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育毛〜美容整形外科〜きれいなお姉さん |
髪の毛を見れば、その持ち主の健康状態が分かると昔から言われています。 実は髪の毛を分析することで、いつ頃、何の物質が、どれ位の分量摂取されたのか分かってしまうのどす。 髪には持ち主の頭部を保護、保温する役割の他に体の状態や状況を伝えてくれる機能もあるのどす。 考えてみましょう。 不規則な生活習慣や、ストレスなどの心的症状、栄養不足などで抜け毛や脱毛症が発症します。 こら髪の毛が体における異常を知らせてくれとるのではおまへんどすか？ 血液が何らかの理由でドロドロになると血行が悪くなって必要な栄養素が頭皮や髪の毛まで行き届かなくなってます。 頭皮や髪の毛に届けられる栄養は、人間の生命維持に必要な臓器に届けられた後、一番最後に届けられるのどす。 髪の毛まで栄養が行き渡れへんと言うことは、どこぞで必要な栄養素が途絶えとる、と言うことなのどす。 もそやけどもたら生命維持に必要な臓器にも栄養が行き届いておらんのかもしれません。 髪の毛がおせてくれとる体の異常のメッセージを素直に聞き入れて、生活習慣と食生活を見直し、体全体を正常に戻すことが大切どす。 体が正常になれば十分な酸素、栄養を含んだ血液が体中を巡回し、頭皮にも髪の毛にも栄養素を届けてくれますので自然と髪の毛も生えてくるのではおまへんどすか？ 人間にとって、一番大切で、効果的な育毛、発毛の手当てとは、心身ともに健康な状態を作り持続することなのどす。 「継続は力なって」と言う言葉がありますが頑張って心身ともに健康で、髪の毛も生き生きし続けることを願います。 育毛の注意点 頭皮や髪の毛のために行う育毛。 そやけども育毛の方法において、気をつけなければいけへん注意点もあります。 ■過剰なブラッシング 薄毛、ハゲ防止のために、ブラッシングを行い、頭皮の血行を良くすると言う情報がありますが、ほとんどの症状の場合、こら間違いどす。 本来、ブラッシングの目的としては、シャンプーの前に頭髪の中のゴミを浮かび上がらせ効率的に洗髪する。又は長い髪の方が髪の毛を束ねる時に行う行為なのどす。 血行を良くする為に行う行為ではおまへんのどす。 過剰なブラッシングは柔らかい頭皮を刺激し、痛めるだけでなく、破壊してしまうこともありうるのどす。 ブラッシングにおける注意点はブラシの先端が頭皮にまで至れへん様にそっと行うことどす。 ■皮脂を除去しすぎない 皮脂が原因で薄毛になる、ハゲになる、と言う情報から皮脂を根こそぎ除去する方がいます。 必要な皮脂まで除去しすぎると頭皮が乾燥し、ボロボロになって、余計に薄毛やハゲになってしまします。 人間の体が分泌する皮脂なのどすから、悪いものではおまへん。 乾燥を防ぐ効果もありますので過剰な除去はせん様にして下さい。 頭皮を健康な状態に保つためには、毎日一回、洗髪をすることが大切どす。 頭皮ケア用のシャンプー剤を使用すればほぼ間違いなく必要な皮脂は残して、健康な頭皮でいられます。 髪の毛自体のケアをする以前に、頭皮の状態を健康に保つことは育毛、発毛にとって大前提となってますのでしっかりとケアを行い、強力な成分のシャンプー剤などで痛めへん様にしましょう。 髪の成長 髪の毛にも細胞があり体の一部なのどすから、健康な髪にする為には当然、十分な睡眠、生活習慣、規則正しい食生活が必要どす。 睡眠不足を続けることでお肌にも悪いどすが、髪の毛もパサつき、ツヤも失ってしまいます。 又、育毛、抜け毛の予防にバランスのええ食生活を心掛けましょう。 髪の成長にはビタミン、ミネラル、たんぱく質を摂取することが必要どす。 コンビニ弁当、ファーストフード、インスタント食品など栄養の偏った食事を続けると、体にも悪影響どすし髪にもよくおまへん。 髪はケラチンと言うたんぱく質から構成されています。 偏食やダイエットによる栄養不足は十分なたんぱく質が摂取できませんので髪の毛が細く弱くなってます。 バランスの取れた食生活を送ることで心身共に健康になって、頭皮や髪の毛にもええ状態を保ちましょう。 髪の毛は爪と同じ様に、肌の角質層が変化して構成されたものどす。 そやけども肌は生きた細胞どすが、髪の毛は死んだ細胞なのどす。 どすから髪の毛をカットしても痛くおまへんし、ついついドライヤーやカラーリング、パーマなど負担をかけてしまします。 髪の毛自体には自己修正機能がおまへんので、いっぺん負担をかけて痛めてしまうと自然に治癒することはおまへん。 大切なのは、髪の毛を傷めへんと言うことどす。 もし負担をかけて痛めてしもたらきちんとケアをすることが必要なのどす。 しっかり栄養補給を心掛け、髪の毛をでけるだけ傷めへん、これが健康で丈夫な髪の毛を育てる一番大切なことなのどす。 頭皮の汚れに注意 育毛に必要なものは、酸素と栄養素どす。 頭皮は酸素を吸収するため皮膚呼吸をしています。 頭皮が汚れで覆われてしまうと、皮膚呼吸が妨げられて、毛母細胞への酸素の供給が不足してしまいます。 酸素が足りなくなった毛母細胞は次第に弱り、その結果、髪の毛にも栄養が行き渡れへんので寿命が縮まります。 実は脱毛症に多い原因がこの頭皮の汚れなのどす。 常に頭皮を清潔に保ち、ケアをして下さい。 男性ホルモンが多い、イコール、「ハゲになる」と一般的に信じられとるようどすが、この理論は、睾丸から分泌された男性ホルモンが、血液中に吸収され毛球部にたどり着くと、何らかの原因で悪影響を及ぼし、髪の毛をあかんにすると言われています。 この理論が正解であれば、思春期から壮年期にかけて男性ホルモンは最もぎょうさん分泌されますので、すべての男性はハゲになっとるはずどす。 そやけども、その期間の若い男性の髪の毛は豊富に生えています。 よって、男性ホルモンだけが影響してハゲになると言うことは無い様どす。 男性に多い症状として、脱毛の直接原因ではおまへんのどすが、男性ホルモンが豊富だと皮脂の分泌量がぎょうさん、体温も上昇し、皮脂の酸化が早まると言われています。 皮脂が酸化すると汚れが付着しやすく脱毛症の原因となる場合があります。 やはり頭皮と髪の毛は清潔に保ち続けることが大切なのどす。 頭皮の状態が正常であれば、髪は丈夫に生えて育ちますので、育毛、発毛の手当てを効率良く行う為にはまず頭皮のケアを行う必要があります。 脱毛症の原因 人間にとって髪の毛は頭を守る大切なものどすが脱毛症に悩んでいる方は大勢います。 主な原因は次の様に言われています。 ・シャンプーの回数不足などにより頭皮が汚れ、皮膚呼吸が困難になるため。 ・シャンプーやリンスなどの成分が合わず、間違った手入れによって頭皮が肌荒れして起きる。 ・加齢により新陳代謝が衰え、毛母細胞に栄養が行き渡れへん。 ・美容食品やサプリメントを過剰に摂取した事による薬害 ■間違った手入れ 育毛や発毛を手入れする場合、最近ではいろいろな情報が簡単に入手でけるので非常に便利になってました。 ただし、間違った情報を入手したり個人の解釈の仕方が異なっとると、施す手入れにも影響してしまいます。 代表的な例では、頭皮における皮脂は育毛を妨げとると言う情報どす。 皮脂は頭皮や肌を乾燥から守るために分泌される成分どす。 汚れと認識して、強力なシャンプー剤などで除去するのはエライ間違いどす。 洗浄力が強いシャンプー剤を使用することでさかしまに頭皮に肌荒れが発症し、脱毛症となる場合がありますので注意しましょう。 ■新陳代謝が衰え、毛母細胞の栄養不足となる 歳をとるに連れて髪の毛が細くなることや、生え際が後退することは自然なことでしょう。 そやけどもこの様な場合であれば、頭皮と髪の毛に栄養補給を行えば、改善される例も多いどす。 育毛剤を使用することで栄養補給が出来、進行を遅く できます。 ■薬害 近年脱毛症の要因として高まっとるのが、薬や健康食品などの摂取による薬害どす。 代表的なものに、健康食品、サプリメント、プロテイン、皮膚科の薬などがあります。 どれも過度な摂取は良くおまへんので注意しましょう。 育毛剤とマッサージ 育毛、発毛の手当てで最も大切なのは、「規則正しい生活習慣」と、育毛剤の使用どす。 育毛剤の使用は毎日朝晩２回が理想的と言われています。 特に夜、就寝前の使用は、栄養が頭皮や髪の毛へ一番運ばれる時間帯となるため、効果が発揮されます。 風呂上がりやシャンプーのすぐ後は、頭皮が湿っていますので育毛剤を使用しても薄まってしまうので、しっかり頭皮を乾かしてから使用しましょう。 育毛剤を使用する時に血流を良くするため、マッサージを組み合わせれば更に効果が望めます。 お風呂に入っとる時やテレビを見とる時など、マッサージするのもええでしょう。 ■マッサージの仕方 髪の毛が薄くなっとる部分は直接マッサージせん方がええどす。 両ねぎのねぎ頭部の頭皮を指の腹で押し上げる様にして、頭頂部の頭皮をゆるめます。 同じように前頭部と後頭部の頭皮も押し上げる様にします。 ■育毛剤の使用方法 ・まず決められた使用用法、用量をきちんと守ります。 ・育毛剤の効果はすぐには現れません。６ヶ月は毎日使用します。 ・髪の成長の具合も個人差があります。 ・１年育毛剤を使用しても効果が出ない時は生活習慣の見直しも考えて下さい。 ・効果を維持するためには継続して使用します。 お洒落のためにパーマをかける場合、その構造を勉強しておきましょう。 パーマは髪の毛のたんぱく質をいっぺんバラバラにします。 その後、カールした形などに強引に結合させるのどす。 当然、自然の髪の毛をその様に加工するのどすから損傷もしますが、第１液の濃度を薄くしてもらうと痛み方が和らぎます。 髪のカラーリングはパーマとは別の日にした方がええでしょう。 サプリメントで育毛 育毛、発毛にとって規則正しい食生活や生活習慣がむちゃ重要なのは分かったと思うて。 育毛、発毛だけに問わず体にええことなのどすが、実際に毎日実行することはなかなかややこしいどすな。 忙しい仕事や付き合いもあるでしょうし、マニュアル通りにはいかないことも多いと思うて。 夜更かしせへんけへん時、体調が悪く運動がでけへん時、常に気をつけていても栄養がかたよってしまう時など仕方ない場合は必ずあります。 そないな時にも手軽に、短時間で栄養補給が出来るサプリメント（健康補助食品）を利用したらいかがどすか？ 通常の食事では摂取することがややこしい栄養分をサプリメントなら簡単に摂取することが可能どす。 自分に不足がちな栄養分、髪の毛や頭皮にええ栄養分は積極的に摂取したいものどす。 育毛、発毛にとってええサプリメントは、やはり「血液サラサラ」効果があるものでしょう。 血液は頭皮や髪の毛に必要な栄養分を運んでくれます。 その血液がドロドロで血流が悪い状態ならば、当然必要な栄養分は頭皮、髪の毛に届きません。 「血液サラサラ」であることは育毛、発毛には不可欠な要素なのどす。 又、アミノ酸系のサプリメントも髪にはええと言われています。 髪の毛にはたんぱく質が必要なのどすが、実はアミノ酸に分解されてから吸収されるのどす。 直接アミノ酸を摂ることでそのまんま吸収されますので髪の毛の成長にはえらい効くのどす。 サプリメントは必要な栄養素を手軽に簡単に摂取が出来て、体の内部から育毛、発毛を助けます。 いっぺん使用を検討してみて下さい。 育毛のポイント 育毛を成功させるためにはいくつかポイントがあります。 なるべく専門家と相談して手当てすることをお勧めしますが、ポイントをおさえておきましょう。 １．シャンプーは頭皮用を正しく使う シャンプーは大きく分類して髪の毛そのものの手触りなどを良くするコンディショナータイプのものと、頭皮を整え、守る頭皮ケアタイプに分かれます。 当然、育毛をしたい場合は頭皮ケア用のシャンプーを使用するとええのどすが、近年では頭皮への配慮があまりされておらん名前だけの製品も販売されていますので注意が必要どす。 薄毛の頭皮は正常な状態では無いことが多いので、コンディショナータイプや名前だけの頭皮ケア用シャンプーを使用し続けると頭皮の状態を更に悪化させる場合もあります。 頭皮ケア用シャンプーでも使用量、用途を正しく行い、しっかり洗い流す様にしましょう。 ２．育毛剤を正しく使う 正しい頭皮ケア用シャンプーを使用し、育毛剤を付けていれば薄毛が治るという訳ではおまへん。 薄毛になると言うことは、頭皮の状態も異常がある場合がぎょうさん、育毛剤の栄養素を素直に吸収でけへんのどす。 まずは頭皮の状態を正常にしてから、育毛剤を使用するようにしましょう。 使い方も分量も個人様々どすので、カウンセラーに良く指導してもろた方が早う手当て出来て、費用も安く済みます。 ３．根気よく続ける 手当ては根気よく続けましょう。 ダイエットなどと同じで効果が現れるには個人差があります。 自暴自棄にならず待ち続けることが必要どす。 薄毛の予防 薄毛になってから育毛してもなかなか改善されへん場合がぎょうさん、やはり薄毛の兆候が現れたらすぐに対処した方が効果があります。 費用も薄毛の対策よりも予防として行った方がずっと安く済みます。 どすので、髪の毛が薄くなったな、薄毛の前触れかな？と思ったらすぐ、予防手当てを行うことを勧めます。 では薄毛の兆候にはどんな症状があるのどすか？チェックしていきたいどすが、当てはまる項目が多ければ多いほど薄毛の可能性が高い状態となってます。 □髪の毛がやわらかくなってきた。 □黒い毛やったのに色が薄く茶色っぽくなってきた。 □朝起きても寝ぐせがつかなくなってきた。 □パーマなどしておらんのに髪にくせが出てきた。 □髪の毛が傷みやすくなってきた。 □髪の毛の成長が遅くなってきた。 □髪の毛の生え際が伸びにくくなってきた。 □頭がかゆい □フケ症になった こみたいに症状は様々どすがほんの一例どす。 個人差によって現れる症状は千差万別どすので良く観察して下さい。 お勧めしたいのは専門医師に診断してもらい、自分の症状に適した手当てを行うことどす。 本やインターネットで寄せ集めの情報を収集し、自己 流で手当てを行ってもなかなか回復はややこしいどす。 対策するのは自分の体なのどすが、生活環境や食生活などが原因して薄毛になる場合もぎょうさん、市販の育毛剤を使用するだけで回復するとは限りません。 育毛はその症状によって手当ての仕方が異なってますので、独学で処方しようとはせんと定期的に診察を受けて手当てすることをお勧めします。 頭皮用シャンプー 育毛において使用するシャンプーは育毛の専用シャンプーがええでしょう。 通常のシャンプーより高価ではありますが育毛を目的とされるなら仕方のないトコでしょう。 実はほとんどの方が毎日シャンプーを行うと思うてが、女性の薄毛や男性型脱毛症の低年齢化もシャンプーの消費量と比例しとるそうどす。 シャンプー、リンスを使用することで髪の毛がゆっくり細くなって、寿命も短く薄毛になることもあるのどす。 これではなんぼ育毛剤を使用して髪の毛を育てようとしても、シャンプーでマイナス効果となっとったら育毛にはなってませんな。 やはり育毛の専用シャンプーを使用する方が良さそうどすどすやろ？ 通常のシャンプーは一般的に「ヘア用」どすが、育毛シャンプーは「頭皮用」どす。 頭皮用シャンプーとヘア用シャンプーの相違点を見ていきましょう。 １．頭皮用シャンプーは皮脂線を肥大させませんが、ヘア用は考慮しておりません。 ２．頭皮用はシャンプー剤が毛穴へ浸透しにくいのどすがヘア用は配慮されておりません。 ３．頭皮用は頭皮への刺激が少なく、ヘア用は刺激の強いものがあります。 ４．頭皮用のシャンプー剤は頭皮にほとんど残留せんのどすがヘア用は考慮されておりません。 こみたいに育毛のための頭皮用シャンプーは、育毛に一番大切な頭皮にやさしく、又、濃度も濃いので少量でも良く泡立ちます。 過剰な量のシャンプー剤は頭皮に良くおまへんので必要最小限を使う様にしましょう。 育毛剤の効果 若い方の薄毛も年々増加傾向にあり、市販されとる育毛剤にも様々なタイプがあります。 当然自分の症状に合ったものを購入し、使用するのでしょうが、色々試してみたけど結局ハゲになってしもたと言う事も良くあるようどす。 ＣＭであるように、ただ頭にパッパッと振りかけていてはあかんどす。まず育毛にはなっておらんでしょう。 貴重なお金や時間を使う訳どすから、「育毛剤をより効かせる」方法を勉強しておきましょう。 ■自分の症状、頭皮を確認 育毛剤も高価なものがありますが、症状や頭皮に合っておらんのに使用しとる、なんて阿呆げた事にはしたくおまへんな。 なんぼ高い育毛剤でも、みなの薄毛に効果があるなんて事はおまへんので、自分の症状や頭皮に効く育毛剤かどうか、しっかり見極めたいものどす。 例えば、今使用しとる育毛剤であまり効果が無いのであれば、処方の仕方を変更せななってません。 頭皮の状態が炎症、かぶれ、痒み、フケなどの症状であれば、まず頭皮の状態を正常に回復させてから育毛剤を使用せんと効果は無いでしょう。 荒れた大地を耕さんといきなって肥料をまいとる様な行為どす。 ■使用する量と回数 ご自分の頭皮に合った育毛剤であれば、たっぷり使用することをお薦めします。 育毛剤の効果は、使用する量と回数にほぼ比例して表れるのどす。 結構高価な育毛剤が多いので、もったおらん気がしますがほんまに効いとると感じた場合は惜しげなく使ってみて下さい。 育毛、発毛をするにあたり 育毛、発毛ケアを行う時は、抜けてしまう髪の毛のケアよりも手当てに力を注ぎましょう。 抜け毛は髪の毛の寿命で起こるのどすが、髪の毛の寿命は頭皮から生えてくる前に決まっています。 自然の樹木が枯れてしまう様に、抜け毛は枯れた毛やのでなんぼ大事にしても残念もって助ける事は出来ません。 はっきり言うてしまうと枯れていく毛はどうしようも無いので、放っておいて手当てに専念するべきなのどす。 ■皮脂を除去しすぎない様に！ 皮脂がぎょうさん毛穴が詰まり、栄養がうまく行き届かないと判断してシャンプーやクレンジングを使用して手当てをしとったら、前より皮脂がぎょうさんなって余計薄くなってしもた。と言う方がぎょうさん居ます。 皮脂は育毛を援助する成分もありますので除去のしすぎはますます薄毛の原因になってますので注意が必要どす。 ■決断したら投資を！ 薄毛が気になってだしたら、市販の育毛剤を購入し、手当てする。 あまり効かないともうちびっと高い商品で試してみる。 この様なステップで手当てする方がほとんどでしょう。 そやけども、市販の育毛剤で手当てし続けて、成功したと言う例はあまり聞きません。 中途半端な手当てではなく、思い立ったら育毛サロンに通うこともお薦めします。 わりかしの投資が必要となってますが、ほんまに薄毛を直したいのであれば仕方ないトコやのではおまへんどすか？ 独学で手当てを続けるよりも、専門医師にしっかり診てもろた方が対策への近道になるはずと思うて。 髪にええ運動 適度な運動は人間の体にとって必要どすな。 最近はスポーツジムに通う人も増えて自分の体をより健康にしようと管理する傾向にあります。 体にええと言う事は、髪の毛にとってもええことになってます。 髪の毛にええ運動としては、やはり有酸素運動どす。 有酸素運動は心肺機能が強化されることで血液の循環が良くなって新陳代謝も活発になってます。 頭皮、髪に栄養を届けるためには血行を良くする事は大前提どすのでその重要性は分かって頂ける筈どす。 「新陳代謝」というのは細胞の再生のことで、頭皮における発毛環境を整える為には不可欠なものどす。 汗をかく有酸素運動をすると、体にとって心地ええ疲労感が、髪の成長に欠かせへんええ睡眠ももたらしてくれます。 そやけども、今まで運動をしておらん方が、いきなって激しい運動をすると筋肉を痛め、さかしま効果となってますので注意が必要どす。 より安全に効果的な有酸素運動を取り入れましょう。 有酸素運動で代表的なものに、ジョギング、ウォーキング、水泳、自転車などがあります。 負荷のかけ方にもよりますが１日に２０?３０分、週に３?５日程度行うと効果的どす。 心拍数がちびっと上がり、うっすら汗ばむ程度の運動を続ける事がええ状態と言われています。 目標にする心拍数は、個々の心肺能力にもよりますが、以下の計算式を参考に出来ます。 目標心拍数＝（２２０?ご自分の年齢）×０．７ あまり負荷をかけすぎて、目標心拍数を超えてしまうと無酸素運動になってしまい、せっかく運動をしてもさかしまに心臓に負担をかけてしまいますので注意しましょう。 育毛、発毛を阻害する要因 育毛、発毛を阻害する要因としてタバコ、酒、紫外線などがあります。 タバコは「百害あって一利なし」と言われる様に人間の体にとってなんもええ事はおまへん。 お酒も適量なら体にええのでしょうが過度な摂取はやはり体にとってよくおまへん。 では育毛、発毛にとって具体的に何が悪影響やのでしょう。 ■タバコ まずタバコどすが、皆はん良くご存知の通り血行が悪くなってます。 こらタバコの主成分であるニコチンが血管を収縮させる作用があるからどす。 血行が悪くなれば当然頭皮の血液循環も悪くなって、体の中で栄養が遅く届く髪には、ほとんど栄養が行き渡りません。 又、一酸化炭素が血液に含まれるヘモグロビンと結合して酸素運搬能力が低下します。 栄養、酸素の供給が低下すると髪の毛の寿命は短くなって、成長速度も遅くなってます。 ■お酒 良く聞く話は「お酒は肝臓に悪い」と言いますな。 お酒を飲みすぎてしまい肝臓に負担がかかるとタンパク質が作られなくなってます。 タンパク質は髪の毛の主成分どすので栄養が不足すると言う訳どす。 肝臓はアルコールを分解してくれますが人によってその能力は様々どす。 週に２日は休肝日を設定し、肝臓を休めるように心掛けましょう。 ■紫外線 紫外線は頭皮に必要な皮脂を酸化させてしまいます。 皮脂が酸化すると過酸化物質となって毛根における細胞を死滅させるので脱毛を誘発します。 又、髪の主成分であるタンパク質を破壊し、キューティクルを痛めます。 キューティクルが痛むと水分が奪われてしまいパサついた髪となってます。 紫外線が強い日は、帽子で直接紫外線を浴びない様にします。 睡眠、ストレスと育毛の関係 育毛、発毛に大切なことは、育毛剤などを使用する事より規則正しい生活習慣を送ることが大切どす。 なんぼ高価でええ育毛剤を使用しても、自分の体が不健康であれば、血行が良くなる訳もないどすし、栄養も行き渡りません。 ■睡眠 髪の毛は睡眠中に成長します。 昼間、体が活発に活動しとる時は体を動かすために必要な部分に栄養を供給しますので、毛母細胞には栄養が届かず髪の毛はほとんど成長せんのどす。 さかしまに眠っとる間は体の活動が低下しますので、毛母細胞に栄養がぎょうさん届けられ、活発な新陳代謝により髪の毛が良く成長するのどす。 特に成長するのは、午後１０時?午前２時迄の時間帯で、より深い眠りについとるのが理想的とされます。 「睡眠のゴールデンタイム」と呼ばれるこの時間帯は、深い眠りにつくことで成長ホルモンの分泌が促進され、老化防止や成長促進となってます。 ■ストレス 「病気は気から」と言われる様に、ストレスは薄毛、ハゲにとっても非常に危険な内容どす。 深い悩みがあると円形脱毛症になる場合もぎょうさん、さかしまに悩みがあまり無い羨ましい方は健康的な状態でしょう。 ストレスは交感神経を刺激するので毛細血管が収縮し、血液が流れる量が減り栄養が運ばれにくくなってます。 栄養が運ばれへんと言う事は髪の毛も育たないと言う訳どす。 他にもストレスをため込むと食欲不振や不眠症、過食症、消化器系の機能低下など体にとっても髪の毛にとってもええことはおまへん。 さらさら血液で育毛 近年良く話題となる「さらさら血液」どすが、育毛や発毛にとっても非常に大切な条件どす。 人間にとって必要な栄養素は血液によって運ばれます。 血液は体中に張り巡らされた毛細血管を通って各部に栄養素を届けるのどすが、血液がドロドロだとこの極細の毛細血管を通る時に、赤血球や白血球が変化しにくくなって、くっついてしまいスムーズに通過でけへんのどす。 頭皮や髪の毛に必要な栄養素が届けられへんと枯れてしまう状態になってますので「さらさら血液」が重要なのどす。 では、「サラサラ」と「ドロドロ」血液の勉強をしましょう。 ■ドロドロ血液の原因 ・脂肪、糖分、たんぱく質の過度な摂取 ・アルコールの飲み過ぎ ・ビタミン、ミネラルの不足 ・ストレス ・運動不足 ・喫煙 ■さらさら血液にする食べ物 ・青魚（ＤＨＡ、ＥＰＡ） サバ、イワシ、ブリ、サンマ、アジ、マグロなど 良くご存知と思うてが青魚に含有しとるＤＨＡやＥＰＡにはドロドロ血液を防止し、血栓が出来るのを防いでくれる効果があります。 ・ナットウキナーゼ（納豆） 出来てしもた血栓を溶かし、又、出来にくくします。 ・イソチオシアネート 大根やワサビなど 血液の流れをスムーズにします。 ・食物繊維 野菜、海藻、キノコ、こんにゃく、いも、豆類 腸を掃除しコレステロールの吸収も抑制します。 ・硫化アリル ネギ、タマネギ、ニンニク、らっきょうなど 血液の凝固を抑制します。 ・クエン酸、酢酸 梅干や酢など 赤血球を柔軟にして自在に変形しやすくします。 育毛に必要な栄養素 育毛、発毛において必要な栄養素と食品を勉強します。 ■タンパク質 タンパク質はアミノ酸２０種類で構成されています。 その内、９種類は体内で合成する事が出来ない「必須アミノ酸」やので、食事で摂れへん限り補充できません。 髪の素となるメチオニンも必須アミノ酸どす。 １）動物性タンパク質 肉、魚、卵、乳製品など ２）植物性タンパク質 大豆、納豆、豆腐など なんぼ髪にええ栄養素と言うても摂りすぎは内臓脂肪の増加になってますので適量を摂取して下さい。 ■ビタミンＢ群 ビタミンＢ２とＢ６には皮脂の分泌の抑制と皮膚の新陳代謝を促進する作用があります。 脂性や炎症を発症しとる場合には効果的どす。 １）ビタミンＢ２ 緑黄色野菜、レバー、卵、大豆、乳製品など ２）ビタミンＢ６ 鮪、鰹、鰯、鯖、レバー、肉、バナナ、キャベツなど ■ビタミンＡ、Ｃ、Ｅ ビタミンＡは乾燥症の頭皮や、フケ症の人に効果的どす。 ビタミンＣは血管や頭皮を丈夫にしてくれます。 ビタミンＥは毛細血管を広げてくれる効果があり、毛乳頭まで効率的に栄養を運びます。 １）ビタミンＡ 緑黄色野菜、うなぎ、レバーなど ２）ビタミンＣ 野菜、柑橘類、苺など ３）ビタミンＥ 魚介類、ナッツ、ごま、植物油など 代表的な栄養素を紹介しましたが、レトルト食品やファーストフードを摂る現代人は、特にビタミンが不足しとる傾向にあるようどす。 こら若年層の薄毛の増加とも関連があると言われています。 きちんと食事を摂っとる人でもビタミンを相当量摂れんと不足しがちになってますので意識して摂取する必要があります。 育毛と食生活 頭皮にも髪にも正しい食生活を送る事は大切どす。 食事は人間にとって必要な栄養素を摂る唯一の行為であり、食生活が乱れとると頭皮も荒れ、髪の毛にも十分な栄養が行き渡りません。 育毛剤などでケアをしていても正しい食生活を摂っておらんと体の内面からケアをしとることにはなってませんのでしっかり勉強しましょう。 栄養素を吸い上げる毛乳頭。 そやけども実は毛乳頭に届けられる栄養素は、余り物なのどす。 人間の体は食事で摂った栄養を、生命維持をする為に働いとる重要な臓器に優先的に送られる様にできとるのどす。 その為、生命維持に必要の無い髪の毛には最後に栄養素が届けられることになってます。 こら十分に栄養を摂取しておらんと、毛乳頭に栄養が届けられる前に他の臓器で使い切ってしまうと言うことどす。 過度なダイエットをしとると脱毛症になる、と言うことも分かりますな。 なんぼ育毛剤で血行を促進して髪の成長を促そうとしても、栄養をあまり含まない血液しか回ってこないのどす。 育毛にええ食事を調べる前に、体にとってバランスのとれた食事を知っておく必要がありますが、厚生労働省と農林水産省が作成しとる食事バランスガイドがありますので参考にしましょう。 カロリーではなくＳＶ（サービング）と言う単位で表され、より簡単にバランスのとれた食事量が分かる様にできています。 一日の適正な食事量が示され、又、食事毎の具体的なＳＶの数値が紹介されていますので、メモを取り、手帳などで食事量を計算してみて下さい。 あんたが摂っとる食事が適正なのか分かり、対策がうちやすくなってます。 育毛における正しい洗髪の仕方 育毛において洗髪の仕方は非常に重要どす。 丈夫な植物は栄養豊富な大地でしか育ちません。 髪の毛と頭皮の関係においても同様どすので、正しい洗髪方法を習得し、健康な頭皮、髪を維持しましょう。 洗髪で大切な事は「洗い過ぎで必要な皮脂まで取り除かない」、「シャンプー剤を頭皮に残さない」ことどす。 必要な皮脂を取り除いてしまうと今度は補おうと過剰に分泌してしまいます。 シャンプー剤の成分が髪の毛や頭皮に残ってしまうと頭皮の炎症を発症する場合があります。 そないなら正しい洗髪方法について考えていきます。 １．いきなってシャンプーするのではなく、髪のもつれをブラッシングでほどきます。 ２．頭皮を傷つけへん様に注意しもって、すすぎ洗いを行います。 適温は３８℃前後のお湯どすが、２、３分行えば十分どす。 ３．シャンプー剤を手に取って泡立てます。 適量は５００円玉程度に少々の水分（お湯）を加えます。 ４．泡立とったシャンプー剤を頭に付けて髪と頭皮になじませます。 頭皮全体を指の腹で揉みほぐす様に洗っていきます。 毛穴の汚れを落とす為には髪の根元に指を入れて小刻みにマッサージします。 ５．髪の毛や頭皮のシャンプー剤を洗い流していきます。 なんぼええ効能があるシャンプー剤でも残留してしまうと炎症の原因になってますのでしっかりすすぎます。 出来ればぬるま湯で３分はすすぐ様にします。 ６．髪をこすれへん様に、乾いたタオルで水分を取り除きます。 髪をタオルで挟んだり、押し当とったりして工夫しましょう。 シャンプー選び ほとんどの方が毎日行う洗髪。 洗髪に使用するシャンプーは、頭皮に合わないものを使用すると必要な皮脂が剥がれ落ちてしまい、脱毛症を引き起こします。 育毛シャンプーを使用しとるのになかなか効果が現れへんのはやはりご自分に合っておらんのではおまへんどすか？ シャンプーは様々なメーカーから、様々な種類が販売されていますがどう選んだらええのどすか？ 大きく分けて４種類のシャンプー剤に分類されますが、それぞれに特徴がありますので勉強していきましょう。 １．石油系シャンプー剤 近年では環境問題でシャンプー製造業者も製造しなくなっていますが、ひと昔前まではこのタイプがぎょうさん販売されていました。 ２．高級アルコール系シャンプー剤 原価が安く、加工もしやすいので製造業者が大量生産し、市場では最もぎょうさん販売されています。 「高級」は良質と言う意味ではなく、含有される炭素数が多い事を示しています。 炭素数が多い、と言う事はあまり頭皮や肌にとってええものとは言えません。 主にニキビや肌荒れの原因、又、洗浄力が強いので汚れは落としてくれますが、同時に必要な皮脂まで取ってしまう事があります。 ３．アミノ酸系シャンプー剤 弱酸性のアミノ酸シャンプーは、刺激が弱く安全どす。 選択洗浄性と言われる機能を持っており、必要なコレステロールなどは皮膚に残したまんま、汚れを洗い流してくれます。 他のシャンプー剤と比べてシャンプー後に頭皮のスッキリ感は味わえへんかもしれませんが、必要な皮脂を残してくれとる証拠どすので多少我慢しましょう。 ウチは製造原価が高い為、販売価格も高価なものが多いどす。 ４．石けんシャンプー剤 最後に石けんシャンプー剤どすが、名前の通り石けんが主な成分どすので人体に害を与える成分は含まれません。 そやけども洗浄力が強く皮脂を取り過ぎてしまう事や、アルカリ性やのでキューティクルが開いて髪にきしみ感があります。 脱毛症の種類 脱毛症には男性型脱毛症の他に、様々な症状があります。 ■脂漏性脱毛症 脂漏性脱毛症は、頭皮における皮脂の過剰な分泌が原因で起こる脱毛症どす。 特に食生活やシャンプー、洗髪の方法等によって皮脂が過剰に分泌され発症します。 皮脂の過剰な分泌は、毛穴が詰まり髪の成長が妨げられます。 ■粃糠性脱毛症（ひこうせいだつもうしょう） 乾性のフケが毛穴を塞いでしまい、炎症を起こす事で抜け毛が増加します。 フケには乾性のフケと脂性のフケとがありますが、脂性のフケは脂漏性脱毛症の初期症状となってます。 乾性のフケは過剰な洗髪や強いシャンプー剤を使用する事で頭皮の必要な皮脂を取り除いてしまう事で発生します。 ■びまん性脱毛症 びまん性脱毛症の原因は老化、偏った食生活、ストレス、頭皮における血行不良などが挙げられます。 症状としては頭部全体に髪の毛が薄くなってます。 バランスの取れた食生活、規則正しい生活習慣、有酸素運動などで体の内面から予防する事をお薦めします。 ■円形脱毛症 「円形脱毛症」と言う脱毛症の名前は皆はん良くご存知でしょう。 症状としては前ぶれなく、突然円形の脱毛が発症します。 男女年齢問わず、誰にでも発症する可能性があり、症状の中には頭部全体や体全身の毛が抜けてしまう事があります。 ストレスが原因だと言われてきましたが、近年では免疫機能の異常が原因で発症すると言う考え方に変わっています。 ■薬剤性脱毛症 この症状は薬剤の副作用によって引き起こされるものどす。 代表的なもので抗がん剤による脱毛が認められますが、脱毛の症状は一時的なものが多いどす。 治療が終了すると通常１、２ヶ月で髪の再生が始まり、半年程ではほとんど元に戻る場合が多いどす。 男性型脱毛症 「育毛ケアをしたい」と言う動機の背景には、抜け毛や薄毛、又は脱毛症と言う症状があると思うて。 ひと言で脱毛症と言うても様々な症状があり、症状別に対策が異なってます。 まず男性型脱毛症について勉強していきます。 ■男性型脱毛症 男性において最も多い脱毛症が「男性型脱毛症」どす。 額の生え際から後退するタイプ、頭頂部から薄くなっていくタイプなど個人差によって様々な脱毛の仕方があります。 原因としてははっきり解明されておらんのどすが、男性ホルモンが関係しとると言われています。 髪の毛が成長しきる前に抜けてしまい、生え変わる毎に段々と細くなって、結果的に頭皮が透けて見えてしまいます。 遺伝的要因が多いのどすが、近年ではストレスや食生活、生活環境の悪さなどによる後天的要因も原因のぎょうさんを占めています。 ?男性型脱毛症の効果的な対策? ◇血流を良くし、十分な栄養素を毛乳頭へ送る。 ・育毛剤や育毛サプリメントを使用する。 ・バランスのとれた食生活をする。 ・規則正しい睡眠ととる。 ・血流を良くするために有酸素運動を定期的に行う。 ・マッサージを行う。 ・禁煙をする。 ◇頭皮における過剰な皮脂の分泌を抑える。 ・脂肪分、糖分、コーヒー、アルコールを出来るだけ控える。 ・栄養素としてはビタミンＢ２、Ｂ６を良く摂取する。 ・規則正しい睡眠をとる。 男性型脱毛症だけではおまへんどすが、育毛剤を一生懸命使用していても、生活習慣や食生活が乱れとると何の効果もおまへん。 体の内ねぎから発毛力を高める必要があります。 ヘアサイクル 健康で正常な髪の毛にも寿命があり、いつかは抜けてしまいます。 但し、抜け落ちても同じ毛穴からまた新しい髪の毛が生えてきます。 繰り返し行われるこの生え変わりを「ヘアサイクル」（毛周期）と言います。 育毛をする上で是非知っておきたいこのヘアサイクルを勉強していきましょう。 ヘアサイクルは「成長期」⇒「退行期」⇒「休止期」⇒「成長期」とサイクルし、生え変わりをくるくる回しています。 成長期は「毛乳頭」から栄養分を受け取った「毛母細胞」が細胞分裂を繰り返し行うことで髪の毛が成長する機関どす。 結構長い期間どすが、男性だと通常２?６年、女性の場合だと４?７年位続くと言われています。 「成長期」である髪の毛は髪全体の８５?９０％を占める割合で、残りの割合は退行期か休止期と言う訳どす。 退行期である髪の毛は全体の１％程度なのどすが、「毛球」が小さくなることで栄養が届かなくなって、毛母細胞の分裂が衰えとる状態を言います。 退行期である期間は大体２、３週間どす。 残り９?１４％位は休止期となってます。 期間は約２、３ヶ月で、毛母細胞の活動が完全に止まって休んでいる状態を言います。 休止期になると髪の毛は自然に抜け落ち、健康な髪の毛の持ち主でも１日約５０本?１００本抜けると言われています。 この「ヘアサイクル」が乱れると髪の毛が成長しきる前に抜けてしまい、薄毛やハゲになってしもたりします。 育毛を行うと言うことは、正常な成長の為、毛母細胞に栄養をしっかり送り続けることなのどす。 育毛のための髪の基礎知識 育毛ケアを行う場合に、髪の基礎知識を知っておかなければいけません。 育毛剤やシャンプーは刺激も強く自分の頭皮の状態、髪の性質などに合ったものを使用せなさかしま効果となってしまうからどす。 何をするにしてもまず基礎知識から勉強すると効率的どすので育毛においても髪のことを勉強していきましょう。 ■髪の毛の成長 髪の毛の成分はタンパク質であるケラチンで構成されています。 髪の毛の部分で頭皮の下に隠れとる部分を根っこ「毛根」と呼び、頭皮から上に生えとる部分を「毛幹」と言います。 髪の毛が抜けると良く分かりますが「毛根」の先に膨らんだ部分がありますよな。そこを「毛球」と言います。 その内ねぎには聞いた事があるかもしれませんが「毛乳頭」があります。 それぞれに髪の成長に対する役割があるのどすが、「毛乳頭」は毛細血管を通ってきた血液の栄養分を「毛母細胞」に与える重要な役目を担っています。 「毛母細胞」は栄養分を受け取ることで細胞分裂を繰り返し、増殖して毛幹として頭皮から生えてきます。 ■毛幹の構造 「毛幹」は、中心から三つの層で構成されており、内ねぎからメデュラ（毛髄質）、コルテックス（毛皮質）、キューティクル（毛小皮）と名称付けられています。 メデュラは毛幹の中心部分どすので細胞と共に空気を沢山含み、栄養を吸上げます。 コルテックスは毛幹の大部分を占める割合で、メラニン色素を含んだ繊維状の細胞どす。 メラニン色素の量で髪の色が決まってきます。 キューティクルは皆はんよくご存知と思うてが、魚のうろこ状に何層にもなって、髪の内部を保護する役目を担っています。 効率的な育毛 どんな症状でもそうどすが原因をつきとめ、ピンポイントで処方していけばより早う効率的に改善できます。 薄毛や脱毛症に関しても同様どす。 複数の原因が絡み合っとる場合も多々ありますが見落とす事なく処方でけるとええどす。 色々な育毛剤を使用しても効果がイマイチであれば、まだ原因に見落としがあるのかもしれません。 高品質な育毛剤が発売されていますが、みなの人に、色々な原因に効く特効薬は存在しません。 育毛剤に頼りすぎて他はなんもせいでは効果もあまり出ないはずなのどす。 例を挙げると血行を良くする育毛剤を使用したとしても、血液がドロドロ、肩こりが酷いなど血流が滞っとる状態であれば栄養を十分に髪の毛に送る事は出来ませんよな。 やはり自分に合った育毛剤を選ぶと同時に、毎日の食生活や生活習慣、ケアの仕方など総合的に改善する必要があるのどす。 発毛や育毛を効率良く成功させる為には以下の３つのポイントを重視しましょう。 １．頭皮の状態を正常に維持する。 毎日きちんと洗髪し、皮膚炎やフケ症などを防ぎます。 注意せなならへんのは洗浄力の強すぎるシャンプーを使用するとさかしまに皮脂の過剰分泌などに繋がりさかしま効果になってしまいます。 ２．必要な栄養を摂取する。 人間の体にとって必要な栄養素を摂る事は当たり前どす。 髪に必要な栄養を摂らなければどんな育毛剤を使用しても無駄どす。 ３．栄養素を毛母細胞に送る。 体全体の血流を良くする為に有酸素運動を行う、睡眠をしっかり取るなど生活習慣から見直しをします。 育毛剤の成分 頭皮のタイプは肌と同様で、個人別に十人十色どす。 薄毛が気になって出して、育毛剤を使用する事で進行を遅くする事も出来ますが、育毛剤に含まれる成分によって頭皮の状態を悪化させ、さかしまに進行を早めてしまう場合もありますので注意が必要どす。 様々な種類が発売されとる育毛剤のみなは、企業が投資を行い、しっかり時間をかけてテストし、開発したものどすので効果も実証されていますし優れとるものである事は間違いおまへん。 但し、育毛剤の製造過程で添加物が加えられとる事もぎょうさんあり、その添加物が敏感な頭皮を痛め、薄毛を進行させてしまう事もあるのどす。 育毛剤に含まれる成分として代表的なものに「ミノキシジル」があります。 この「ミノキシジル」を育毛剤の中に溶かし込む為に使用されるのが「プロピレングリコール」と言う成分なのどすが、この成分には頭皮に痒みを生じさせる副作用があると言われています。 当然ほとんどの方にはこの副作用は認められへんのでしょうが、もし痒みを感じる場合にはすぐ使用を中止し、医師の診断を受けた方がええでしょう。 継続して使い続ける事でさかしま効果となって取り返しがつかない事になる場合もあります。 又、頭皮における皮脂を根こそぎ除去する様な育毛剤は注意が必要どす。 刺激が強すぎ、頭皮を痛める結果になってかねません。 人間の体には必要な皮脂を分泌する機能がありますので、正常な状態であれば不必要な皮脂など分泌するはずが無いのどす。 頭皮につける育毛剤 育毛剤には様々な処方方法がありますな。 頭皮に直接つけるタイプの育毛剤が多いどすが、その種類について考えていきたいと思うて。 頭皮につけるタイプの育毛剤にも、医薬品と医薬部外品に分けられます。 代表的な医薬品には皆はんも聞いた事があると思うてが、「リアップ」があります。 この「リアップ」は医薬品と言うても一般医薬品に部類し医師の処方箋など無くても薬局などで個人が自由に購入できます。 又、医薬部外品は医薬品より含まれる成分が穏やかで、その分作用も穏やかになってます。 育毛剤として販売されとるぎょうさんはこの医薬部外品に部類します。 直接つける育毛剤には育毛シャンプーがあります。 競争も激化して各社から色々な種類の育毛シャンプーが発売され、どれを使用しようかほんまに迷います。 値段の高いものは効きそうやので愛用されとる方は多いのではおまへんどすか？ 一概には断定できませんが、トニックシャンプーの様な種類は頭皮に強い刺激を与えるので避けた方がええかもしれません。 各社とも優れた製品であり、厳しい基準に沿って製造されとるので危険なものでは決しておまへんが、自分の頭皮に合っとるかが一番大切やので慎重に選びたいものどす。 化粧品と同様に「頭皮にやさしい」をコンセプトに発売されとる育毛シャンプーも多々ありますので薬局などで探してみて下さい。 但しどんなにええ育毛シャンプーでも過度にシャンプーするとさかしま効果どすので効率ええ頻度で使用しましょう。 飲む育毛剤 育毛剤は様々な種類が発売されあたし達が購入でける様になっていますが、医師の診察を受け、処方箋が無ければ購入でけへんものや、医薬部外品で薬局などで購入でけるものと色々存在します。 使用方法も頭皮や髪に直接使用するもの、服用するものと様々どすが、自分の髪質、頭皮に合ったものを使用せな当然さかしま効果にもなる事もあり、慎重に選び、使用せななってません。 ここでは、体内から育毛を促進する服用するタイプの育毛剤について考えていきたいと思うて。 ■服用する育毛剤 服用する育毛剤には大きく分別して健康食品と医薬品とに分けられます。 服用する訳どすから、滅多なものは口にするのは怖いどすよな。 まずは医薬品どすが、目的としては男性ホルモンの働きを抑制する事により発毛を促進するのどす。 成分としてはフィナステリドなのどすが、無理やりホルモンバランスを調整する為、医師によっては処方を控えるように薦める方も居る様どす。 又、企業が雇用しとる医師達の研究により発売されとる育毛剤もぎょうさんあります。 これらは、国がその効能を認定したものではおまへん為、健康食品として発売されています。 少々不安に思われる方も居ると思うてが、国が認めておらんからと言うて、効果が無い訳ではなく、きちんと結球された結果なのどすから体質に合えばきちんとした効果が得られると思うて。 どんな方法を選ぶかは自分自身の判断なのどすから、リサーチをしっかり行い服用して下さい。 育毛剤の成分 育毛剤に含まれる成分には様々なものがあり、当然目的別に効能があります。 自分の頭皮の状態、髪の状態を良く理解し使用する事でより効率的な育毛がでける事になってます。 育毛剤の効能は､血液促進、毛母細胞の活性化、頭皮殺菌、不必要な脂質の除去、炎症を抑える、保湿、栄養補給など様々どす。 顔や体のお肌のお手入れと同様に良く自分の状態を分析してから使用しましょう。 育毛剤には果たす効能が表現されていますが、代表的な成分を紹介します。 ■血行促進 ミノキシジル 世界的に認められとるミノキシジルは頭皮全体の血行を良くする効果が確認されています。 ■毛母細胞の活性化 ビチオン ビタミンＨの事でビタミンＢ群のひとつどす。 脱毛や白髪対策に有効どすが、タンパク質、糖質の代謝に働き乳酸菌発育を促進します。 ■頭皮殺菌 イソプロピルフェノール 殺菌、消毒の効果があり頭皮の殺菌においても含まれています。 ■脂質除去 イオウ イオウには余分な皮質を除去する効果があり、育毛剤だけでなくスキンケア用品などにも使用されています。 ビタミンＢ６ 過剰な皮脂分泌を抑える働きがある。スキンケア用品にも広く使われとる。 ■頭皮炎症を抑える グリチルリチン酸ジカリウム 頭皮の炎症防止だけでなく、フケや痒みも抑えます。 ■栄養補給 アセチルメチオニン アミノ酸の一種で毛髪に必要な元素を含みます。 ■保湿 キトフィルマー キューティクルを保護する為、枝毛や切れ毛の防止にもなってます。 育毛剤と頭皮 近頃は男性でも化粧品を使う様になってました。 髪にも気を使っとる方はぎょうさん、育毛剤も目的別に様々な種類が発売されています。 市販されとる育毛剤は、目的別に分けると大きく４種類となってます。 １．頭皮の血液の循環促進と、毛乳頭への栄養補給 効果としては毛髪の成長を促進します。 ２．皮脂の過剰な分泌を抑える ３．毛母細胞を活性化させるビタミン、糖分などの栄養補給 ４．男性ホルモンの働きを抑え、毛母細胞の働きを活性化させる。 頭皮や髪の状態によってこれらを組み合わせ使用し、整えます。 頭皮は畑に例えると土の役目を担っています。 良く肥えた土には栄養分があり、作物も元気に育ちます。 これと同じ様に頭皮の状態が整っていれば、髪も丈夫で元気に生えてくるのどす。 さかしまに土が干からびとるとそこには草も生えへんどすな。 風で種が飛んできても栄養分が無く枯れてしまいます。 育毛剤は頭皮を耕す役目なのどすが、肌に合わないものを使用するとさかしま効果になってますので注意が必要どす。 ちびっと悪い表現ではありますが、育毛剤は肥料と同じで大地そのものを肥やす訳ではおまへん。 丈夫な髪を育たせる為には、頭皮そのものが健康であり血の巡りが必要なのどす。 必要な栄養を体から摂取し頭皮の状態を良くする事も同時に行わなければ基本的な解決にはなってません。 昔はやったＣＭで「髪は長い友達どす」と表現されとった様に、ほんまに長く付き合うものどす。 育毛剤と栄養摂取をうまく組み合わせて丈夫な頭皮を保ちます。
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