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高額療養費〜KENNKOU〜きれいなお姉さん |
医療費の増加傾向が問題になっとる現代社会どすが、医療費の負担を軽くする制度があるのをご存知どすか? 一番、馴染みが深いのは、医療保険制度でしょう。 国民健康保険や社会健康保険に加入していれば、70歳未満の一般人で3割負担で済むという制度どす。 病院にかかる時に、保険証を提示するのは、これらに基づいて病院が請求を行うためどす。 さらには、医療費助成制度というものもあります。 乳幼児医療費助成制度・子ども医療費助成制度・老人医療費助成制度などがよく知られとるのではおまへんでしょうか。 例えば、子ども医療費助成制度の場合、お子はんが病院にかかった時に、自治体が医療費を全額負担するというものどす。 各自治体によって、適用される年齢はさまざまどすが、中学生のお子はんでも、助成してもらえる自治体もあるようどす。 70歳以上の方が、所得に応じて1割か3割負担でええのは、この制度が適用されとるからどす。 もちろん、これらの助成を受けるには、健康保険に加入しておらんと適用されません。 他にもさまざまな制度がありますが、高額医療という制度はあまり知られておらんようどす。 正確には、高額療養費制度と言います。 高額医療を簡単に言うと、1ヶ月内に一つの診療科でかかった医療費が基準を超えた場合、保険組合から超えた分を払い戻してくれるという制度どす。 こら、70歳未満と70歳以上でも基準が異なってますし、個々の収入によっても助成される金額が異なってます。 医療費の自己負担額が高額になった場合は、この高額医療の制度を利用する事をお勧めします。 困った時は・・・ 普段 健康でいると、ほんの微熱程度や歯痛でも、ほんまに辛いものどす。 健康が、いかに大切で有り難い事なのかを、感じる時どすな。 世の中には、病気と闘っとる方がたくはんおいでやすます。 介護をする御家族の苦労も相当なものでしょう。 近年、医療費に関する負担の増加が、問題とされています。 高齢者の自己負担額も引き上げられますし、高額医療費の基準も改正によって限度額が引き上げられました。 不安に思っとる方も、多いことでしょう。 そやしといって、病気を自分で治すことはちょいした風邪でない限り、困難どす。 病気によっては、長期の入院が必要になる場合もあります。 また、高額な薬を飲み続けへんといけへんかもしれません。 介護をしとる御家族の方も、いろいろな不安でいっぱいになることと思うて。 特に、医療費の負担は、病気になった本人はもとより、家族の生活にも影響を及ぼします。 高額医療費が必要になった時には、高額医療の貸付制度や委任払いなどを上手に利用しましょう。 総合病院などには、必ずソーシャルワーカーと呼ばれる相談員が配置されています。 医療費に限らず、精神的な面でもサポートしてくれますから、恥ずかしがらんと尋ねてみてください。 相談内容は、プライバシーに関することやので、部外者に漏らされる心配もおまへん。 入院生活は決して快適ではおまへんが、ちびっとでも精神的・金銭的な負担を減らして、前向きな精神で病気と闘いましょう。 癌と高額医療について 入院や治療費に莫大なお金がかかると言われとる病気のひとつに「癌」があります。 癌には良性・悪性と呼ばれるものがあり、腫瘍の場所や数、大きさによって、手術方法や治療方法がかわってきます。 癌になって心配になるのが、再発や転移どす。 いっぺん、癌になると定期的に検査を受けなくてはいけません。 また、抗がん剤と呼ばれる薬も飲み続けなくてはいけません。 抗がん剤の薬は副作用もあり、患者はんの状態にあったものが処方されます。 なかには、保険適用でないものもあり、これらの金額はかなっての負担になってます。 癌の治療で保険適用の分は、高額医療制度を利用することができます。 同一月内、一つの診療科でかかった自己負担分が限度額を超えたら、健康保険組合に申告して、高額医療の費用を還付してもらいましょう。 病院にある相談課で、詳しく説明を受けることができます。 そやけどももって、癌は高額医療の還付のみではまかなえへん負担が多いものどす。 差額ベッド代、保険適用外治療・・・もちろん仕事も休まなくてはいけへん場合もあるでしょう。 万が一、癌になった時に経済的負担を少なくするために、あらかじめ民間のガン保険に加入しとる人は、大勢おいでやすます。 手厚い保障があれば、いざという時に、安心できますから、このような保険に加入しておくとええでしょう。 加入しとるからと安心しとったら、肝心な時に保障がおりなかったという方もいらっしゃるようどす。 既に入っとるから大丈夫と思っとる方も、いまいっぺん保険内容を見直しておくことをおすすめします。 労災保険について 仕事中や通勤途中の怪我や事故は、労災保険でまかないます。 労災保険の適用が認められるまでは、自費で治療を受けなくてはいけません。 その場合の治療費は、認定後、返還されます。 では、労災保険とはどういうものやのでしょうか。 労災保険とは、各都道府県の労働基準局、各地域の労働基準監督署が、窓口になっており、労働省が責任者になっています。 事業主は、労働者を一人でも雇っていれば、必ず労働保険に加入しなくてはいけません。 こら、法律上義務づけられとることどす。 ただし、例外があります。 ●農業関係で、労働者が5人未満の個人経営のうち、危険・有害な作業を行わない事業 ●林業関係で、労働者を常用せず、使用する労働者が年間延べ300人未満の個人経営事務所 ●水産関係で、災害発生の少ない特定の水面などにおいて、総トン数5トン未満の漁船により操業する、労働者5人未満の個人経営事務所 上記に当てはまる場合は、事業主及び労働者の意思によって、加入するかどうかを決めることが出来ます。 労災保険を使用すれば、治療に関する費用はみな医療機関に、労災保険から支払われます。 自己で負担するものはおまへんし、健康保険は関係がないため、高額医療費になっても高額医療の請求等は関係おまへん。 社会保険には、労災保険の他にも、医療保険・年金保険・雇用保険・介護保険などがあります。 保険制度は、常に改正されています。 どのような場合にこれらの保険が使われるのか、また高額医療や医療費控除が受けられるのかは、常に情報を集めておいたほうがええでしょう。 交通事故と高額医療について 交通事故は、年々増加傾向にあります。 交通事故にあうと、怪我による痛みもさることもって、精神的なあかんージを受けることも多いようどす。 また、どの状態をもって治療終了にするか、加害者や保険会社との示談の話し合いも悩みの種になってます。 交通事故を起こしてから、後悔せんように日頃から安全運転をしたいものどすな。 交通事故で病院にかかる場合、通常は健康保険が使えません。 そやけどももって、『被害者ねぎにいかいな過失がある場合』と『加害者ねぎに支払い能力がない場合』の時には、健康保険の使用が認められます。 この場合、保険組合に「第三者行為による交通事故報告」という届出をしなくてはなってません。 社会健康保険に加入しとるならば社会保険事務所へ、国民健康保険に加入しとるのならば自治体の担当窓口で相談しましょう。 健康保険組合の承認をされれば、通常の病気や怪我と同じように、自己負担で治療を受けることがでけるのどす。 この場合の医療費は、健康保険組合が一時立て替えて支払いますが、後でその分を加害者に請求することになってます。 気をつけなくてはならへんのは、この届け出前に加害者と示談を結んだ場合どす。 示談の内容が優先し、健康保険扱いをすることができなくなる場合があるそうどす。 どのような保険を使用して、治療を行うのか良く話し合って、納得した上で治療を受けましょう。 また、交通事故の被害がおっきいと、治療が長引いたり、高額な医療費が必要なケースはたくはんあります。 治療費が高額になれば、高額医療を申請することができます。 高額医療は、同一月内にかかった保険適用の治療費が自己負担限度額を超えた場合に、利用することができます。 もしも、これに該当するようならば、健康保険組合に高額医療の申請を行いましょう。 差額ベッド代について 病気によって差はありますが、入院ともなれば、手術や治療・薬代だけで高額になる場合があります。 さらには、食事代やベッド代など、保険が適用にならへんものも、余分に払わなければいけへん場合があります。 このベッド代を差額ベッド代とええます。 差額ベッド代は、入院する部屋の利用料の事どす。 差額ベッド代が発生する病室を特別療養環境室とええ、俗にいう個室のことをええます。 また、個室でなくても、4人部屋以下の病室は、比較的ゆったりとしており、1人当たり6.4平方メートル以上あれば、差額ベッド代が請求されます。 差額ベッド代は、病院が独自で設定できますので、病院によって異なってます。 なかには、ミニキッチンや応接セットまであるような、個室もあるそうどす。 ちょいしたホテルのようどすな。 金銭的な負担を考えると、我慢をしてでも差額ベッド代が発生せん病室に入院したいものどす。 差額ベッド代が発生せんという事は、病室代を支払わなくてもええという事どす。 どのような病室かというと、6人部屋以上の病室、みんな言わはるとこの大部屋と言われる病室どす。 簡易カーテンで周りの人と仕切られとるだけやので、プライバシーを保つにはちょい窮屈どすが、負担は減りますな。 また、例えベッド数が4床以下かて、1人当たりの病室の面積が6.4平方メートル未満であれば、差額ベッド代は発生しません。 差額ベッド代がかかる病室に入院しても、料金を払わなくてええ場合があります。 そら、医療機関ねぎの都合によって個室に入院した時、同意書による患者の同意が無い時、救急患者や手術後など、治療上の必要から個室での療養が必要な場合は、請求されません。 差額ベッド代は、長い入院生活になると、むちゃ高額になってます。 どんなにたくはん支払っても、保険適用でないため、高額医療を請求することができません。 治療に高額な医療費がかかる場合などは、高額医療で還付された分でも差額ベッド代を補うことがでけへんほどなのだそうどす。 そやけどももって、入院生活はいろいろなストレスもたまります。 高額医療は請求できなくても、差額ベッド代を支払ってゆとりある入院生活を送るのも、健康への近道かもしれません。 歯列矯正は高額医療か? 最近の子ども達は、みんなモデルみたいに可愛ええ子が多いどすな。 背がたこおして、足も長くて、顔が小さい!そう思おりませんか? でも、顔が小さすぎるのも、問題があるようどす。そら、歯並びどす。 顔が小さいと、必然的に顎も小さくなってますから、小さい顎に歯がきれいに並びきれへんのだそうどす。 人間の歯は、あごの大きさに関係なく、皆同じ本数、生えるのだそうどす。 生えてくる場所が狭いと、歯並びが悪くなるあほりではなく、噛み合わせなどの問題も出てきます。 こうなると、歯医者はんに行くと、歯列矯正を薦められます。 あたしの知人のお子はんは、歯医者はんで「少なくてもこれだけは、かかると思ってください」と片手を広げられたそうどす。 5万円ではおまへん。50万円どす! でも、こら少ないほうかもしれませんな。 この50万円、保険適用ではおまへん。 どすから、残念もって高額医療の請求は出来ないのどす。 もしも保険適用であれば、15万円の負担で済みますし、67,570円の高額医療費が還付されるのどすから、その差はおっきいどすよな。 ちなみに、医療費控除どすが、あてはまると思うてか? このケースの答えはイエスどす。 なんでなら、子どもの成長を阻害せんようにするための歯列矯正そやしどす。 1年間、治療にかかった領収書を持って、税務署に行きましょう。 歯列矯正は、長い期間を要する治療どす。 高額医療は無理でも、毎年、医療費控除をすることをお勧めします。 そやけども、大人が美化のために行う歯列矯正は、医療費控除の対象にはならへんそうどすから、気をつけてください。 不妊治療に関する高額医療について 愛する人の子どもが欲しい、いっぺんでええから自分の赤ちゃんを抱っこしたい・・・ 切実に願っとる人達がたくはんいます。 結婚して2年以上経っても、妊娠でけへん状態を不妊というのだそうどす。 不妊治療は、精神的・肉体的・金銭的な負担がむちゃおっきいものどす。 初診・再診・一般不妊治療は保険対象どすが、高額医療費を必要とする治療のぎょうさんは保険が適用されません。 保険が適用されへん不妊治療に体外受精・顕微受精があります。 1回の治療費は、20万円以上を必要としはりますから、保険が適用されへんとなると、その負担は計り知れへんものがありますな。 保険適用でないという事は、高額医療費請求がでけへんという事どす。 そやけどももって現在は、これらの特定不妊治療に要する費用を一部、助成してくれる制度ができました。 条件は、下記の通りどす。 ●特定不妊治療以外の治療法によっては妊娠の見込みがないか又は極めて少ないと医師に診断された法律上の夫婦 ●助成してくれる自治体に住所を有すること ●知事が指定する医療機関で治療を受けて終了しとること ●夫及び妻の前年の所得の合計額が730万円未満であること ●申請日の属する年度において、2回以上、他県等で実施する特定不妊治療費助成を受けておらんこと。 これらの条件を満たす方には、助成金が1年あたり治療1回につき10万円を限度2回まで、通算5年間支給されます。 そやけども出来れば、不妊治療のみなが保険適用になることを、心から願わんとはいられません。 そうすれば、高額な医療費がかかっても、高額医療費として還付してもらえることもできますから、ちびっとは金銭的負担も減るのではおまへんでしょうか。 不妊治療に悩むみなの御夫婦に、一日も早う明るい未来が来ますように・・・ 高額な医療費が必要なコルセット 高額医療費が必要なのは、入院や通院の治療だけとは限りません。 例えば、整形外科ではコルセットの作成に高額医療費が必要な場合があります。 あたし達は、人によって、骨の歪みや体型などが違います。 一般的なコルセットが合わない場合、技師の人にお願いして、オーダーメイドのコルセットを作成する時があります。 この場合、大抵が何万円単位の費用を必要とします。 患者はんのぎょうさんは、この金額を聞くと躊躇されます。 そやけども、心配はいりません。 こみたいに高額医療費が必要になった場合、代金を支払った後に健康保険の給付を受けることが出来るのどす。 まずは、コルセットを作成した医療機関で医師に同意書・証明書を書いてもらいます。 この同意書・証明書、支払った領収書、保険証、印鑑、通帳を持って、健康保険の窓口へ行きましょう。 国民健康保険の場合は自治体の窓口へ、社会保険の場合は社会保険事務所へ行きます。 ここの審査が通ると、3割負担の方ならば7割分が支給されるのどす。 たかがコルセットと思われるかもしれません。 そやけども、骨が歪むと、痛みもむちゃなってます。 一般のコルセットを無理してはめていても、何の得にもなってません。 保険適用の金額で、自分にピッタリのコルセットが作れるのどすから、お得だと思おりませんか? もしも、ご家族にこのような悩みをお持ちの方がいらっしゃったら、アドバイスしてあげて下さいな。 健康保険は、このような時にも利用することが出来るのどす。 高額医療の限度額について 高額医療の限度額は、むちゃ複雑どす。 所得によって、3段階に分かれとるのどすが、どみたいに分かれとるのか見てみましょう。 ●上位所得者・・・基礎控除後の総所得金額等が600万円を超える世帯をええます ●一般・・・上位所得者以外の世帯 ●住民税非課税世帯 この3つは、それぞれ限度額が違います。 ●上位所得者・・・150,000円、さらに実際にかかった医療費が50万円を超えた場合は、超えた分の1%の額を加算 ●一般・・・80,100円、さらに実際にかかった医療費が267,000円を超えた場合は、超えた分の1%の額を加算 ●住民税非課税世帯・・・35,400円 12ヶ月間に4回以上の高額療養費の支給を受ける場合は、限度額がさらに変わります。 ●上位所得者・・・83,400円 ●一般・・・44,400円 ●住民税非課税世帯・・・24,600円 70歳以上の場合は、下記の通りどす。 ●現役並み所得者・・・月収28万以上、課税所得145万以上 ●一般・・・現役並み所得者以外 ●低所得?・・・住民税非課税 ●低所得者?・・・住民税非課税、さらに年金収入が80万以下 70歳以上の限度額 ●現役並み所得者・・・80,100円、さらに実際にかかった医療費が267,000円を超えた場合は、超えた分の1%の額を加算(外来は44,400円) 12ヶ月間に4回以上の高額療養費の支給を受ける場合は、44,400円になってます。 ●一般・・・44,400円(外来は12,000円) ●低所得?・・・24,600円(外来は8,000円) ●低所得者?・・・15,000円(外来は8,000円) 自分がどのランクか分からなければ、保険組合の窓口で確認するとええでしょう。 高額医療の申請の仕方について 高額医療の申請の仕方について説明します。 高額医療を申請する先は、国民健康保険者は、住んでいる自治体の国保担当窓口どす。 申請する際に必要なものは下記の通りどす。 ●医療機関の領収書 ●国民健康保険証 ●預金通帳 ●印鑑 70歳以上の高齢者は、上記のものに加えて、高齢受給者証も持参します。 病院にかかる時にも、必要な高齢受給者証どすが、案外 忘れる方が多いようどす。 これがないと、たとえ1割負担かて、一般の方と同じように3割負担になってしまいます。 もちろん、後で申告すれば、差額分は戻ってきますが、国民健康保険証と一緒に保管しておくことをお勧めします。 また、高齢者は、住んでいる自治体の老人保険担当窓口へ申請します。 社会健康保険に加入しとる方の場合は、保険者を管轄しとる社会保険事務所に申請をしなくてはいけません。 社会健康保険の場合も、国民健康保険と同様に、領収書・保険証・印鑑を持参して手続きを行います。 会社によっては、会社ねぎが申請手続きをとって、給料と合算して支払ってくれるトコもあるようどす。 分からなければ、まず会社に聞いてみるとええでしょう。 どちらの場合も、申請の認定がおりてから、還付されます。 還付は、申請の時に持参した通帳に振り込まれます。 貸付制度を利用される場合も、申請の時に持参するものは同じどす。 また、低所得者の場合は、非課税を証明する書類「非課税証明書」を持参しなくてはいけませんので、注意しましょう。 なかには、領収書を紛失してしもた方もいらっしゃるでしょう。 そのような場合は、病院で領収証明書を発行してもらえば、大丈夫どす。 保険に加入して受けられるもの 日本の保険制度は、国民全員が保険に加入することが義務付けられています。 保険に加入すると、どのようなメリットがあるのどすか? 今回は、保険によってどのような給付が受けられるのか見てみましょう。 あたし達が病院にかかると、診察や治療を受けたり、薬がもらえたりします。 これを『療養の給付』とええます。 こら、保険に入っとることで、医療費にかかる負担額が決められた負担のみでええ時の事をええます。 みんな言わはるとこの保険適用の分のことどす。 この際、自己負担額が高額になった場合に、『高額医療』を受けることができます。 自己負担の限度額は、所録によって決められており、この限度額を超えた分を高額医療として還付されます。 高額医療を受けられへん時は、出産や美容整形などの自費扱いの行為どす。 ただし、帝王切開みたいに手術行為が行われた場合は、高額医療が受けられます。 また、入院した時の食事代として『入院時食事療養費』、病気や怪我で会社を休んだ時は『傷病手当金』、出産した時は『出産育児一時金』などが受けられます。 該当しとる人には、保険者(社会保険事務所や自治体)から、還付の通知が来るトコもあるようどす。 そやけども、自分で申請をせんともらえへんトコもありますので、該当しそうな時は、よく調べてみるとええでしょう。 会社勤めの方は、会社に聞いてもええどすな。 せっかく、保険料を支払っとるのどすから、確実に受け取れるようにしたいものどす。 知っていますか? 確定申告や年末調整・医療費控除・高額医療など、知っとるようでいてよく分かれへん事ってありますよな。 特に、申請の仕方や申請先が分かれへん方は、案外多いのではおまへんどすか? 年末調整は、毎月給料から支払っとる源泉所得税と実際の所得税の差額を精算してもらうものどす。 扶養家族がいる場合は、扶養家族の所得なども記入しなくてはいけません。 また、加入しとる生命保険や損害保険があれば、これも控除の対象になってますので、記入しなくてはいけません。 こら、会社員が行うもので、会社ねぎが本人に代わって、精算してくれるものどす。 確定申告は、自営業者や年金受給者、さらには給与所得者で年末調整を受けておらん人が、自分で申告することをええます。 対象者は、その年の収入に対して所得税の金額を計算して、住んでいる地域の税務署に申告します。 医療費控除は、確定申告の際に、税務署へ申請します。 病院にかかった領収書などの合計金額が10万円以上あれば、申告することができます。 病院のぎょうさんは、領収書の再発行はしてもらえませんから、小額でもきちんと保管しておくとええどすな。 1回にかかる医療費は小額でも、家族全員の医療費を足せば『ちりも積もれば山となる』というように、案外たまっとるものどす。 高額医療は、保険組合に申請するもので、税金とは関係おまへん。 1ヶ月間(同一月内)に、自己負担額を超えていれば、翌月でも申告可能どす。 簡単に言えば、医療費が高額になった場合、保険から戻ってくる事を高額医療、税金から戻ってくるのを医療費控除とええます。 民間保険も上手に利用しましょう 高額医療制度は、1ヶ月以内に高額な医療費を負担した場合に、自己負担限度額を超えた分を払い戻される制度どす。 この制度を利用でけると、例えば50万円の医療費がかかり、自己負担額が15万円やった場合、約6万円の高額医療費が還付されることになってます。 そやけどももって入院ともなれば、保険適用分の治療や薬のみならず、保険適用外のものだけでも、高額な金額になってしまいます。 しかも入院・手術をしたのが、月末やった場合などは、月をまたいで計算されることはないので、高額医療はまるっきし戻れへん事もあるのどす。 そないならば、高額医療が戻ってくるように、入院や手術を月初にしたら・・・と、思ってしまいます。 そやけども、病気の進行状態や病院・医師の都合もありますから、そないな簡単にはいかないものどす。 病気になると、結構なお金が必要になってます。 長期にわたって治療を続けなければいけへんような病気は、薬も保険適用外のものに切り替えられる事もあります。 全額自己負担の薬は、種類にもよりますが、むちゃ高額で驚くほどどす。 これに切り替えると、貯金を切り崩しても足りなくなるという話を聞きました。 高額医療で還付されても、それ以上に支払わなければならず、金銭的にも精神的にも辛い日々になってしまいます。 このような事態になる前に、民間の保険に入っておくのも一つの方法どすな。 どのような内容で、どんな保障があるのか、しっかり調べて、自分のスタイルに合った保険を選ぶとええでしょう。 高額医療の時効について 医療費に関する計算は、むちゃ複雑で難しく感じてしまいます。 治療や薬は、点数で計算されていますし、高額医療は、月単位・診療科単位などで算出しなくてはいけません。 そやけども、保険適用外のものは、合算する事ができませんし、いろいろな規定もあります。 以前に、高額な医療費を支払った事があるけど、高額医療に該当するかどうかが分からず、そのまんまになっとる方はおまへんか? 高額医療に限らず、保険料の徴収や還付には、時効が存在します。 失効までの期限は、2年どす。 高額医療に関して詳しくいえば、診療を受けた月の翌月1日から2年間は有効どす。 ただし、診療費の自己負担金を診療月の翌月以降に支払った場合は、支払った翌日から2年間となってます。 この期間を過ぎると、時効によって高額医療を還付してもらえる権利が消滅してしまいます。 この他にも保険料から還付されるものは、いろいろあります。 療養費・傷病手当金・出産手当金・出産育児一時金・埋葬料・埋葬費・移送費がそれにあたります。 時効は皆2年間で、時効の起算日についても、それぞれ規定があります。 高額医療に該当する人へは、通知書が送られてくるようどすが、覚えはおまへんか? 高額医療の還付申請をし忘れとる覚えがあるならば、もそやけどもたらまだ間に合うかもしれません。 治療にかかった領収書を持参して、社会保険事務所や自治体に相談されては、いかがでしょう? もそやけどもたら、忘れとったお金が戻ってくるかも知れませんよ。 入院中の食事代について 入院をすると、部屋代や食事代など、自己負担の分が結構かかるものどす。 これらは、高額医療の対象になってませんから、入院期間が長くなると、負担も大きくなってます。 食事代は、どうして自己負担やのでしょうか。 通常、あたし達は生きとる限り、食事をします。 入院をしていなくても、食事を取るという行為は必要だという理由から、食事代は自己負担となっとるのどす。 とはいえ、食事代は全額自己負担になっとるわけではおまへん。 一般の方が支払う食事代は、1食260円どす。 そやけども、実際に食事を作るには、材料費や人件費などがかかります。 どすから、260円以上にかかっとる経費が入院時食事療養費として保険組合から支給されとるのどす。 こみたいに、保険組合は高額医療のみならず、さまざまな給付を行っています。 アメリカでは、日本のような保険制度がおまへん。 どすから、ぎょうさんの方は、ちょいした風邪や病気は、市販の薬で治すのだそうどす。 病気や出産で入院になると、かなってエライようどす。 民間の保険に入っていればええほうで、その保険料も高額なため、加入しておらん人が多いのだそうどす。 日本みたいに、高額医療などといった制度もないのでしょうな。 保険組合に加入する事は、『国民皆保険』といって、日本では義務付けられています。 保険証があれば、どこの病院でも安い費用で高技術の治療が受けられるのが当たり前みたいに思っていました。 そやけども、諸外国の話を聞くと、日本の医療保険がいかにしっかりしとるかが分かりますな。 高額医療申請の条件について 高額医療を利用するには、医療費が自己負担額を超えとることが条件どすが、それ以前に大事なことがあります。 そら、健康保険組合に加入していなければいけへんということどす。 これが、高額医療を申請するための必須条件どす。 社会健康保険は、会社員やその家族が加入していますが、この保険料は給与から差し引かれるので、滞納する心配はおまへん。 そやけども、国民健康保険の場合は、住んでいる市町村に保険料を納付せへんけません。 銀行口座などからの口座振替や、自主納付(振込み)などの方法で、保険料は納付することができます。 最近は、コンビニから振り込むことが、でけるようになった自治体もありますな。 自分の生活スタイルにあった方法を選べるようになって、随分 良くなってました。 これらの納付を怠ると、医療費に高額な費用を支払っても、高額医療費が還付されなくなってしまいます。 それあほりか、病院にかかって保険適用の治療を受けても、全額自己負担になってしまいます。 時折、保険組合に加入しておらん患者はんが病院においでやすます。 全額、自己負担の明細書を見て、ビックリされるようどす。 保険組合に加入しとるおかげで、3割で済む医療費と全額自己負担では、雲泥の差どすから驚くのも無理はおまへん。 自治体によっては、相談の上、少々さかのぼって保険組合に加入させてくれるトコもあるようどす。 このような事にならへんためにも、保険料は必ず納付しましょう。 子どもの医療費負担について 子どもが風邪をひいて熱が出たりすると、治るまで何やと落ち着かないものどす。 ましてや入院なんて事になったら、パニックになってしまいそうどす。 子どもが病気や怪我をした場合の医療費は、以下のような制度で支払われます。 小さい子どもの場合は、乳幼児医療費助成制度というものを利用して医療費が支払われます。 対象者には、その証明となる乳幼児医療証が、住んでいる自治体から発行されています。 もしも、乳幼児が入院をしなくてはいけなくなった場合、通院や検査・手術などの費用の自己負担はおまへん。 こら、保険適用分を自治体が支払うからどす。 もちろん、ベッド代や食事代などは、保険適用外になるので、ご家族が支払わなくてはいけません。 この場合の高額医療はどうなるのでしょう? 病院へ医療費を払ったのは自治体になってますから、医療費が高額な場合、保険組合に高額医療を申請するのは自治体になってます。 家族が支払った費用は保険適用外やので、高額医療には該当しません。 現在は、中学生や高校生でも入院に関して、助成が出る自治体があります。 これを子ども医療費助成制度とええます。 この場合も、乳幼児と同じく高額医療の対象にはなってません。 子どもは、思わぬ怪我や病気をしたりすることも多いので、このような制度があると安心して病院にかかれますな。 「乳幼児医療費制度」や「子ども医療費助成制度」が何歳の子どもまでを対象にしとるかは、住んでいる自治体によって違いますので、注意してください。 国民健康保険加入者の高額医療について 国民健康保険は、会社などの職場の健康保険に加入しておらん人が、加入の対象となっています。 どすから、会社員の家族に扶養されておらん高齢者の方達は、国民健康保険に加入するということになってます。 国民健康保険に加入しとる方の1ヶ月以内の医療費が高くなった場合、どみたいに高額医療を算出したらええか見てみましょう。 まずは、70歳未満の方の場合どす。 外来も入院も、患者負担の限度額を超えた額が、高額医療費として払い戻しされます。 次に、70歳?74歳の方の場合どす。 外来の場合は、患者負担の限度額を超えた額が、高額医療費として払い戻しされます。 入院の場合は、入院の患者負担限度額までの金額を支払えば、ええのどす。 また、一世帯の医療費が高額になった時は、世帯で合算して計算します。 70歳未満の方で、外来の負担額がそれぞれ21,000円以上あれば、みなを合算し、世帯単位の限度額を超えた分が高額医療費として払い戻されます。 なかには、二世帯や三世帯が同居されとる方達もいらっしゃるでしょう。 もしも、同じ世帯に70歳未満の方と70?74歳の方がいる場合は、さらに複雑な計算になるようどす。 75歳以上の方は、老人保険制度で医療を受けます。 一定所得者で、外来も入院も1割負担で済みます。 もちろん、医療費が高額になった場合は、払い戻しが受けられますから安心してくださいな。 わかれへんことは、お住まいの市町村役場に問い合わせてみてください。 入院が長引いたら・・・ 入院をすると、思わぬほど長引いたりすることがあります。 長くなると当然、医療費もかはんでしまいます。 手術みたいに多額な金額はいらなくても、病気によっては薬代だけでも相当な金額になるそうどす。 また、定期的に行われる検査や毎日の食事代など、毎月の出費は家計を圧迫しかねません。 ちびっとでも、負担を減らすための制度に高額医療というものがあります。 同一月内にかかった医療費が、限度額を超えれば申請でけるものどす。 70歳未満の一般所得の方の場合、限度額は約8万円どすが、長い入院になって負担がおっきいと、この限度額が引き下げられます。 過去12ヶ月の間に3回以上高額医療費の支給を受けたことがあり、4回目の支給に該当する場合がそれにあたります。 この時の限度額は44,000円になってます。 高額医療によって、払い戻される限度額は所得によって、異なってます。 また、70歳以上・70歳未満によっても、限度額は違います。 そやけども、医療機関によって差があることはおまへん。 高額医療の算出方法は、世帯の医療費を合算させることもできます。 そやけども、外来と入院などが複数ある場合は、その算出方法も複雑なものとなってます。 長引く入院や通院でも、高額医療が適用されへん場合があります。 例えば、人工透析などが必要な慢性腎不全の場合は、月々の自己負担額の上限が10,000円と定められています。 高額医療のみならず、医療費に関する規定は、複雑で分かりにくいものが多いどすな。 医療費の質問をする時は、病院のソーシャルワーカーや専門家に相談することをお勧めします。 高額医療は診療科毎に算出しましょう 改訂される前は、診療科毎ではなく、一つの病院で計算できたさかい、あちらウチへと診療科を渡り歩けば、わりかし 高額になるものどした。 そやけども今では、高額医療は、診療科毎に算出されます。 例えば、内科と整形外科にかかれば、それぞれに算出しなくてはいけへん仕組みどす。 それぞれの診療科でも、高額医療が適用されるものとされへんものがあります。 例えば形成外科の場合、漏斗胸の手術や乳母再建の手術など、また整形外科ならば、椎間板ヘルニアや人工関節の手術に適用されます。 歯科は、自由診療といわれる治療法があります。 自由診療を選んだ場合、何万円・何十万円という金額が必要となってます。 高額どすが、保険適用外になってますから、残念もって高額医療は適用されません。 そやけども、医療費控除の対象にはなってますから、確定申告で申請するとええでしょう。 また、眼科のレーシック手術。 この手術をすると、メガネやコンタクトといった煩わしさから解消されるとあって、話題どすな。 これも、保険適用外の手術やので、高額医療には適用されません。 自分や家族が受けようとしとる手術が保険適用かどうかは、病院ねぎから説明があるでしょうが、案外 無関心な方が多いようどす。 入院代や治療費を払ってから、なんぼか戻ってくるとは聞いたものの手続きが面倒と、さじを投げてしまう方もいらっしゃるようどす。 高額医療が無理でも、医療費控除を受けることは可能である場合が多いので、いっぺん調べてみてはいかがでしょう。 病院にかかったら、治療にかかった領収書や通院に使ったタクシーの領収書は、保管しておくとええでしょう。 高額医療費の現物給付化について 2007年4月に、高額医療に関する制度が一部新しくなってました。 今まで、70歳未満の方が入院する場合、入院費を支払ってからではおまへんと高額医療の申請ができませんどした。 そやけども現在は、病院の窓口で支払う金額は、限度額で良くなって、高額な医療費を支払わなくても良くなったさかいす。 これを『高額医療費の現物給付化』とええます。 ただし、注意しなくてはいけへん点はあります。 まず一つ目に、認定証というものを発行してもらわないといけへんという点どす。 勤務先の事業所を管轄しとる社会保険事務所(国民健康保険の場合は市町村役場)に事前の申請をして、そこから発行される認定証を病院の窓口に提出しなくてはいけません。 これを怠ると、入院費を支払った後での高額医療申請という、従来通りの方法になってしまいます。 二つ目に、認定証は申請した月の初日からの適用になるという点どす。 入院してからでも手続きはできますが、前月にさかのぼって適用を受けることはできませんので、注意しましょう。 なんぼ後で戻ってくるとはいえ、費用を立て替えるのは負担がおっきいどすよな。 もそやけどもたら、病気のために失業や休業といった新たな悩みに直面するかもしれません。 そのために、生活に困るようになってはえらいどす。 また、医療費が莫大な金額になると、借金が必要になるケースもあるそうどす。 そうならへんためにも、高額医療の制度を利用して、負担を軽くすることをお勧めします。 高額医療貸付制度と委任払いについて どのような病気でも、入院費用は通院と比べ物にならへんほどの費用を必要とします。 後日、申請すれば戻ってくる高額医療も、後でもらえるのなら最初から差し引いてくれればええのに・・・と思うてよな。 このような悩みをなくすための制度があります。 それが『高額医療貸付制度』どす。 こら、健康保険に加入しとる人であれば、誰でも利用できますが、組合や共済保険は適用になってませんので注意しましょう。 高額医療貸付制度とは、高額医療費が支給される見込み額の8?9割を無利子で貸してもらえるという制度どす。 入院費用になんぼかかったのかは、病院が診療報酬明細書というのを作成してから決定されます。 この審査が通るのが約3ヵ月後になってますから、ほんで貸付金の精算が行われます。 精算後、足りまへん分を支払うか、または残余分が振り込まれる仕組みどすが、ほとんどの場合戻ってくることが多いのだそうどす。 また、国民健康保険に加入しとる方は、『高額医療費の委任払い』という制度があります。 こら、限度額の支払いさえすれば、高額医療の分は加入しとる国民健康保険の市町村が支払ってくれるという仕組みどす。 そやけども、こら病院ねぎと市町村の契約がされておらんと不可能やので、自治体に問い合わせてみて下さいな。 医療費の心配をしていては、十分な治療を受けることはできません。 もしも、入院になるような事があったら、このような制度がある事を思い出してください。 高額医療の制度を知ろう 高額医療は、自分が加入しとる健康保険組合に申請しなくてはいけません。 この制度を知らんと申請をせいなんだがために、払い戻しを受けなかった人が毎年ぎょうさんおいでやすます。 大企業や公務員においては、申請をしなくても自動的に高額医療の算出をして、払い戻してくれるトコもあるそうどす。 会社によって、申請の仕方も還付される方法もさまざまどす。 例えば、法律で定められとる限度額は、一般の人で80,100円どすが、健康保険組合によってはちゃうトコもあるようどす。 自動車で有名なトヨタ自動車の健康保険組合では、この限度額が所得に関係なく20,000円なのだそうどす。 申請をすれば、3ヵ月後の給与に合算して支払われる仕組みになっとるようどす。 これだけしっかり制度がなっとると、安心して治療に専念できますな。 中小企業に至っては、従業員に高額医療の仕組みを説明しておらんトコが、まだあるようどす。 おそらく、何のための健康保険なのかが分からいで、加入しとる人たちも多いのでしょう。 保険組合に加入をすれば、自己負担が3割で済むという知識だけでは、到底足りません。 民間の保険会社に頼るのもええ案どすが、せっかく保険料を納めて保険組合に加入しとるのどすから、どのような制度があるのかは知っておく必要があります。 いざという時に困れへんように、自分が加入しとる健康保険組合ではどのような体制がとられとるのかをいっぺん、調べておくとええどすな。 出産の時の高額医療について 高額医療は、負担金が限度額を超えた場合に、還付されるものどすが、これに含まれへんものに保険外の治療費があります。 高額な金額が必要なのに、保険外になるものの一つに出産費用があげられます。 出産にかかる費用は、普通分娩で約30万円ほど、さらには出産までに通院して定期健診を受ける費用が約7?8万円と言われています。 これらの費用は、保険適用外となっていますので、高額医療が適用されません。 そら、出産が病気ではおまへんという認識からなっとるためどす。 経済的にかなっての負担になるので、不安になってしまう事でしょう。 そやけども、出産の場合、出産育児一時金というものが還付されます。 実際に分娩にかかった費用がなんぼかに関わらず、一児につき一律35万円が支給されますから、忘れんと申請しましょう。 ただし、出産は正常な場合のみとは限りません。 帝王切開でお産をした場合は、これが手術という医療行為になってますので、保険が適用されます。 ゆえに、高額医療の支給対象となってます。 出産は経済的負担も大きく、それゆえに少子化が進むなどといった問題があげられてきました。 そやけども現在は、後日受け取るべき出産育児一時金を、医療機関が直接受け取れる制度も確定されています。 また、確定申告で申請をすれば、医療費控除を受けることもできます。 出産は何やと不安になるものどすが、妊婦はんにとってストレスは大敵どす。 これらの制度を上手に利用して、ちびっとでもストレスをなくしましょう。 高額医療と医療費控除の違いについて 病院で働いとると、たまに患者はんから高額医療についての質問を受けます。 「1年間の領収書の合計が10万以上あれば、市役所に持っていけばええのどすやろ?」との内容どすが、どうやら高額医療と医療費控除を勘違いされとる方が多いようどす。 高額医療というのは、自分が加入しとる健康保険組合へ申請するものどす。 保険証に記載してある保険者が管轄となってます。 どすから、国民健康保険の方は市町村の役所へ、社会健康保険の方は保険者となっとる会社か社会保険事務所へ・・という事になってます。 また、対象となる医療費は、月別・病院別・診療科別・入院、通院別にそれぞれ計算しなくてはいけません。 さらには、保険適用外の費用は含まれませんから、注意しましょう。 医療費控除というのは、確定申告で税務署へ申請するものどす。 1年間で一世帯の医療費の支払いが10万円以上あった場合に、申告することができます。 1年間に受け取った医療機関の領収書を、税務署へ提出します。 医療費控除の場合は、保険適用外のものも含まれますし、交通費も含まれます。 ただし、気をつけへんといけへんのは、保険金(給付金)は医療費から差し引く対象となるということどす。 どすから、高額医療で還付された分は、医療費から差し引く計算になってます。 実際に勘違いしとる方の中には、高額医療も年末に申請すればええと思っとったようどす。 もちろん、2年以内であれば申請は出来ますが、申請先がちゃうため、訳が分からなくなってしまうようどす。 医療費控除は税金、高額医療は保険が還付されるものと覚えておきましょう。 高額医療の計算方法について 高額医療を利用しようとした場合、どみたいに計算したらええのでしょう? 70歳未満の場合で、見てみましょう。 仮に、70歳未満の一般の所得の方が、入院して1ヶ月に100万円の医療費がかかったとします。 高額医療を利用せんと、自己負担が3割になってますので、30万円が負担金になってますな。 これだけの金額を用意するのは、かなっての負担になってしまいます。 そやけども、高額医療を利用すれば、負担をかなって減らすことがでけるのどす。 高額医療の算出方法は、決められた計算式で算出します。 まずは、自分の負担金の限度額がなんぼになるかを計算します。 一般の方の場合、『80,100円+(医療費?267,000円)×1%』という計算式にあてはめて考えます。 どすから、80,100円+(1,000,000円?267,000円)×1%=87,430円となってます。 この87,430円が負担金の限度額どす。 負担分の3割分からこの限度額を差し引いた分が高額医療費どすので、300,000円?87,430円=212,570円。 この212,570円が高額医療として、戻ってくるという事になってます。 お分かりになってましたか? 30万円を支払った後に、申請をして212,570円を還付してもらうか、入院が決まった時点で申請をして87,430円の支払いで済ますか・・・が選べるというわけどす。 もちろん、この計算式は所得によって違いますし、70歳以上の方も変わってきます。 利用の際には、病院の相談窓口や、加入しとる健康保険組合で、相談してみてはいかがでしょう。 高額医療を受ける方法について もしも突然、家族が入院という事になったら、いろいろな不安が募ることでしょう。 どのような治療や手術をし、治療費がなんぼぐらいかかるのかは、予め病院で調べておきたい事どすな。 入院費用が高額になってそうな場合は、高額医療制度を利用しましょう。 高額医療を受けるには、二通りの方法があります。 まず一つは、病院に治療費を支払った後、健康保険組合に高額医療申請をして高額医療費にあたる分を還付してもらう方法どす。 ただしこの場合、気をつけへんといけへんのは、治療費を支払わないと還付されへんという点どす。 還付されるのは、申請してから約3?4ヶ月かかります。 治療費が何十万、何百万単位になるようならば、もう一つの方法で、高額医療を受けるのがええでしょう。 これを、健康保険限度額適用認定申請とええ、以下のような方法で還付を受けることができます。 1.健康保険組合に認定証の申請を行い、認定証を発行してもらいます。 2.認定証を病院に提示します。 これによって、患者が病院へ支払う医療費は、限度額の治療費となってます。 3.高額医療費にあたる分は、保険組合から直接、病院へ支払われます。 この方法は、2007年4月から確定された制度で、このおかげでいっぺんに多額の現金を用意する必要がなくなってました。 ただし、入院が決まった時点で、申請をしなくてはいけませんので、注意しましょう。 高額医療が受けられるのは、健康保険組合に加入しとる本人や家族が対象どす。 あたし達が安心して医療を受けられるように確立された健康保険制度に、このような仕組みがある事を、ご存じない方もいらっしゃるようどす。 安心して治療が受けられるように、知っておくと便利どすな。 高額医療が支給されるには 高額医療は老人にのみ適用されるわけではおまへん。 健康保険組合に加入していれば、誰でも受けることが出来るものどす。 では、高額医療はどのような場合に支給されるのでしょうか。 同じ人が1ヶ月以内に、同じ病院で限度額を超えて負担金を支払った場合に、その超えた分が支給されます。 ただし、気をつけなくてはいけへんのが1ヶ月以内という期間どす。 1ヶ月といっても、月をまたいではいけません。 9月ならば、9月1日から9月30日までを1ヶ月とみなされます。 また、限度額も所得によって、3段階にわかれています。 上位所得者(総所得金額等が600万円を超える世帯)・一般所得者・住民非課税所得者の3段階どす。 また、計算する時の注意事項もいくつかあります。 仮に一人の自己負担額が、高額医療の算定基準以下かて、同一世帯で同じ月に2人以上の自己負担が21000円以上であれば、それらを合算して高額医療を請求することができます。 また、一人で一ヶ月以内にちゃう病院にかかり、それぞれの病院で自己負担が21000円以上あった場合も、請求することができます。 さらには、同一の医療機関でも診療科ぐちに別々に計算・同一の医療機関でも入院と外来は別々に計算など、規定はいくつかありますから、注意しましょう。 入院に至っては、差額ベッド代や食事代などの保険対象外のものは、負担金には入りません。 入院ともなれば、負担する医療費も小額ではきずつないことが多いでしょう。 病院には、ソーシャルワーカーと呼ばれる方が必ずおいでやすます。 高額医療についても、分かりやすく説明してくれるはずどす。 適用されるかどうか知りたい場合は、病院に行かれた際に相談されてはいかがでしょう。 高齢者の外来にかかる高額医療について 医療保険の仕組みは、ほんまに複雑どすな。 なんも知らんと受け身体制でいると、どんどん高くなる医療費に不安が増えるあほりか、損をする事にもなってかねません。 ちびっとでも、知識を蓄えておくことが必要やのではおまへんどすか? 2008年4月から老人保健制度が変わります。 一般の人で、70歳から74歳の人は、1割負担から2割負担へ変更になるそうどす。 年齢を重ねれば重ねるほど、病気は治りにくくなってます。 病院に支払う医療費が高くなると、負担も大きくなってしまいます。 万が一、入院などになって高額な医療費が必要になった場合は不安も大きくなってますな。 このような時のためにある制度が、高額医療どす。 高額医療は、入院のみならず外来にも適用されます。 また、夫婦など同一世帯を合算して計算することもできます。 高額医療は、限度額が決まっていますから、限度額を超えておらんと請求することはできません。 どのようなものか、高齢者の方の場合で見てみましょう。 例えば、70歳以上の夫婦が1ヶ月間のうち、通院外来で高額な医療費を支払ったとします。 一人20000円ずつ支払ったとしましょう。 この夫婦を一般所得者とした場合、一人あたりの限度額は12000円どす。 どすから、一人あたり20000円?12000円=8000円が高額医療費となってます。 この場合、夫婦2人とも20000円支払っていますから、高額医療費は8000円×2人=16000円が支給されることになってます。 この限度額は、収入によってさらには、外来と入院でも金額が違ってきます。 また、自分で申請せんと支給されへんので、知っておくと便利どすな。 高額医療を申請したい場合は、自分が加入しとる健康保険証の発行機関どす。 国民健康保険の方は市町村役場へ、社会保険の場合は社会保険事務所で、手続きをして下さいな。
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■美容・コスメ・香水グッズ ・美容・コスメ・香水★ 美顔器、補正下着、カラーコンタクト、ドライヤー、リップグロス、口紅、マニキュア、石鹸 ■ダイエット ・耳つぼダイエット 経絡、つぼ、料金、反射区、消費カロリーと摂取カロリー。遠赤外線・マイナスイオン。 ・痩身 リバウンド、セルライト除去、酵素風呂やセラミックサンドバス、岩盤浴、ゲルマ温浴、フェイシャル、メソセラピー。 ・足痩せ 靴下、モデル体型、自転車の乗り方、入浴法、トラブル、ウォーキング、むくみ、痩せる 太もも痩せ、脚痩せ。 ・二の腕 有酸素運動、無酸素運動、半身浴、サイクリング、炭酸ガス、ウエスト スクワット。 ・ダイエット器具 ダイエットグッズ、健康器具、ボクシング、サウナスーツ、なわとび、エアロバイク、ルームランナー。 ・下半身ダイエット&下半身痩せ 水泳、自律神経、ダンベル体操 ブルマ、上半身、デブ、腹筋、お尻、ふくらはぎ。 ・ダイエットレシピ 料理、献立、調理、和食、食材、節約、主婦、メニュー、グルメ、ランチ、サラダ。 ■健康食品 ・チアシード 食物繊維、便秘解消、雑学情報、人気商品。 ・健康食品 癌(ガン・がん)、良性腫瘍と悪性腫瘍、抗がん剤、放射線治療、詐欺。 ・プロテイン バストアップ、プロポリス、たんぱく質、筋肉、内臓、大豆。 ・栄養管理 高脂血症、高尿酸血症、循環器疾患、大腸癌、高血圧症、肺扁平上皮癌、慢性気管支炎、肺気腫、アルコール性肝障害、歯周病、骨粗髪症。 ・アミノ酸 脳、内臓、血管、白血球、赤血球、骨、筋肉、神経、皮膚、毛髪、爪、ほんで、遺伝子DNA、ホルモン、ローヤルゼリー、アルギニン。 ・マクロビオティック 長寿の理論や技術。料理教室、スイーツ、クッキー、ケーキ。 ・ゆず茶 柚子茶、日記、疲労回復・抗癌効果・毛細血管の保護・消化の促進、韓国人。 ・野菜の有益情報 緑黄色野菜、有機野菜、オーガニック野菜、宅配、無農薬野菜、野菜ジュース、野菜ソムリエ、冷凍野菜、果物、ベジタリアン、産直・産地直送。 ・糖尿病対策の食物 身長、体重、年齢、性別や仕事内容から医師が指示。 旅行、合併症、動脈硬化。 ■髪の健康 ・髪 茶髪、髪質、カット、まとめ髪、自毛植毛。 ・女性用かつら おしゃれ、ウィッグ 薄毛、頭皮、頭髪、増毛。 ・発毛 ステロイド剤、プロペシア、ミノキシジル、リアップ、円形脱毛症。 ・育毛 紫外線、はげ、ハゲ、禿げ、DHA、EPA、血液サラサラ。 ・ロレアルケラスターゼ 有名&人気ヘアエステティックブランド。 ■出産 ・産後ダイエット 母乳、育児、納豆、X脚改善、小尻、帝王切開、中国式。 ・つわり 流産、妊娠、出産、育児、妊婦、妊娠初期、悪阻、食欲不振、子宮筋腫、妊娠検査薬、基礎体温、胸焼け、げっぷ。 ・出産 赤ちゃん、マタニティー、子育て、ベビー、結婚、ベビーカー、新生児、お産、不妊、あかちゃん、産婦人科、安産、無痛分娩。 ・出産準備 検診費用や産院への交通費は、確定申告の医療費控除。陣痛、難産、産休、平均年齢、水中、兆候。 ・排卵と子供産み分け 男女の産み分け、性別、婦人体温計、排卵日、基礎体温、妊娠初期症状。 ・出産祝い 贈り物、プレゼント、ギフト、お祝い、内祝い、引出物、内祝、べビー服、お返し、相場、ランキング、お宮参り。 ■育児・子育て ・育児相談 転倒や転落事故、嘔吐。誤飲や窒息、下痢、急性中耳炎、発熱、授乳、離乳食、保育園、熱中症、鼻水や鼻づまり。 ・育児ノイローゼ 夜泣き、離乳食、マタニティーブルー、トイレ、予防接種。 ・子育ての悩み相談 育児疲れ・不安・イライラ。おやつ、おしゃぶり、インフルエンザ。 ・子供保険 教育費の「学資保険」と結婚資金の「婚資保険」。医療保険、終身保険、海外旅行保険。解約返戻金、ファイナンシャル・プランナー、奨学金制度・教育ローン。 ・子育て スキンシップ、車酔い、夫婦喧嘩、挨拶・あいさつ、共働き、無視。 ・受験@塾と予備校と学習塾 小学生、中学生、高校生、大学生、英検、家庭教師、授業、講師、生徒、夏期合宿、進学、試験、模試、合格。 ・子供服ブランド オークションやリサイクルショップ、出産後、産院から退院し、お披露目・お宮参り・100日祝い、普段着、入園式・卒園式、入学式・卒業式、発表会、フォーマル服。 ・入学祝い 絵本、辞典、辞書、参考書、カバン、文房具、靴、洋服、傘、財布、定期入れ、時計、近所づきあい、友人、上司、部下。 ・習い事 バイオリン・相撲・華道・将棋・茶道・そろばん・書道・習字・卓球・ゴルフ・テニス・ミニバスケットボール、サッカー、野球、フィギュアスケート、少林寺拳法、柔道、剣道、日本舞踊・新体操教室、空手、ジャズダンス、バレエ。 ・携帯電話 個人情報の流出・不当請求被害、アダルトサイト・出会い系サイト、有害サイト、アクセス。電磁波、プリペイド式、モバイル、PHS。 ・教育ローン 返済、アルバイト、学費免除、留学、融資限度額、学費、入学金、金利優遇キャンペーン、キャッシング。 ・幼児英語 乳児、幼稚園、英会話、キッズ、電話勧誘、資料請求や無料体験。 ・予備校 浪人生、公務員、医学部、入試、進路、受験生、勉強、暗記、東大、学習、スクール、テスト。 ・学習机 デスク、インテリア、椅子、家具、カントリー机、チェアー。 ・ランドセル 防犯ブザー、障害児用オーダーメイド、思い出をミニランドセル、キャラクター。 ■歯の健康 ・インプラント 入れ歯やブリッジ、代替治療法、歴史、トラブル、痛み、腫れ、出血。 ・矯正歯科 歯列矯正、歯並び、歯医者、ホワイトニング、出っ歯、受け口、審美、入れ歯、虫歯、 親知らず、歯茎、顎。 ■その他の医学情報 ・高額療養費@高額医療費 交通事故、労災保険、差額ベッド代、確定申告や年末調整・医療費控除・時効。 ・AED 心臓病で突然死、救急車、人命救助、講習、ペースメーカー、救命救急、設置。 ・子供の病気 小児喘息、おたふく風邪・かぜ・カゼ・発作肺炎・はしか・結膜炎・難聴・水ぼうそう・とびひ・手足口病・おたふく風邪・川崎病・タミフル。 ・パンデミック 世界的な流行病を指す医学用語、黒死病・ペスト、鳥インフルエンザ、コレラ、アジア風邪、スペイン風邪、SARS、O-157。 ■化粧品 ・アルビオン 老化、美白などの悩み解決のコスメ。 ・化粧品の通販 ファンデーション、スキンケア、ピーリング、美肌、クレンジング、洗顔、エステ、しわ、基礎化粧品の通信販売。 ■目の健康 ・レーシック 視力回復のレーシック手術は眼科治療の医療技術。成功、失敗、メリット、デメリット。 ・乱視 近視、コンタクトレンズ、矯正、老眼、メガネ。 ・遠視 内斜視、弱視、眼鏡(めがね)、遠視小児。 ■介護 ・福祉の仕事 介護福祉士・社会福祉士・義肢装具士・ボランティア活動・作業療法士(OT) 理学療法士(PT)、保育士手話通訳士、看護士・看護婦(ナース)。 ・介護 高齢者や障害者の日常生活の世話、介助。認知症、准介護福祉士、在宅、介護保険料。 ・介護施設 グループホーム、通所デイサービス、老人保健施設、リハビリテーション、ホームヘルパー、医療、ケアハウス、車椅子、車いす。 ・介護保険 社会保険、要介護・要支援認定の申請、生活保護、訪問介護 、痴呆症、年金。 ・老人ホーム 有料・無料、終身介護、見学と体験入居、集団生活。 ・高齢者住宅 賃貸住宅、バリアフリー、住宅、改修、リフォーム、マンション、アパート、一戸建て、家賃、管理費。 |