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五月病〜KENNKOU〜きれいなお姉さん |
現代病とは、人にうつされず自分でなる病気と言われています。 生活習慣病やアレルギーなどが、現代病とも言われます。 ストレスなどが原因で起こる五月病もまた、現代病のひとつだと思われます。 食生活や生活様式、インターネットをはじめとする情報社会の変化などストレスに囲まれた社会を生きとるあたし達には、心身に様々の症状があらわれます。 現代社会の変化の早さについていけず、息切れの状態になっとる場合もあります。 その結果、原因究明や治療方法も複雑になっていますが、思い込みや間違った情報に踊らされへんよう、気をつけなければなってません。 正しい情報を得て、あせらんと治していく気持ちが大切な時代となっています。 また、栄養過多の時代にあっても、インスタント食品など食事が片寄った結果、カルシウム不足になったり、ビタミンの欠乏で脚気(かっけ)にかかったりする場合もあります。 五月病もストレスが原因とは限らず、実は食事をきちんと取れておらず、体調不良を引き起こしとるのかもしれません。 朝食をきちんととっていますか？ 朝食は一日を過ごす大切なエネルギー源どす。 忙しいからといって、食事を抜かないようにしてくださいな。 食習慣、生活リズムを整えて過ごすことが、五月病、ほんで現代病と呼ばれとる病気にならへんために、まず必要なのどす。 ほんで、環境の変化やストレスに負けず、上手に乗り越える方法を身につけましょう。 皆はんが日々変化する現代という波を乗りこなし、生き生きと毎日を過ごして欲しいと願います。 五月病と生活習慣病 新しい環境の変化や人間関係のストレスなどによって起こる五月病。 五月病のぎょうさんは一時的なもので、環境に慣れたりストレスを上手に解消することによって、次第に症状はなくなってきます。 そやけども、そのストレスを、食べることで発散しようとした場合、過食になって肥満につながる可能性があります。 そうなると、その肥満が糖尿病や高血圧などの生活習慣病へとつながってしまいます。 三大生活習慣病と呼ばれるのは、ガン、脳卒中、心臓病。 その手前でなってやすい生活習慣病は、高血圧や糖尿病、高脂血症など。 高血圧はストレスや肥満といかいな関係があると言われています。 高脂血症は血液中のコレステロールや中性脂肪が増えた状態で、放っておくと動脈硬化を引き起こします。 この病気もまた、肥満といかいな関係があります。 放っておくと命にかかわる重大な病気である生活習慣病は、こみたいに食生活の乱れやストレスが原因のひとつとなっとるのどす。 ストレス発散で乱れた食生活には、このような危険性があるという認識が必要どす。 規則正しい食生活や生活リズムを保つことは、五月病を乗り切るためだけでなく、健康に毎日の生活を過ごしていくうえでむちゃ大切なのどす。 ほんで、バランスの取れた食生活と同じように適度な運動もまた、健康を保ち、ストレスも発散してくれます。 五月病にかかっても、ストレスとうまくつきあい、高血圧や糖尿病などの生活習慣病へつなげないよう、心がけてください。 五月病の症状に使用される薬 最近はストレスの多い社会を反映し、心療内科や精神科を受診する人が増えています。 また、心療内科や精神科のある病院や診療所も増えてきました。 以前と比べて、心療内科や精神科を受診するのに抵抗感が少なくなってきた時代と言えるでしょう。 五月病もまた、ストレス社会を反映したものと言えますが、五月病の憂鬱な気持ちや、イライラ感、意欲がないなどの症状に対して、心療内科や精神科で処方される薬とはどのようなものでしょうか。 五月病の症状には、抗不安薬といわれる薬が用いられることが多いようどす。 抗不安薬とは、精神に作用し不安や筋肉の緊張を取る、不眠を解消するなどの効果があります。 個人の症状に応じて、医師が薬を処方します。 使用量や種類など、人によりちゃうので、勝手に量を変えたり、止めてしまうのは厳禁どす。 副作用もありますので、心配な場合は医師に相談してください。 また、アルコールと一緒に服用してはいけません。 服用しなくても大丈夫、と感じても、自己判断で服用を止めへんこと。 医師と相談のうえ、服用量を減らしたり、服用回数を減らしていきます。 ほんで、薬だけに頼るのではなく、同時に食事をきちんと取る、ストレス解消の方法などを見つけて、明るく生活でけるよう心がけましょう。 五月病に関して様々な情報がありますが、薬はその中の選択肢のひとつどす。 自分にあった五月病の乗り切り方を見つけ、新しい環境を楽しめるよう、願ってやみません。 五月病に効く漢方薬 病気ではおまへんのに、疲労を感じたり、めまいが起こったりする五月病と呼ばれる症状。 このような症状を抑えるのに、漢方薬が用いられることがあります。 漢方薬とはどのようなものやのでしょうか。 漢方薬とは、天然物(生薬)が薬として使われてきた歴史の中で、その有効成分を取り出したり、手を加えたりして誕生したものどす。 漢方薬の使用は、ひとりひとりの体調や体質などに合わせて処方される、オーダーメイドの治療法どす。 現在では、西洋医学では対処でけへん症状にも効果が認められ、広く病院で使われるようになっています。 また、漢方薬が健康保険で利用でけるようになって、ますます漢方薬の利用が広がっています。 ただし、漢方薬の名の通り、あくまで薬どすので、副作用がないとはいえません。 特に他に薬を飲んでいる人は、医師と相談して飲むようにしてください。 まれにアレルギーを起こす人もいます。 漢方で考える五月病とは、｢気｣の不足、｢陽気｣の不足、｢血｣の不足などどす。 ｢気｣の不足とは、精神力が弱った状態。 ｢陽気｣の不足とは、体を温める力が弱った状態で、体が冷えて精神的に不調になってます。 ｢血｣の不足とは、心の栄養不足。 不安や睡眠不足、焦りの症状が現れます。 漢方薬は、このような五月病のイライラした気持ちを抑えたり、さかしまにくよくよした人には気を上げたりできます。 五月病の症状に悩む人は、漢方薬の利用を選択肢の一つとして考えてみてはどうでしょうか。 5月の旬の食材 ゴールデン・ウィーク明けから、症状が現れ始める五月病。 そないな五月病を乗り切るには、5月の美味しい旬の食材を使った料理を食べるのもひとつの方法でしょう。 ほんで、5月の旬の食材を取り上げてみます。 5月が旬の食材はたくはんあります。 果物ならイチゴ。 魚では、かつお・マグロ・カレイなど。 野菜は、キャベツ・筍・アスパラガス・さやえんどう・じゃがいも・玉ねぎ・ピーマンなど。 キャベツやえんどう、アスパラガスにはイライラを抑えてくれるビタミンＣがたっぷり含まれています。 筍を使った料理なら、わかめを加えて若竹煮、行楽のお供にもなる筍ご飯がありますな。 わかめも5月の旬の食材どす。 若竹煮は、筍を煮てから2〜3時間置いて味を含ませ、わかめは最後にさっと2〜3分煮ると美味しく仕上がりますよ。 さやえんどうは絹さやとも呼ばれます。 さやえんどうの仲間には、グリーンピース、スナップエンドウ（スナックエンドウとも呼ばれます）があります。 グリーンピースは年中、缶詰などで手に入りますが、この時期だと、サヤぐち買うと新鮮なものが手に入ります。 マグロの山かけ、カレイの煮付けなど、こうやって、食材を並べとるだけで、料理が思い浮かんで浮き浮きした気持ちになってませんか？ 食材を知ることは、体を大切にすることにつながります。 ほんで、旬の食材は栄養が豊富で、値段も安いどすな。 しっかり栄養のあるものを美味しく食べて、五月病にならへん心身を作りましょう。 季節病と言われる｢五月病｣ 気象病や季節病ということばをご存知どすか？ 気象病は、気温の上昇や気圧の変化など、天候の変化が病状の変化に強く結びついとる病気を指します。 天気が崩れる前に症状が出やすい喘息や、低気圧で症状が現れる神経痛などが気象病どす。 これに対して季節病は、ある一定の季節に症状が現れるものを指します。 春の花粉症や五月病、夏の胃腸炎や赤痢、秋の夏バテや食中毒、冬のインフルエンザなどが季節病といわれています。 五月はさわやかな季節だと思われていますが、実際は気温の差が激しく、暑くなって夏日が続いたかと思うと寒の戻りがやってくる不安定な季節どす。 五月病も環境の変化やストレスあほりが原因でなく、このような気候の変化も関係して、心身ともに不調を感じとる人もいるかと思われます。 春先の花粉情報や、夏の紫外線予報など気象に関する情報がぎょうさん知らされる時代になってました。 2007年4月には、日本気象協会北海道支社が、フェーン現象などでの気温の急上昇により、車の運転や夫婦げんかの発生に対する注意喚起を行い、話題になってました。 また、猛暑日が続くようになって、健康に日常生活を送るうえで、気象情報がかかせなくなったといえるでしょう。 これからの時代、様々な気象情報を活用して、体調を整えて過ごしていく必要があります。 そやけども、冷暖房が整い、ストレスなどが多い現代では、季節病は必ずしもその季節だけに出るとは言えなくなってました。 五月病もまた、季節を問わんと現れる症状になって、六月病や九月病ということばも使われるようになっています。 健康食品について 五月病は新生活における環境の変化やストレスなどによる症状どす。 頭痛や疲労など体調不良に悩み、健康食品を利用する人も多いと思われます。 そやけども、健康食品はその名の通りに体を健康にしたり、不調を治す効果があると勘違いしてはいけません。 健康食品は医薬品ではなく、あくまで食品の一種であり、取りすぎるとさかしまに体に不調をきたしたり、薬を服用しとる人は、その薬が効かなくなる恐れもあります。 健康食品はあくまで、栄養の補助として、上手に活用してください。 個人輸入やインターネット販売で購入した健康食品の中には、重大な被害が出たケースもあります。 個人輸入する場合は、輸入する人自身でその商品が安全かどうかを確認しなくてはいけへんので、より注意が必要なのどす。 薬を服用しとる人は、健康食品が薬の効き目に影響する場合があるので、医師と相談のうえ利用するようにしてください。 また、ビタミンＡなど、必要量以上に取りすぎてはいけへん栄養素があることを知っておいてください。 ビタミンＡを過剰に取ると吐き気などの中毒症状を起こす場合があります。 サプリメントなどで簡単に栄養素を取りすぎてしまう可能性があります。 健康食品を取る際は、必ず必要量を守るよう、心がけてください。 健康食品を食べて体調が悪くなったら、すぐに病院へ行ってください。 食品をバランスよくおいしく食べて、食事を楽しめるのが一番ええのどす。 食生活を正しく理解して、五月病を乗り切って、いきいきと新しい環境を楽しんでください。 スチューデント・アパシー 五月病は｢スチューデント・アパシー｣とも言われます。 こら、1961年、ハーバード大学の精神科医P・A・ウォルターズの報告のよるもので、主に大学生に見られる慢性的な無気力状態を指します。 男子に顕著に見られる青年期特有の症状で、特に病理的なものがなく、無気力・無関心・目的の喪失感を伴います。 ちなみに｢アパシー｣とは、普通なら感情が動かされることに反応を示さない状態を意味します。 それゆえに、スチューデント・アパシーは五月病だけを指すだけでなく、無気力な状態の学生を指すことばと捉えた方がええでしょう。 学校へ行かない、単位が取れへん、進路についての興味がないなどの症状が現れます。 受験戦争を勝ち抜いてからの虚脱感などから無気力に陥るのは、心身ともにしんど状態からの自己防衛とも言えるでしょう。 学業には無関心でも、趣味やアルバイトには熱心であるケースもあります。 現代は、学生だけでなく、このような｢アパシー｣の状態に陥ることをまとめて｢アパシー・シンドローム(無気力症候群)｣とも呼びます。 希望の会社に入ったものの、入社後に無気力感に悩まされる状態は｢サラリーマン・アパシー｣と言われます。 真面目で親など周囲の人の声に答えようと努力してきた人に多いようどす。 アパシー・シンドロームにならへんためには、自分で目標を持ち、行動する自発的な力が必要と言えます。 また、目先の成功や失敗にとらわれることなく、将来に向けての視点をしっかりと持つ力を養うのが必要となってます。 癒しの音楽 五月病の疲れを音楽を聴いて癒しとる人も多いことでしょう。 好きな音楽を聴くと、ストレス解消にもええし、心が洗われますな。 癒しの音楽は、ヒーリング・ミュージックとも言われています。 癒しの音楽には、どのような曲があるのでしょうか。 ・モーツァルトやヴィヴァルディなどのクラシック音楽 モーツァルトは脳を活性化させると話題になってました。 ・映画サウンド 懐かしい映画の場面を思い出しもって楽しめますな。 ・アイルランドや日本の童謡、子守唄 子守唄は子どもに唄っとると、子どもだけでなく、自分の心もゆったりとした気持ちになってます。 ・オルゴールやピアノ、ギターなどの音色を楽しむもの 優しい音に心が休まります。 オルゴールCDも発売されています。 アコースティックサウンドを楽しむのもええどすな。 ・自然の音 小鳥のさえずり、波の音、木々にそよぐ風の音、虫の声など。 自然のゆらぎが、人の気持ちに心地よく伝わります。 ・その他 子宮内の音、というものもあります。 赤ちゃんを落ち着かせるだけでなく、大人にも安らぎを与えてくれます。 こみたいに、様々な音楽が紹介、販売されています。 インターネットでは自由に聴ける癒しの音楽のサイトも数ぎょうさんあります。 明るい気分になってたい、心を落ち着けたい、なんも考えへん時間を作りたいなど、気持ちに合わせた音楽がきっとあるはずどす。 自分が心落ち着ける音楽を見つけて、ゆったりとした気持ちを取り戻し、五月病に負けず、明るく毎日を過ごしてください。 五月病には栄養バランスのとれた食事を 希望を抱いて学校生活や就職にと新しい生活に踏み出した人が、ゴールデン・ウィーク明け頃から五月病の症状に悩まされる場合があります。 ストレスが原因の場合が多いのどすが、一人暮らしを始めたり、残業などで食事の栄養バランスがうまくいかなくて体調が悪いのかもしれません。 栄養バランスを考えて、毎日の食事をとっていますか？ 揚げ物など、片寄った食事になっておらんかを、振り返って考えてみましょう。 食事をきちんととるということは、生き生きとした生活を送るうえでむちゃ大切どす。 栄養バランスについて考えていきましょう。 食事のバランスを上手に保つには、いろいろな食品を組み合わせましょう。 主食・主菜・副菜の組み合わせを心がけると、バランスの取れた食事をとることができます。 主食：ごはん、麺類、パンなど 主菜：肉・卵・魚・大豆製品などを使った、おかずの中心となる料理 副菜：主菜に付け合せる、野菜などを中心とする料理 外食や加工食品、調理食品も、メニューや手作り品とうまく組み合わせてとれば、充分栄養バランスの取れた食事ができます。 最近はカロリー表示をしとる外食店もぎょうさんなっています。 表示を気をつけて見る習慣を身につけるとええでしょう。 また、余り濃い味の食品あほりとれへんように気をつけてください。 また、家族や友人などと食事を楽しんで食べるのも、栄養をとるだけでなく心も豊かにしてくれます。 3食を規則正しくとるのも大切どす。 食事を楽しむことで、五月病に負けへん体を作りましょう。 加工食品について 春は、新しい生活がはじまり希望に溢れる季節であると同時に、環境の変化や不安から五月病の症状に陥る人がいる季節でもあります。 生活リズムが崩れたり、時間がなかったりで、インスタント食品などの加工食品、惣菜などに頼る人も多いでしょう。 栄養バランスを考えて、サラダや果物などを加え、上手に加工食品などを使って、五月病を乗り切って欲しいと思うて。 ここでは、そないな加工食品などを利用する上で注意する点を述べたいと思うて。 加工食品の包装には、原材料の明記が義務付けられています。 原材料の明記の順番は、ぎょうさん含まれる順どす。食材が先に明記され、その後に食品添加物が明記されています。 製造日や、賞味期限、消費期限、製造者名が明記されとるので、気をつけて見るよう心がけたいものどす。 また、開封したら、でけるだけ早めに使い切るようにしてください。 食品についての知識は、自分の体を守るだけでなく、家族の体を守ることにもつながるのどす。 加工食品と違って、惣菜と呼ばれる、その場で作って並べとる商品に関しては、表示の義務がおまへん。 気になる場合は、もう1度温めなおして食べるなど注意が必要どす。 日本人の摂取する栄養素は、カルシウムが不足し、脂肪や塩分が取りすぎだと言われています。 カルシウム不足だと、将来、骨粗しょう症になる可能性もありますし、脂肪や塩分の取りすぎは将来生活習慣病を引き起こしかねません。 おいしいものを、栄養バランスを考えて食べることが、ストレスに負けへん体を作ります。 五月病と適応障害 一般に、春になって学生や新入社員が心身に不調が表れる症状を五月病と呼びますが、こら正式な病名ではおまへん。 ｢適応障害｣が、この症状の病名であり、環境に適応できんと、やる気が出ず、食欲不振や睡眠障害などの症状があります。 また、この適応障害は学生や新入社員だけに起こるのではおまへん。 新しい環境に適応でけへん、という場面は、転職や退職、結婚や引越しと様々な機会に訪れます。 適応障害は次みたいに症状があります。 1.不安気分を伴うもの 不安、心配、いらいら感など 2.抑うつ気分(気持ちが重い、暗くなる)を伴うもの 希望を見出せへん、涙もろい 1と2の両方を伴う状態もあります。 3.行為の障害を伴うもの 社会規範や規則に適応でけへん 4.情緒的症状と行為の障害、両方を伴うもの 1や2の症状と3の症状の両方を伴う状態 5.身体的愁訴（しゅうそ） 疲労感、頭痛、不眠など身体的症状 6.引きこもりを伴うもの 社会的引きこもり 適応障害とは、普通よりもストレスの重い状態のこと。 現代の社会の中では、事故や自然災害から学校、職場、近隣での人間関係などぎょうさんのストレス因子が存在し、誰でも心に動揺が起こる状態があると言えます。 それゆえ、誰でもこのような症状になる可能性があります。 そやけども、適応障害は適切な治療で、ぎょうさんは3ヵ月以内で治ります。 五月病・適応障害を不安がらず、自分自身を見つめる機会と捉え、心にゆとりを持ち生活していくことが大切どす。 五月病に効く食事法 過度のストレスや環境の変化によって起こる五月病。 生活リズムが狂い、栄養バランスが崩れてしまうのも一因どす。 ここでは、五月病に効く食事法を紹介します。 イライラした気持ちを抑えるにはカルシウムが効果的どす。 牛乳、小魚などに含まれています。 牛乳は、ホットミルクにしたりコーヒーに入れて飲むとええでしょう。 ヨーグルトもまた、カルシウムをぎょうさん含んでいます。 牛乳が苦手な人はグラタンなど料理に利用したり、チーズを食べたりしてください。 しらす干しなど小魚は、チャーハンに混ぜたりしておいしくいただきましょう。 カルシウムは五月病に効果があるだけではなく、骨を作り、しっかりした体を作ってくれます。 最近は、カルシウムが強化された商品も販売されています。 上手に使って、カルシウム不足を補いましょう。 ビタミンＣはストレスから、体の細胞を守ってくれます。 野菜や果物をしっかり摂りましょう。 朝の果物を1品追加する、野菜ジュースを飲むなど、気軽に試せる方法をとるのが、長続きのコツどす。 食事にサラダを追加するのもええどすな。 ビタミンＣは、風邪の予防にも効果がありますし、お肌の張りも整えてくれます。 食事を考えると、栄養バランスがとれ、その結果はつらつとした生活が送れます。 栄養バランスの取れた食事は、五月病だけでなく、病気に負けへん、強い心身を手に入れることにつながります。 ぜひ、五月病を乗り切って、元気に毎日を過ごしてください。 五月病のプラス面 環境の変化やストレスによる五月病の症状が出ると、心身ともに辛くなってます。 そやけども、この症状はぎょうさんは一時的なもので、環境の変化に慣れるに従って、気持ちも楽になって症状も治まるものどす。 五月病になって、体を休めたり、頑張りすぎた自分にブレーキをかけてみて、自分を見直す機会になった人も多いと思うて。 ここでは、五月病のプラス面について考えてみましょう。 受験勉強を乗り越えてきた人ならば、入学して周りの人がむちゃ優秀に見える場合があるでしょう。 ひとり暮らしを始めた人ならば、慣れへん家事などに振り回されて疲れが出とる頃どすな。 新入社員は、仕事を覚えたり、責任感に重圧を感じとる人もいるでしょう。 五月病の症状は、そないなプレッシャーやストレスから心身を守りなさいという、メッセージどす。 ほんで、どみたいにすれば上手にストレスと付き合えるのかを考えるええ機会だと思えば、ストレス解消法を身に付けることによって、これからの生活も上手に乗り切ることができます。 また、体調が優れへんのは、ゆっくり休みなさいということどす。 常に一所懸命では、心身ともに疲れてしまいます。 どみたいに、生活を続けていけばええのか、息抜きを覚えて、うまく生活リズムをつかむきっかけとなってます。 また、症状を友人や家族に相談することで、会話が増えて人間関係をうまく作る場合もあると思うて。 五月病を不安がるあほりでなく、うまく付き合って、新しい生活を楽しんで欲しいものどす。 家族が五月病になった時 ゴールデン・ウィークが明ける頃から、朝起きられへん、憂鬱になる、疲れやすいなど、五月病の症状が起きる人がいます。 もし、家族がそのような症状になった時には、どみたいに対処したらええでしょうか。 五月病の症状は一見、なまけとるようにも見えます。 本人だけでなく、家族もそのような症状を見て、不安になってしまうと思うて。 そやけども、そないな時に、｢甘えとる｣｢もっと頑張れ｣ということばは、プレッシャーを与えて症状を悪化させかねません。 症状に苦しんでいる本人は、頑張ってこのような症状になっとることが多いからどす。 励ますことばが、さかしまに症状を進ませることにつながってしまいます。 家族は、五月病の症状に悩んでいる人に対して、ゆったりと見守ってあげてください。 ｢頑張ったからちびっと力を抜いたら｣など、理解を示すことが大切どす。 家族がわかっていてくれると思うだけで、本人の気持ちはぐっと落ち着きます。 それが、五月病の症状を和らげてくれます。 また、家族間の理解を深めるために普段から会話を楽しむことを心がけてください。 ほんでも症状が長引くようどしたら、心療内科や神経科など病院に連れて行ってください。 本人が病院に行かない・行けへんようならば、家族がまず病院で相談したり、付き添って病院に行ってください。 家族の見守りが、家族を守るのどす。 環境の変化によって、心身ともに疲れるのは誰にでもあることだと考え、五月病の家族には暖かく接してくださいな。 ストレスと上手に付き合う 五月病は新しい環境、人間関係、仕事などのストレスが原因と言われています。 ストレスを気にしすぎて、そのこと自体がさらにいかいなストレスになってしまう場合があります。 ストレスをストレスにしてしまうのではなく、ストレスを知って上手にストレスと付き合う必要があります。 現代社会では、ストレスはつきものどす。 そやけども、ストレスがまるっきしないとええかというと、そうではおまへん。 ストレスがまるっきしない状態だと、体温機能が低下し、暗示にかかりやすくなってしまいます。 バランスの取れた生活には、適度なストレスは必要なのどす。 ストレスと上手につきあうためには、考え方を変えてみる、という方法があります。 くよくよ悩んでいたのに、後になって、どうしてこんなことで悩んでいたんやろう、と思った経験はおまへんか？ 考える視点を変えるだけで、前向きな考えに変わる場合があります。 例えば、｢〜せなならへん｣という考えを、｢〜になったらええ｣と考えると気分が楽になってます。 白黒つけなければ気がきずつないタイプの人は、0〜100％の中で、自分は何％できればええのかを考えてみましょう。 また、ストレスに感じとることは、自分の人生の中でどれほどいかいなことなのやろうかと考えると、実はそれほどいかいな問題ではおまへんかもしれません。 このストレスが永遠に続くものではおまへんと考えると、気分が楽になってますな。 また、マイナス思考は余計なストレスを生みだします。 悪いことが次から次へ頭の中に浮かんでくる場合には、それに対して自分が何がでけるかを考えてみましょう。 備えあれば憂いなし。 五月病に負けずいきいきと過ごせるよう、前向きな思考を心がけましょう。 五月病に効くリラックス方法 新入生や新入社員が春に五月病と呼ばれる症状に悩まされることがあります。 環境の変化によるプレッシャーやストレスが原因と言われていますが、症状を緩和するには、心身をリラックスさせる必要があります。 ここでは、いくつかリラックスの方法を述べてみます。 ・呼吸法 不安を静めるための呼吸の方法を覚えておきましょう。 いつでも誰でも行える簡単な方法どす。 深く鼻からゆっくりと息を吸い、5秒間息を止めます。 次にゆっくりと口から息を吐き、これを繰り返すことにより気持ちが落ち着いていきます。 好きな音楽をゆったりと聴きもって、行ってもええでしょう。 ・適度な運動 ウォーキングなど適度な運動は、こわばった筋肉をほぐすと同時に、ストレスも取り除いてくれます。 最近ブームのヨガも効果的。 ゆっくりとした動きで心身を落ち着かせることでリラックスできます。 ・ぬるめのお湯にゆっくり浸かる。 音楽をかけたり、様々な入浴剤を試してみたりして、のんびりとした時間を楽しみましょう。 ・リラクゼーション音楽 波の音、オルゴールなど、いろいろな音楽が最近は紹介されています。 自分が心地よくなる音楽を見つけて楽しむのも、ええリラックスになってます。 ・マッサージ 筋肉のこりを取ると、気持ちも落ち着きます。 足裏マッサージや、クイックマッサージなどを試してみたり、入浴後に首筋や肩、ふくらはぎなどをマッサージしてみましょう。 自分に適したリラックス方法を知っとるだけでも、心が楽になってます。 五月病に負けず、いきいきとした生活をおくりましょう。 心療内科とは 新しい職場や学生生活に適応できず、ストレスによって、やる気がでない、朝起きられへんなどの症状が続く五月病。 五月病は、ぎょうさんの場合一時的な症状で、新しい環境に慣れるに従って症状が治まっていくものどすが、症状が長引き、不安が取れへんうつ状態になってしまう人がいます。 そないな症状に悩む場合に診察を受ける病院のひとつが、心療内科どす。 そやけども、心療内科と聞いてどんな所か分からず、行くのに躊躇する、という人も多いと思うて。 心療内科とは、ストレスで体や心起きとる症状を診察する科どす。 どんな人が診察に訪れるのでしょうか。 ・体の不調を感じて検査してみたけれど、異常が見当たらなかったという人。 ・悩みを誰にも打ち明けられんと相談に訪れる人。 ・ストレスが引き金で心身に不調が起きとると考えられる人。 カウンセリングなどに時間が必要なため、予約制を取る病院が多いようどす。 五月病などストレスで心身に不調をきたし、なかなか治れへんという不安を抱えて過ごすよりも、きちんと診察を受けて、どうすればええのかが見通しが立つだけでも、心が軽くなってます。 これから、明るく過ごしていくうえで、病院の診察を受けるという選択肢を考えてみることは、ひとつ不安が取り除かれるということどす。 最近は、インターネットでもぎょうさんの心療内科の病院が紹介されていますので、探すのは以前に比べて難しくないと思うて。 心療内科は、決して敷居が高いトコではおまへん。 五月病になってやすい人 春になると、新しい学校・会社にうまく溶け込むことができず、五月病と言われる症状に悩む人が出てきます。 そやけども、誰でも五月病にかかるとは限りません。 ストレスが重く負担になる人もいれば、うまくストレスを切り抜けて過ごしとる人もいるからどす。 では、どのような性格の人が五月病になってやすいのでしょうか。 五月病になってやすいと考えられる性格 ・几帳面で、物事をきちんと進めへんと気がきずつない人。 ・真面目に物事を考え、義務感が強い人。 ・周囲の人のことを考え、気配りをしもって行動する人。 ・心の準備をせいで、新生活をスタートさせ、環境の変化についていけへん人。 ・新しい環境に慣れようと懸命になるあまり、力が入りすぎてしまう人。 ・感情を抑えて、我慢してしまう人。 ・内向的で、おとなしい性格の人。 ぎょうさんの場合は、五月病の症状は一時的なもので、このような性格の人も新しい環境に慣れ、仕事や人間関係がスムーズにいくと、すこしずつ症状は治まってきます。 深呼吸したり、スポーツをしたり、ストレスをうまく発散させることが必要どす。 悩みを抱え込まず、家族や友人に聞いてもらうだけでも、気持ちがすっきりします。 また、しんどと感じたら、休息を充分にとるのも大切どす。 無理をせず、ゆっくりと新しい環境に慣れていきましょう。 症状が長期間で収まれへん場合は、大学のカウンセラーや会社の産業医などに相談しましょう。 また、心配な場合は神経科や心療内科などでいっぺん診察を受けることをお勧めします。 五月病に効果のある入浴法 春の暖かな季節の中で、気分が憂鬱で体調もすぐれへん五月病になってしまうと辛いどすな。 五月病の原因の1つが、慣れへん環境での仕事などのストレスどす。 そないなストレスを解消するためにお風呂でのんびりリラックスタイム、というのはどうでしょうか。 浴室のあかりは落ち着くように、ちびっと暗めに。 光量の調節のでけるライトを使えば、好きな明るさを楽しめます。 また、キャンドルを利用する方法もあります。 好みのエッセンシャルオイルや入浴剤を使って、心地ええ香りを楽しみましょう。 ぎょうさんの種類のオイルや入浴剤が販売されとるので、その中から選ぶのも楽しみになってますな。 オイルや入浴剤の他、みかんの皮、たんぽぽなどを入れてもええどすよ。 ぬるめの38〜40℃のお湯に、みぞおちの辺りまで浸かり、20〜30分半身浴でゆっくり過ごしましょう。 上半身が寒いと感じる人は、バスタオルなどを肩にかけるとええでしょう。 防水ラジオやプレーヤーで好きな音楽を聴きもって、のんびりとお湯につかるのがお勧めどす。 体が温まると、気持ちがよくなって、ぐっすりと眠れます。 しっかり眠ることで、体の疲れも取ることができます。 また、時には温泉に出かけて広いお風呂にゆったりと浸かりましょう。 気分転換の旅は、かなんことを忘れ、環境を変えるので、ストレス解消には、うってつけどす。 どうぞ、ストレスを溜めすぎず湯船でリラックスして五月病を乗り切り、元気に過ごしてくださいな。 アロマテラピーで癒す五月病 ゴールデン・ウィーク明けから環境の変化やストレスが原因で五月病と呼ばれる症状に悩まされる人がぎょうさんなってます。 落ち込みや食欲不振などの五月病の症状の緩和に効く方法の1つがアロマテラピーどす。 ここでは、五月病の症状を和らげる、アロマテラピーの効用についてお話したいと思うて。 ・香りの効果 好きな香りを嗅ぐと、心が洗われたような気持ちになってます。 肩の力が抜け、気持ちが楽になっていきます。 ・エッセンシャルオイルの効果 エッセンシャルオイルの成分は、体に不調にも効果があります。 ローズマリー：脳に刺激を与えるので、気力を回復し、やる気を引き出します。 レモン：集中力を高め、疲労回復に効果があります。 ジャスミン：憂鬱な気持ちを静めてくれます。 ベルガモット：心に活力を与え、気持ちを明るくします。 ラベンダー：自律神経を整え、リラックス作用があります。 家で香りを楽しむには、好きなオイルを1、2滴ティッシュに垂らして、就寝時、それを枕元に置きます。 もしくは、アロマポットを使ってください。 お風呂にオイルを3〜5滴入れて楽しむアロマバスもお勧めどす。 この場合は、オイルを入れてからよくかき混ぜてください。 効果的なオイルを選んで施術をしてくれるアロマセラピストの元でトリートメントを試みるのもええでしょう。 ただし、いつまでも症状が抜け切れへん場合は、隠れた病気がある可能性もがありますので、その場合は病院で診察を受けるようにしてください。 一年中見られる五月病 元来、五月病は受験戦争を乗り越え、入学したものの気力が尽き果て次の目標を見失ったり、新しい環境に適応できず、ストレスで心身に不調をきたした大学生に起こる状態を指していました。 そやけども、新入社員は、オリエンテーションが終了し、いええよ本格的な仕事を開始する時に、六月頃症状が現れるので、新五月病、もしくは六月病とも呼ばれます。 高校生以下の学生にもこの症状は見られるようになって、ゴールデン・ウィーク明けだけでなく、夏休みや冬休みなど長期休暇の後などにも見られます。 ストレスの多い現代では五月病は1一年中、いつでも誰にでも起こる可能性があります。 五月病や、もはや単なる季節病とは言えへんでしょう。 イライラする、不眠、やる気がでない、疲れやすいなどの症状が続くようならば、心も体もゆっくりと休ませるよう心がけてください。 また、子育てが一段落してから起こる、みんな言わはるとこの空の巣症候群や、ローソクの芯が燃え尽きてしまうように気力を喪失してしまう、燃え尽き症候群も同じような症状が起こります。 ウチも五月病にかかりやすい人と同じように、内向的な人がかかりやすいようどす。 適度なストレスは、これを克服することにより、より成長でけるのどすが、ストレスを溜めすぎると心や体に不調が起こります。 心や体の不調は、我慢せいで治すことを優先することが大切どす。 ただし、ストレス解消をアルコールなどに頼ると別の病気を引き起こしてしまうので注意が必要どす。 五月病とうつ病の違い 五月病とうつ病の違いは何でしょうか。 五月病は環境の変化による一過性の心身の不調で、ぎょうさんの人は環境の変化や人間関係、仕事に慣れるに従ってよくなっていきます。 一方、うつ病は五月病と同じように、勉強や仕事に身が入れへん、朝起きられへん、体の不調などが長期間続きます。 五月病も重症化してうつ病に進行する危険性がありますので、症状が長引くようならば病院に行って診察を受けることをお勧めします。 うつ病とは、憂鬱な気持ちや無気力感などが長期間続き、日常生活や仕事に支障をきたしてしまう状態を指します。 ストレスなどが引き金となって、脳内の神経伝達物質の行き渡りがバランスを崩し、心身に不調が現れてくるのであって、さぼっとったり、心が弱いからなる訳ではおまへん。 言い換えれば、誰でもかかる可能性があるということどす。 うつ病の治療では、休養と薬の服用が基本となってます。 神経科や心療内科で、お医者はんと充分話し合って、時間をかけて治療をしていきます。 すぐに治るものではおまへんので、あせらんとゆっくりと時間をかけてください。 治療薬はちびっとずつ効果が出てくるものやので、服用して2週間くらいは様子を見なければいけません。 服用してすぐに効果が現れるものではおまへん。 また、症状が治まっても勝手に薬の服用をやめんと、お医者はんの指示に従ってください。 家族も勝手に薬をやめさせたりしてはいけません。 必ず良くなると、周りの家族もあせらんと気長に見守ることが大切どす。 五月病の低年齢化 一般に五月病になるのは、大学生や社会人と言われていました。 そやけども、最近では厳しい受験戦争をくぐり抜けてきた中学生や高校生をはじめ、小学生にも五月病の症状が見受けられます。 また、症状はゴールデン・ウィーク明けだけではなく、夏休みや冬休みといった長期休暇後にも見られます。 朝起きられへん、やる気がでない、登校拒否等が挙げられます。 五月病にならへんためには、入学時やクラス替え後に適応しようと頑張りすぎず、ちびっとずつ環境に慣れていく心づもりで過ごすことが大事どす。 心身の不調が長引くときは、スクールカウンセラーへの相談や心療内科などの受診も考えましょう。 保護者もまた、子どもの様子に心を配り、体調の悪いときには休ませたり、話を聞いてあげたりしてください。 自分の子だけは大丈夫とは思わず、子どもの発するサインを見逃さないように気をつけてください。 特に小学生や中学生は親や周囲の人の理解や援助が、自我の確立のためにはまだまだ必要な、大切な時期どす。 日常生活の中で意識して子どもと接して欲しいものどす。 ただし、無理に話を聞きだすのではなく、いつでも話に耳を傾けることを心がけるとええと思うて。 厚生労働省が2006年に行った調査によると、中学生の4人に1人はうつ状態だという結果が出たそうどす。 親だけでなく、担任教師など学校との連携が必要な時代となっています。 誰にでも起こりうる心の病への対処は、いじめ防止にもつながります。 子ども達が明るく学校に通えるよう、大人が心がける時代になっとると考えられます。 職場での五月病予防 ゴールデン・ウィーク明けには、新しい環境や人間関係に溶け込めず、五月病になる人が出てきます。 五月病が長引くと本人はもとより、周りへの仕事量の負担増加など、職場全体にも影響を及ぼします。 そのため、五月病を予防するために、仕事や人とのええ関係を築くための職場でのサポートが重要となってきます。 職場の上司や同僚の声かけは、五月病予防には効果的どす。 職場の一員と認められたと感じることは、ストレスが薄まると同時に仕事へのやる気を引き出します。 また、コミュニケーションをとることで、仕事もスムーズに進むようになってます。 普段から話をしやすい職場環境を作ることが大切どす。 また、社員の元気がない、仕事のミスが目立つ、遅刻や早退・欠勤が増えるなど、職場の人間が早期に気づき、対処することが必要どす。 怠けとる、無責任だ、と責めてあほりでは解決にはなってません。 症状が長引くようならば、病院へでけるだけ早う行かせるようにしてください。 カウンセリングを委託する、メンタルケアのプログラムを充実させる等、事業所内外にメンタルケアがでけるネットワークを作っておく必要があります。 社員が五月病など心身に負担を感じる時に、すぐに相談、診断でける体制を整えることが職場環境を良くすることにつながります。 また、管理職もまたストレスにさらされる時代、会社全体で社員の心身の健康を支えなければなってません。 ワーク・ライフ・バランスを重視した働き方のでける体勢を整えることが大切どす。 自律訓練法 春になって環境の変化からストレスや不安を感じ、五月病に悩む人は少なくおまへん。 ストレス状態がむちゃなると自律神経の働きが悪くなって、食欲不振や頭痛、下痢、便秘など体に様々な症状が現れます。 自律訓練法とは、自律神経の働きを元に戻すための方法のひとつで、頭の中でゆったりとしたイメージを作り、体をリラックスさせる方法どす。 自律神経が元の状態になると、血流も回復し、体調もよくなって、心身ともに健康になっていきます。 自律訓練法の手順は次の通りどす。 まず、静かな場所に仰向けに寝て、体の力を抜いてください。 椅子に座っていてもええどす。 1.手足が重いと感じる。 右手、左手と順番にしても、両手が重いと感じてもかまおりません。 すぐには重さを感じないかもしれませんが、毎日繰り返してリラックスでけるようになると感じることがでけるでしょう。 2.手足が暖かいイメージを思い浮かべる。 3.心臓が静かに脈打っとることを感じる。 4.楽に呼吸しとると感じる。 5.おなかが温かいと感じる。 6.額が涼しく心地ええと感じる。 7.最後に、深呼吸をしていかいな伸びをします。 自律訓練法は3〜5分程度を目安にしてください。 すぐにはすべてを感じることはややこしいと思うて。 できなくても、その時間で終了してください。 気楽に、時間があるときに試してみるとええでしょう。 慣れてくると電車の中など、いつでもでけるようになってます。 五月病を乗り切って、明るい生活を過ごせるよう、心がけてください。 五月病の原因 環境の変化やストレスなどの要因によって、新入生や新入社員に見られる五月病。 五月病になる原因には、次のようなことが考えられます。 ・厳しい受験戦争や就職活動によって希望がかない、その結果、その先に目標を見出せへんでいる。 ・理想や夢を描いて入学・入社したものの、現実とのギャップが大きく、戸惑いや不安を感じとる。 ・一人暮らしを始めるなど生活環境が大きく変わり、生活リズムの乱れに心や体がついていけへん。 これまで家族に家事をやってもらっとった人は、料理や洗濯、買い物など、せなならへんことの多さに戸惑うと思われます。 自分で家事を行いもって学校や職場へ行くのは、慣れるまでは要領がつかめず、それがいかいなストレスになってしまいます。 ・新しい人間関係にうまく溶け込めへん。 ・悩みを自分一人で抱え込んでしまい、ストレスの発散がでけへん。 ・ゴールデン・ウィークなど長期間の休みが入ることによって学校や会社に行く気力がなくなる。 ・高校まで規則が多かった生活から、いきなって行動が自由になって、自分で決めなければいけへん環境についていけへん。 指示に従っていればよかった生活から、自分で考え、決断せなならへん場面が多い生活となって、どう行動すればええのかわからず戸惑ってしまいます。 五月病は、入学や入社に限らず環境の変化で誰もがなる可能性があります。 一時的なことが多いので、新しい環境に慣れ、新たな目標を持つと症状はちびっとずつ和らいできます。 一人で悩まず、学校や病院などの相談窓口を利用したり、家族や友人に悩みを聞いてもらうと気持ちが楽になってます。 五月病に効く栄養素 春になると五月病になって体調不良に悩む人が増えます。 新しい環境にストレスを感じ、イライラしとる人も多いことでしょう。 そないなイライラや体調不良を解消するのに役立つ栄養素をご存知どすか？ ・カルシウム 小魚や牛乳にぎょうさん含まれています。骨や歯を作る大切な栄養素どすが、神経の興奮を収めたり、神経の伝達を正常に保つ働きがあります。 イライラする時にはカルシウム不足を疑ってみましょう。 ・ビタミンＣ イライラすると大量に失われてしまう栄養素どす。 野菜や果物にぎょうさん含まれています。 ストレスを強く感じる時には意識してぎょうさん摂ることを心がけましょう。 ・ビタミンＢ群 疲労回復にかかせへんのと同時に脳の働きにもかかせへん栄養素。 神経疲労の軽減に役立ち、不足すると食欲不振になってます。 ビタミンB6はウナギ、玄米、バナナ、レバー、豆類、さつまいもなどに含まれています。 一人暮らしを始め、外食や加工食品に頼りがちになっとる方は、特に気をつけて栄養が偏れへんようにしてください。 食べすぎや、アルコールの飲みすぎにも気をつけてください。 何よりもまず、3食を規則正しくとりましょう。 きちんと食事をとることでストレスに負けへん体を作ることは、五月病に限らず、健康に過ごしていくうえでむちゃ大切どす。 ぜひ、時間のある休日などにしっかりと栄養をとり、ストレスや病気に負けへん体を作っていくよう心がけ、五月病に負けず、いきいきとした生活を過ごしましょう。 五月病の対策 春になると新入生、新入社員の中で新しい環境や仕事に適応できず、みんな言わはるとこの五月病の症状に悩む人が出てきます。 ストレスをやる気がでない、イライラするなどの症状が長引くとうつ病に進行する場合もあるので、症状が軽いうちに気持ちを切り替えたり、ストレスを軽減するよう心がける必要があります。 五月病になったと感じたら、どのような対策をとればええでしょうか。 1.気分転換 心配や悩みを考えすぎるとさらにいかいなストレスになってます。 気持ちを切り替えるために、好きなことに打ち込んだり、おいしいものを食べたり、好きな音楽を聴いたりして気分転換をしましょう。 ただし、体調に配慮して日常生活に支障をきたさないよう、気をつけましょう。 2.休養をしっかりとる 疲れをためて無理をせず、睡眠時間は充分とりましょう。 いつも早う眠るよう心がけたり、栄養のある食事をして、体を充分休ませ、疲れを残さないようにすることが大切どす。 3.悩みを抱え込まない 不安や心配を一人で悩まんと家族や友人に相談するとええでしょう。 話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなって、気持ちが落ち着きます。 4.症状が軽くならへん場合 なかなか症状が軽くならへん場合は、症状がさらに重くなる前に病院にいって治療を受けることも必要でしょう。 心療内科や神経内科で適切な治療を受けると回復も早う、深刻な症状に陥らんと済みます。 お医者はんに自分の症状を克明に話すだけでも、気分がやすらぎます。 精神を安定させるええ薬もありますので、症状が回復せん場合は躊躇せんと病院に行くことをお勧めします。 五月病になったと感じたら、そらあんたが新しい環境で頑張っとる証拠どす。 頑張り過ぎないことも時には必要。 心と体を大切にして、この時期を乗り切って欲しいと思うて。 五月病の症状 五月病は元々、新入生が新しい学校に馴染めず、ゴールデンウィーク明けから気持ちが落ち込む症状を指していました。 そやけども、現在では学生だけでなく、新しい職場に馴染めへん新入社員などに見られる症状であり、仕事が本格的になる6月にも症状が起こりやすいと言われています。 新しい環境に胸躍らせとったり、緊張を強いられとった気持ちが緩み、ストレスとなって体や心に変調をきたします。 五月病は以下のような症状が起こります。 ・精神的な症状 やる気が出ない。 イライラする。 憂鬱になる。 焦りや不安を感じる。 何をするにも億劫に感じる。 学校や職場に行きたくなくなる。 周りの出来事に関心がなくなる。 ・身体的な症状 朝起きられなくなる、夜なかなか寝付けへんなどの睡眠障害。 免疫力の低下により病気にかかりやすくなる。 食欲不振、頭痛、めまい、動悸などの症状が挙げられます。 このような五月病の症状には個人差があり、几帳面な人や真面目な人がかかりやすいようどす。 一般には、新しい環境や仕事に慣れるに従って症状が軽減していきますが、症状が長引きうつ病になってしまう場合もあります。 そのため、疲れを感じたらしっかりと体を休める、ストレスを発散するためにスポーツなど気分転換をする、ゆったりとした時間を過ごすなど、気分転換を図る必要があります。 また、気持ちや体調が元に戻れへん場合には病院で適切な治療を受けることが大切になってきます。 新しい環境になったことで、これまでの生活リズムが崩れて体調不良になる場合もあります。 3食の栄養バランスを考えて、規則正しく、野菜や果物をしっかり摂ることも必要どす。 心と体に気をつけたうえで、新しい環境をぜひ楽しめるよう心がけてください。
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