつ体重が減ることが楽しくなると思うてよ。 子供のいじめ 子供たちの世界もなかなか厳しく、幼児かて、いじめというものがあります。 みんなで楽しく遊んでいるとき、その中に一人ちびっとだけちゃう子がいて、テンポがうまく合わなかったりすると、その子は仲間外れにされてしまうのどす。 たとえば、遊びというものには、楽しい遊びもかなん遊びもあって、子供たちはかなん遊びかて自分たちなってに乗り越えもって、さらにオモロイ遊びにしようとしています。 トコが、苦手なことやかなんことがあったりすると、すぐに避けて諦めてしまい自分で乗り越えようとせいで、助けを求めてしまう子もいます。 そないな子が、やる気になって遊んでいるみんなの中で、その輪を崩してしまうと、みんなはどう思うでしょうか。 あの子はどうしてそないなことをするんやろう、仲間から外してしまおう、ということになるでしょう。 そのような仲間から外れてしまう子は、散らかしたものを、自分で片づけたりすることが、なかなかでけへん子が多いようどす。 子供たちは、そういうことを敏感に感じるみたいどす。 そやし、仲間外れにされた子が、諦めんと自分から挑戦することができたとき、周りのみんなは、自然にその子を受け入れてあげるのどす。 つまり、仲間外れにされてしまうということは、他の子たちと一緒に遊べるまで成長しておらん子、と子供たちに判断されてしもたさかいす。 もし自分の子が仲間外れやいじめにあっとるのではと思ったら、子供が自分のことを自分でやっとるか、思ったことを行動にできとるかを確かめてください。 それがしっかりとでけるようになったら、きっと仲間外れやいじめはなくなるでしょう。 共働きの悩み 共働きとなると、大事な子供は保育園などへ預けへんといけませんな。 こうなると、お母はんは子供と接する時間が少なくなって、大事な成長期に必要な愛情を注ぐことがなかなかできなくなってしまいます。 そのことで、不安や心配が生じてくるでしょう。 そないな悩みを抱えるお母はん、共働きでも心配いりませんよ！ 周りの声を気にせんと、自分の思ったように、決めればええのどす。 仕事も家事も子育ても・・・なんてストレスが溜まってしまう、というお母はんは、仕事をせんと育児に専念すればええのどす。 ずっと家で子供と二人っきりでいるほうがストレスになる、というお母はんは、外で働いて気分転換したほうがええでしょう。 きっとそのほうが気持ちがすっきりし、もっと子供にも優しく接することがでけると思うて。 そないなら、共働きで子供との時間が減ってしもた場合は、どうしたらその時間を補えばええのでしょう。 まずは、食事の時間を大切にしましょう。 お母はんがでけるだけご飯を作って、子供と一緒に食べるようにしましょう。 お母はんが作った料理からは、たっぷりの愛情を受け取ることができます。 ほんで、食事をしとるときは、保育園や学校での出来事などを、しっかり聴いてあげるのが大事どす。 忙しいお母はんは、子供が話をしようとしても、なかなかゆっくりと聞いてあげられへんことがあります。 たとえ忙しくても、ちびっとだけ手を止めるか、それをやりもってでも構へんので、でけるだけしっかりと話を聴いてあげましょう。 ほんで、ちびっとでもええので子供と遊んであげたり、抱きしめたりスキンシップをたくはんとって、楽しい時間をつくってあげましょう。 子供のこころの成長 子供のこころの成長は、親からの愛情が基本となってます。 親からたっぷりの愛情を与えられれば、子供のこころは安定し、さまざまなことを繰り返しもって成長していくのどす。 子供のこころは、甘えと反抗を何度も繰り返しもって成長していくようどす。甘えるということは依存することで、反抗するということは自立することなのどす。 生まれたあほりの赤ちゃんのこころは、お母はんに依存しています。 ほんで、その甘えに対してお母はんが応えてあげると、赤ちゃんはむちゃ安心することがでけるのどす。 安心感を与えられ、どんどん成長していくと、今度は反抗の態度を見せるようになってます。 これが自立しようとしとる証拠なのどす。 どうしてこんなに反抗するんやろう、と悩んではおりませんか？ こら、ごく自然のことで、確実に成長しとるということなのどす。 このような態度が見られたら、決して怒らず、自立心が芽生えたことを喜んでください。 子供が自分の思い通りになったら、今度は不安な気持ちが出てきます。 その不安が強くなると、再びお母はんの元へやってきて安心感をもらうのどす。こみたいに、お母はんに安心感をもろて、自分の知れへん世界に飛び出し、不安になるとまたお母はんに安心感を求めるのどす。 こうしたこころの成長を繰り返しもって、子供は大きくなっていくのどす。 そやし、子供が安心感を求めてくるときは、しっかり与えてください。 ほんで、子供の知れへん未知の世界に飛び出して行こうとしとったら、それをやさしく見守ってあげてください。 いろいろな経験や体験をしていきもって、子供はグングン成長していくのどす。 弟、妹の誕生 弟や妹が生まれて、お兄ちゃんやお姉ちゃんになる、という経験は、子供にとっていかいな出来事どす。 お母はんにおなかをさわらせてもろたり、耳を当とったりして、赤ちゃんが生まれてくるのを楽しみにしとる気持ちは本物どす。 そやけどもそら、子供にとって、いかいな試練の始まりでもあるのどす。 下の子が誕生することは、自分だけの大事なお母はんとの関係を邪魔する存在が現れるということで、不安な気持ちになることも事実なのどす。 そやけども、その不安な気持ちを直接お母はんに向けて、はっきりと表現でける子の方が、素直に下の子の誕生を喜べるというものどす。 そやし下の子の誕生に対して、ぐずったりわがまんまになることは、心の中にたまった不安を吐き出すという、子供にとってのストレス発散法なのどす。 しっかりぐずれるような子は、弟や妹というライバルが現れても、ちびっと時間はかかるかもしれませんが、きちんとその不安を乗り越えることがでけるものどす。 さかしまに、下の子が誕生した時、まるっきしお母はんに甘えず、あっさりしとった子は、その後、行動面で心配なことが現れる場合があります。 このような子は、誕生した時、うまくストレスを吐き出すことができず、ずっと尾を引いとるのでしょう。 子供は、自分は愛されておらんんだ、と感じとるかもしれません。 ちびっと行動がおかしいなと思ったときは、気がついたときに思いっきり慰めてあげてください。 お母はんの愛情を肌で感じたとき、下の子の存在を認め、お兄ちゃんおねえちゃんらしうかわいがることがでけるでしょう。 子供のかんしゃく 子供がちょいしたことでかんしゃくを起こして、困っとるお母はんは多いと思うて。 そやけども、実はかんしゃくを起こしやすい時期というのは、自立欲求が始まる時期でもあるのどす。 この時期は、立派なお兄はんやお姉はんになってたい、という気持ちが湧いてきとるのどす。 そやけども、それとはさかしまの気持ちも出てきます。 立派なお兄はんやお姉はんになる自信がない、ママといつも一緒の赤ちゃんのまんまでいたい、という甘えの気持ちどす。 この時期は、この二つの気持ちが混在しとるのどす。 子供はこの二つの気持ちに揺れてしまうことにイライラし、それがかんしゃくの原因となるのどす。 子供が抱えとる苦しい気持ちを、ママに対してうまく伝えられるようになると、かんしゃくは確実におさまっていくでしょう。 そのために、かんしゃくを起こしたときには、子供がほんまに訴えたいことを感じ取り、慰めてあげてください。 子供は苦しい気持ちをわかってもらえると、一時的に大暴れするかもしれませんが、そのうちに甘え泣きするでしょう。 また、赤ちゃんと接するように、添い寝して優しい言葉をかけもってヨシヨシしてあげてください。 こみたいに、苦しい気持ちに対してママの方から慰めてあげるのも効果的どす。 このとき、「それをやってはいけへんんだよ。」と言う必要はないと思うて。子供は、してはいけへんことを知っていて、やっとる場合が多いのどすから。 気持ちが和らいできたら、自然に理性をもった行動がとれるようになるはずどす。 子供の無視 子供が親を無視して、ムッとしたことおまへんか？ 無視するのには、ちゃんと理由があるのどす。 子供が「無視」するときは、親が強く子供をコントロールしようとしたときどす。 たとえば、無理矢理言うことを聞かせようとしたり、子供の言うことにすぐに「あかん！」と強く批判するときどす。 大人が子供をコントロールスすることに対しての防御法として、子供は「無視」をするのどす。 いつか子供は、親が自分をコントロールしようとしとることに気づきます。 ほんで、子供と大人との会話が成り立たないとしたら、子供にとっては無視するくらいのことしか対応でけへんのどす。 こういった冷え切ったコミュニケーションが続くと、「今日は学校で何をしたん？」といった、ごく普通の会話にも影響が出てきてしまいます。 その会話は子供にとって、学校どしたことに興味があるのではなくて、何やをコントロールするのではおまへんか、と考えるようになることがあるのどす。 子供でも大人でも、一人の人間として人格を認めることが大切なことどす。 どすから、子供にもちゃんとした説明をし、子供の話をよく聞いてあげることが大事なのどす。 子供そやしこれくらいでええやろう、とええかげんに接しとったとしたら、無視されて当然なのどす。 子供の話し方にまだ未熟なトコがあって、それが大人にとってはイライラしてストレスが溜まることもあるかもしれません。 そやけども、そないなときこそ真剣に子供と向き合って、お互いに人間性を認め合いもって、話をすることが大切だと思うて。 そうすることで、コントロールしたりされたりすることが、自然となくなっていき、子供が無視することもなくなるでしょう。 お父はんも子育てに参加 お父はん方は、子育てにきちんと参加していますか。 お母はんだけに、任せとる方は多いと思うて。 子育ては、お父はんとお母はんが協力して、力を合わせてやっていくものなのどす。 お母はんは毎日毎日、体調が悪くても、どんなに疲れていても、家事と子育てから離れることはでけへんのどす。 お父はんがもうちびっとだけでも家庭に目を向けて、一緒に子育てに参加してみてはどうでしょうか。 お父はんにでけることはたくはんあるんどすよ。 お母はんの子育ての悩みを、聴いてあげるだけでもええのどす。 お母はんが、いろいろな悩みを抱えとることに気づいてあげてください。 聴いてもらうだけで、きっとお母はんはすっきりとした気分になれるでしょう。ほんで、また明日からがんばろうという意思が湧くのどす。 また、お母はんに感謝の言葉をかけてあげましょう。 お父はんは仕事から帰ってくると、「おつかれやす」と言われることがあると思うて。 そやけども、お母はんは、家事や子育てが当たり前だと思われてしまい、そないな言葉をかけてもらうことは少ないと思うて。 一言だけでも、お父はんに言うてもらえるだけで、育児の疲れも吹っ飛んでしまうでしょう。 どうか、お母はんの努力も分かってあげてください。 お父はんの役割として、子供と遊ぶことも大切どす。 子供が大きくなるにつれて、体を使った遊びに興味をもち始めます。 そうなると、お母はんが相手をするのはえらいになってきます。 そやし、お父はんが遊び相手となってください。 きっと子供は大喜びするはずどす。 お母はんは、1日中子供の相手をしてクタクタなはずどす。 寝不足になることもお互いさまなのどすよ。 「どうせ昼寝すればええだろ」なんて、言うたことはおまへんか？ そないなお父はんは、休みの日に「一日お母はん」をやってみてください。 そうすれば、お母はんのえらいさが分かるはずどす。 そのほか、子供と料理を作ったり、お風呂に入ったりと、簡単にお父はんにでけることは、たくはんあるのどすよ。 1つずつやってみることで、家庭の中に、何や変化が現れるでしょう。 子供のしつけについて 親としては、子供の「しつけ」に対して、むちゃ敏感になるのは当然のことどす。 そやけども、ちょい一生懸命になってすぎておりませんか？ もちろん「しつけ」は、大切なことどす。 そやけども、あまりしつけが厳しすぎると、子供はいつか爆発して、登校拒否や非行に走ってしまうことになる可能性があります。 そやしといって、しつけをまるっきししなくてええわけではおまへん。 基本的な生活習慣や、人を思いやる気持ちを身につけることは、むちゃ大切なことどす。 そやけども、子供に対して一方的に教え込むのではなく、お母はんや周りの大人が、行動や態度で表すことが大事どす。 お母はんが、子供に望むことを、普段から見せるようにするのどす。 子供は大人を見本としてよく観察しています。 そやし子供は、自然とお母はんや大人の真似をし、それを身に付いていきます。 また、子供に「〜しい！」「こらあかん」というようなことあほり言うのも、あまり効き目はないようどす。 それよりも、お母はんが悲しんでいること、喜んでいることなどを、言葉に出しぎょうさん使っていくことが大切どす。 子供にとっては、大好きなお母はんに悲しい思いをさせたくないのは当然どす。 子供は、お母はんが喜ぶ姿が見たいのどす。 そやし、子供の心にしっかりと伝わる言葉をかけてあげてください。 最後に、自分が子供をしつけへんと、ええ子に育たないのでは？とちびっと力が入りすぎてはおりませんか？ そないな方は、もっと楽に考えてみるべきどす。 また、子供がうまくできてへんのは、親の自分のせいだとは決して思わいでください。 お母はん自信が自然な姿を見せてあげれば、子供は自ら学んでいくはずどす。 もし失敗すれば、子供が自分で考えて、改善していくでしょう。 お母はんも、もっと楽観的に子供と接し、毎日の生活を楽しんでいくことが大切なのどす。 子供の叱り方 子供が何ややってはいけへんことをした時には、きちんと叱ることは大切なことどす。 そやけども、「叱る」ことに関して、いくつか注意しなくてはいけへんことがあります。 まず、子供の性格によっては、叱っても大丈夫な子と、そうでない子がいることを知ってへんといけません。 叱っても大丈夫な子というのは、楽観的な子と情緒的に安定しとる子どす。 楽観的な子を叱ると、何度叱ってもあまり効き目がないようどす。 そのうち叱っとるほうが、あほらしうなってきて、最後には笑いに変わってしまいます。 情緒的に安定しとる子を叱ると、前向きに受け取ることができ、「ごめんなさい」という言葉が素直に出ます。 一方、叱るのに注意が必要なタイプの子は、気が小さい子や、頑固で意地を張る子どす。 気が小さい子は、叱られるとドキッと驚いてしまい、もう同じことをする勇気が出なくなってしまいます。 頑固で意地を張る子は、表面上は反抗的な態度を見せますが、ほんまは傷つきやすいのどす。 このような子は、自分の気持ちを素直に表現することが苦手なのどす。 こみたいに、子供には様々な性格の子がいます。 お母はんは、自分の子供の性格を見極めてあげて、その子にあった対応をするべきなのどす。 ほんで、一方的にがみがみと叱るのではなく、きちんとそうなった事情を聞いてあげましょう。 しっかり事情を理解してあげたら、どうしたら良かったのか、きちんと話してあげるとええでしょう。 そうすればきっと子供も理解でけるはずどす。 大人はカーッとなってしまうかもしれません。 でも、ここは深呼吸をして、落ち着いてから子供の事情をよく理解してから、必要に応じて叱るように、お母はんや周りの大人が気を付けていかなくてはいけませんな。
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