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スキンケア〜KENNKOU〜きれいなお姉さん |
もともとが敏感肌でなくても、春先や秋口の季節の変わり目に、敏感肌になる人が増えていきます。こら、どんな肌質にも起こり得ることどす。 何故でしょう？ そら、人間の顔の血液量が季節の変わり目に変化するためどす。 顔の血液量は、春分の日あたりから下がり始め、秋分の日あたりから増えていこうとします。暖かくなると、体を冷やそうとし、寒くなると、体を温めようとする人間にそなわった機能どすな。 そやけども、この血液の量の増減とと気温にズレが生じたとき、敏感肌というトラブルが起きることがあるのどす。肌のバリア機能が落ちてしまい、乾燥肌・敏感肌に悩まれることになってます。 肌のバリア機能は、角質層が担っています。 この角質層を化粧品で保湿し、うるおすことが、この敏感肌に対応するスキンケアということになってます。 角質層がセラミド（細部間脂質）でうるおされとる状態が正常な肌なのどす。 乾いた肌をうるおすスキンケアを心がけましょう。 ■どんな化粧品を選べばええか？ セラミド入りの化粧品はうるおいを与えるだけでなく、肌の保湿力を高める働きもあります。 また、天然水ベースのものは体の水に近いので、浸透力があり、肌がうるおうことでしょう。（最近は持ち歩きに便利なミニボトルやスプレータイプの物、有名なミネラルウォーターで作った化粧水も出ていますね） 自分で直接手にとって選んでみてください。 保湿目的のパックをするのもええでしょうな。 冬の乾燥に備えましょう。 ■保湿は自分の肌感覚でコントロール 肌自身のうるおいと、化粧品による保湿とで、何をどみたいに使って保湿すればええか、迷うトコどす。 セラミド入りの化粧品は、生体内の水をポンプみたいに引き上げるので、うるおいを与えるだけでなく、保湿力を高める働きもあります。 うるおいが十分満たされとると感じられる時は、軽い化粧水程度で保湿するとええどす。 天然水ベースのものは生体内の水に近いので、浸透力があります。 また、軽いマッサージなども新陳代謝を促すのにはええ方法どす。 いずれにせよ、自分の肌とよく相談して、使う化粧品をセレクトするようにしてください。 季節に合わせたスキンケア 日本には春・夏・秋・冬と四季があります。 気温や湿度の変化が激しいどす。 季節に合わせたスキンケアで、お肌のコンディションを整えるようにしましょう。 ○春のスキンケア 春は気温が高くなったり、低くなったり安定せんため、お肌の水分と油分のバランスが崩れやすくなってます。トラブルがおきやすい季節といわれます。 ヒアルロン酸やセラミド配合の化粧水や美容液で保湿重視のスキンケアを心がけましょう。 ○夏のスキンケア 高温多湿なため、汗や皮脂の分泌量が増えます。 お肌がベタつきやすくなってますが、現在の屋内環境では冷房の効いとるトコが多いため、乾燥にも気をつけましょう。 お肌の乾燥なら化粧水を沢山つければええと思いがちどすが、お肌の『保湿』を担っとるのはセラミドなどの（角質間細胞脂質）どす。 化粧水だけでは、蒸散してしまって効果がおまへん。 乳液やクリームでお肌にふたをすることを略さないようにしましょう。 ○秋のスキンケア 夏の影響が出てきます。 夏に、強い紫外線を浴びた影響で、ターンオーバーが乱れ、「肌がくすむ」トラブルが出てきます。 秋自体は、気温、湿度が安定して過ごしやすい季節やので、美白化粧品で夏のあかんージを回復しましょう。 ○冬のスキンケア 乾燥しやすい季節どす。 ヒアルロン酸やセラミド配合の化粧品で保湿を強化しましょう。 忘れがちなのが、ウィンタースポーツの紫外線対策。 スキーに行くときは、紫外線対策を忘れへんようにしましょう。 肌タイプ別スキンケア 肌は主に普通肌・乾燥肌・脂性肌・混合肌・敏感肌の５つに分類されます。 今回は、あえて、肌トラブルの対策にとりあげられることの少ない、「普通肌」「脂性肌」「混合肌」について勉強してみましょう。 ○普通肌 角質層の水分が充分にあり、皮脂の量も適度な肌どす。 お肌のきめも細かく、理想的な肌タイプといえます。 セラミドやヒアルロン酸配合の化粧品で保湿をしっかりし、美肌をキープしましょう。 美肌キープの対策は２つ。 睡眠をしっかりとり、肌に休養を与えること。 紫外線を避けること。 この２つがでけへんと、肌へのあかんージが大きく、すぐにトラブル肌に転化してしまいます。 ○脂性肌 皮脂の分泌がぎょうさん脂っぽい肌を脂性肌と言います。 特徴として、脂浮きしやすい、ニキビができやすい、毛穴の開きや黒ずみが気になる。 こら、過剰な皮脂が毛穴を詰まらせてしまうからどす。 雑菌が繁殖しやすく、炎症もおこしやすくなってます。 対策としては、充分な保湿どす。 セラミド配合のものがええでしょう。 余分な皮脂を落とし、水分を肌にしっかり補充しましょう。 ○混合肌 混合肌は脂性乾燥肌ともええます。最近増えてきとる肌質のようどす。 特徴としては、 ・夏は脂っぽいなって、冬はカサついてしまう。 ・Tゾーンがベタつくけど頬などUゾーンはカサつく。 対策は肌への水分補給。 セラミド配合とアルコールフリーの化粧品がおすすめどす。 アルコールは揮発性があるので、肌を乾燥させてしまうからどす。 洗いすぎて、バリア機能を落としてしまうと、乾燥肌・敏感肌へ転化しやすいようどす。 スキンケア見直しどすっぴん美人 メイクして外出するのがマナーになっとる方もやはるかもしれまへんな。 素肌にツヤがあり、「すっぴんで出歩けるわ」という人がうらやましいどす。 「肌が美しおしてすな」と言われる美肌作りに取り組みましょう。 高価な化粧品をそろえて使っとるのに、効果が出ない。 毎日きちんと スキンケア しとるのに乾燥していて肌のハリ、ツヤも無いという方は、化粧品の適量や順番・肌質があってへんかもしれません。 効果の高いブランド物を購入しても、使用方法が正しくなければ、効果は半分以下になってしまうとええます。 例えば順番。 たいていのスキンケアの順番は、化粧水でたっぷりと水分を与えて、肌の栄養分を補充します。美容液でさらに保湿・必要成分を与え、最後に油分を含んだ乳液またはクリームを使って肌の水分、栄養分を逃がさないように蓋をするというのが多いどす。 そやけども、化粧水、クリームの後に美容液を使用しとる方が結構いらっしゃるようどす。 クリームの後の美容液は、クリームの油分が顔の皮膚の上に膜を張り、蓋をしてしもた後に美容液を重ねることになってます。そないなら、必要な成分が充分に浸透することを妨げてしまうことになってます。 また、洗顔方法が基本に忠実か。習慣になって、おざなってになっておらんか。 スキンケアに使っとる用品が、自分にあっとるか。 スポンジやケア用品が、使用頻度が過ぎて劣化してへんか。 日を決めて見直しましょう。 スキンケアは毎日の繰り返しどす。見直せば、すっぴん肌に近づいていきますよ。 毎日の正しいスキンケア 美肌の基本…まずは肌の余分なものを落とすこと。 自分の手をきれいに洗いましょう。 洗顔は２段階。クレンジングと洗顔になってます。 念入りなクレンジングでメイクを落としましょう。 ファンデーションを長時間付けとると、肌荒れの原因になってます。 内ねぎから外ねぎに向かって指に力を入れすぎないように注意し、汚れが浮き上がってきたら洗い流します。 次に、洗顔料を使ってクレンジング剤の油分や界面活性剤をしっかり洗い流します。 たっぷりの泡で、クレンジングと同じように内ねぎから外ねぎに向かってクルクル円をえがくように包み込んで洗います。 洗い残しのないよう、ぬるま湯でしっかり洗い流します。 最後の冷水を使うと、毛穴が引き締まります。 洗顔後は、自分の肌質にあった化粧水をたっぷりと使って補ってあげましょう。 目の周辺や口元のなどの乾燥が特に気になるときは、繰り返しつけましょう。 手のひらに肌がすいつくような感触が、補われた目安になってます。 化粧水で保湿したら、乳液で水分の蒸発を防ぎます。 顔に適量の乳液を置き、マッサージするようにすべらせていきます。 乳液は化粧水に比べて変質しやすいため、保存料や酸化防止剤が含まれています。 出しすぎた乳液を容器に戻すなんてことはしてはいけません。 清潔に保つようにしてください。 肌のカサつきがひどい時や冬期などは、乳液のあとにクリームで油分を補うと乾燥が防げます。 反対に、脂性肌の人があっても、目や口の周りなど乾燥して小ジワのできやすい部分には、さっぱりタイプの乳液を選び、水分の蒸発を防ぎましょう。 アトピーの赤ちゃんの入浴 赤ちゃんの肌は、むちゃ柔らかくデリケート。健康肌でも、刺激に弱いものどす。 アトピー肌の赤ちゃんなら、なおさらのこと。 赤く傷ついた肌は痛々しいどすよな。 アトピー肌の入浴について勉強しましょう。 赤ちゃんは毎日、場合によっては日に二度入浴しますよな。 使用する石鹸どすが、高価なアトピー用石鹸というのがありますが、無添加・無香料のものでええでしょう。 無添加石鹸でも、それほど高くないものもあります。探してみましょう。 薬用石鹸は、殺菌効果が高く、そのぶん、刺激があるので、肌に炎症をおこしとるアトピー肌には向いておりません。 毎日、石鹸を使わねばと思い込まなくてもええでしょう。 赤ちゃんの肌が、かさかさに乾燥しとるときは、無理に石鹸を使わないほうがええかもしれません。乾燥を増してしまうことがありますから。 お肌の状態をみて、決めてください。 石鹸を使う場合は、しっかり泡立てましょう。 赤ちゃん専用のスポンジやタオルも発売されていますが、手でそっとなでるように洗ってあげるのが、手軽で清潔だと思うて。 赤ちゃんの肌にも石鹸の成分が残れへんように、しっかりすすいでください。 できれば、お水をかけて皮膚を鍛えましょう。 冷水摩擦というほどでなくてええのどす。皮膚に、高温・低温の刺激を与える程度でええので、交互にかけると、皮膚が鍛えられます。 また、お湯だけであがるよりも、お水をかけるほうが、肌が乾燥しにくいようどす。 出た後は、濡れたタオルを絞ってふいてあげると、刺激が少なく、乾燥しにくいどす。 アトピーのスキンケア かゆみと炎症があるアトピー肌は辛いものどすな。 アトピーの原因のひとつは皮膚のバリア機能の低下どす。 バリア機能が正常になれば、アレルギー体質が残ったまんまでも、お肌に炎症のない健やかな状態に保ち続けることがでけるようどす。 肌のバリア機能に必要なものとは何でしょう。 そらセラミドどす。バリア機能回復には、セラミドを補充すること。 ほんで、炎症を抑え、肌のターンオーバー（新陳代謝）を整えることが大切どす。 手始めに、アトピー肌の人は、セラミドを配合した保湿力の高いスキンケア用品を選んではいかがでしょう。 また、肌の炎症を抑えるためには、エッセンシャルオイルを使うこともおすすめどす。 順番としては、セラミド配合の化粧品を使うことにより、一時的にアレルゲンの進入や肌の乾燥は防げます。ほんでエッセンシャルオイルを使うのがええでしょう。 エッセンシャルオイルはハーブ店（アロマグッズを扱っとるお店や、自然は化粧品を扱っとるお店）にあります。エッセンシャルオイルは純度が高いと、肌に刺激になってますから、ワセリンやホホバオイルなどに混ぜて使用するのが一般的どす。お店の方に問い合わせれば、丁寧に配合や割合をおせてもらえます。 基本を教わり、自分の肌の調子をみて、多少の増減もしていくとええでしょう。 配合がややこしいと思う人は、エッセンシャルオイルを最初から含んでいる化粧品もあります。 そういうものを探してみるのもええでしょう。 英国紳士のスキンケア？！ 日本でも男性用スキンケア用品が増えてきました。 デパートなどでも、専門のコーナーの面積が広がってきました。 また、ドラッグストアでも色んなメーカーから発売される、男性用のスキンケアの種類が増えてきたようどす。 英国でも同じような傾向が見られるようどす。いえ、それ以上にスキンケア熱が高まっとるかもしれません。 日本の若い女性の流行語（？！）にもなっとる「セレブ」。 英国では「セレブ」に憧れる男性が、スキンケア市場を拡大させとるのだとか。 きっかけは、有名シェフのジェイミー・オリバーや歌手のロビー・ウィリアムズが、特別なスキンケア用品を使っとると語ったことが、マスコミにとりあげられたことや、化粧品メーカーの広告で、デイヴィッド・ベッカムなどの有名人の起用があげられるようどす。 また、見た目が重視される社会といわれ、英国首相トニー・ブレア氏にも、数人のイメージ・コンサルタントがつき、容姿のチェックから服のコーディネートもしとるといわれています。 成功したセレブのゆきとどいた容姿をみて、英国の男性たちは彼らみたいになってたいと憧れ、参考にしとるようどす。 元々、ハイヒールやスカート等は、ヨーロッパ男性のおしゃれアイテムどした。 女性の専売というイメージの化粧品も、男性のおしゃれ必須アイテムになる日が近いかもしれませんな。 そやけども、みなの男性が、この流行を追っとるわけではおまへん。 お肌のお手入れは、石鹸と水という男性も、まだまだ英国には存在しています。 日本でも、男性が化粧品を使うようになった、スキンケアに目覚めたといわれても、人によって、使うものや費用はさまざまどすよな。 クリームによるスキンケア 顔のマッサージの目的は、肌を刺激することで顔の筋肉や細胞を活性化させて肌にハリを持たせることどす。くすみやカサつきをとって保湿し、血行をよくしてくれます。 時間を作って、マッサージしていきたいどすな。 マッサージでクリームを使うには、顔にスチームをあててからだと、効果がさらに高まります。 家電屋で最近は、イオンスチーム機などが出回っていますな。 なくても、洗面器にお湯をはってその上で…や、入浴中にするというのもええでしょう。 クリームは顔全体に塗ってみて、指がすべるくらいの量を使います。目安はサクランボやマスカット大でしょうか。 顔全体にクリームをいきわたらせます。内から外に向かって円を描くようにマッサージ。 額は中心から外に向かって、指を滑らせます。目の周りも優しく外ねぎに向かってクルクル円を描くようにしましょう。 鼻は、小鼻を指で挟むように細かく上下させて。 これを３回以上繰り返すようにしましょう。 このマッサージはクリームの量が少ないと、肌に刺激になって、かえって負担になってます。 自分が心地ええ量と時間で行うようにしてください。 マッサージで結構大事なのは、香りどす。 なんぼ、効果が高いクリームかて、自分が好きな香りでなければ、楽しくないどすよな。 マッサージは気持ちよくなければ、続きません。 自分の好みの香りや触感のクリームを選ぶようにしましょう。 何の香りが好きか、自分で知っておくと選ぶ目安になってます。 また、体調の変化で香りの好みも変わってくるようどす。 生理中や妊娠時は特に、好き嫌いが出てきます。 乳液でのスキンケア 化粧水は肌にたっぷり保湿成分を与えます。肌を柔らかくして次につけるものの肌への浸透を高めてくれます。 乳液はその保湿成分を蒸発させへんように上から蓋をする役目をしてくれます。 肌への伸びやすく、なじみのええ化粧水とクリームの間の存在どす。 せっかく肌に必要な保湿成分を、化粧水で送り込んだのどすから、乳液をつかって、その成分を逃がさないようにしましょう。 乳液の効果的なつけ方 化粧水をつけてから、１?２分後。化粧水をつけた肌が落ち着いてから乳液をつけましょう。使ってみて、しっとりするのにべたつかない、自分の肌にあわせた適量が判断でけるとええどすな。こら経験でわかってくると思うて。 初めて使う場合は、１０円玉程度からがええでしょう。 乳液は手にとってつけても勿論ええどすが、おすすめはコットンどす。 何故なら容器に手が触れへんため、雑菌が入らず、最後まで清潔に使用でけるメリットがります。 乳液が多めに出てしもたからと、容器に戻そうとする方もいるようどすが、手に触れた乳液には外気の雑菌がついてしまっています。やめましょう。 その場合は、デコルテや手の甲にたっぷりとすりこんであげてください。 手でつけたいという方は、ちびっと手のひらにのせておくとええでしょう。 体温で温まって、肌への浸透がよくなってます。 指の腹で優しくマッサージしてください。 上から下へおろすようにではなく、下から上へとマッサージしましょう。 リフトアップや癒しの効果も期待できますな。 美容液でのスキンケア 女性雑誌でも、よく特集をくまれるものに「美容液」があります。 美容液は化粧品の中でも保湿や美白などのほかに、アンチエイジングやリフトアップの効果を付け足してくれる高濃度エッセンスどす。 上手に選べば、自分の肌の悩みに特化した効果が期待でけるでしょう。 美容液を購入したら、メーカーの説明書をきちんと読んでください。 使う順番は、基本的には化粧水の後、乳液の前どすが、何に効果があるかで、使用方法がちゃうことがあります。（角質除去と栄養補給では目的がちゃうでしょう？） 初めて美容液を使うという場合、自分がいつも使用しとるスキンケア化粧品のラインやメーカーでそろえるのもええでしょう。 美容液といえば、化粧品アイテムの中でも高価なものどす。 購入しても、もったおらんからとけちけちした使い方では、効果はイマイチのようどす。 大量にざばざば使えというのではおまへんが、自分の肌に悩みがあれば、それにあわせたものを探し、比較し、選択して、購入し、適量を守った使い方をするようにしましょう。 【最近はやりの美容液】 「プラチナエッセンス」もしくは「白金ナノコロイド」という言葉を、よく耳にしませんか。 これを含んだ美容液が今、話題になっています。 肌の新陳代謝を高め、紫外線から肌を守ってくれる効果があります。 乾燥はもちろん。肌のつや、はりを出し、キメを整えてくれます。 こら、ナノサイズのプラチナが水の分子を取り囲んで、肌の水分の調和をとってくれるのだそうどす。 効果が期待できそうどすな。 パックでのスキンケア 忙しい日々を過ごす自分へのご褒美。肌が疲れとると感じたとき。 パックを手に取る人もいるのではおまへんでしょうか。 パックにも何種類かあります。 シートタイプやコットンを使う、ローション・美容液パックや洗い流すタイプ。 ほんで、はがすタイプがあります。 ■ローションパック・美容液パック 保湿に効果のあるパックどす。 自分の手持ちの化粧水や美容液を使う方法と、市販で出とる、シートにすでに美容液をしみこませとるものを使う方法があります。 手持ちの化粧水を使う場合は、圧縮されたフェイスシートやコットンを使います。 このタイプは自分の顔に合わせて、伸びたりつけなおしたりできますので、お手軽どすな。 放置時間は３分どす。それ以上のせとると、水分が蒸発し、乾いたコットンに水分を奪われます。長時間放置はやめましょう。 ■洗い流すタイプ 肌のくすみをとり、透明感を出してくれます。 目に入れへんように気をつけましょう。 放置する時間はパックによって違います。説明書を確認しましょう。 洗い流すときは、ぬるま湯で、顔に残れへんようにしっかりと。 肌を刺激せんように、タオルで押し当てるように水気をとってください。 ゴシゴシは厳禁どす。 ■はがすパック 肌にハリを出して、小じわを伸ばしてくれます。 リフトアップ効果が期待できます。 塗って、指定の時間がきたら、上から下に向かってはがしていきます。 肌にパックの残りがついてへんかチェックしましょう。髪の生え際や、口元などに残りやすいので、もしあれば、化粧水でやさしくふきとってください。 洗顔でのスキンケア 今は色々な洗顔料が出ていますな。 自分にあった洗顔料を見つけるのも一苦労といえるかもしれません。 普通肌の人は、好きなものを選べますが、敏感肌やにきび肌といったトラブル肌の人は、肌の刺激にならへん＝痛くない洗顔料というのが、選ぶ基準やのではおまへんでしょうか。 今回はこの、にきび肌の洗顔をとりあげていきたいと思うて。 にきびの洗顔で気をつけなくてはいけへんのが、にきびを潰さないようにしなくてはいけへんということどす。 さっぱりしたいからといって、スクラブ入りの洗顔料を選ぶ人もいますが、にきび肌にスクラブ洗顔は、かえってにきびを悪化させてしまいます。にきびが出とる間は控えてください。 にきび専用の洗顔料や石鹸も出ています。 これさえ使えばというのではなく、たっぷり泡立てて使うようにしましょう。 泡立てネットやスポンジなどのアイテムもあります。 にきび肌は脂を気にしますが、皮脂を落としすぎは、洗顔後の皮脂分泌を活発にしてしまいますので、洗いすぎにも注意しましょう。洗顔に熱いお湯も皮脂を落としすぎる原因になってます。 お肌にも、お財布にも優しい米ぬか洗顔もおすすめどす。 綿（サラシ）で袋を作って、米ぬかを入れます。（手のひら・石鹸サイズが使いやすいどす） その袋をぬるま湯に入れて、米ぬかのエキスを出します。 白く濁ったお湯が米ぬかエキスたっぷりやので、これで洗顔してください。 肌の新陳代謝の正常化・美白効果、保湿など嬉しい効果があらわれます。 米のとぎ汁を使うというのも、水のリサイクルになってますな。 クレンジングでのスキンケア スキンケアの基本は、肌に余分なもの、不必要なものを落とし、必要なもの、たりまへんものを補充することどす。 女性がするメイク、特にファンデーションは本来、肌には不必要なものどす。 そやし、毎日、メイク（ファンデーション）をしっかり落とし、肌をリセットすることは重要どす。 そのリセットに必要なスキンケアはクレンジング。 クレンジングについて勉強しましょう。 クレンジングには、大きく二つのタイプがあります。 洗い流すものとふきとるものどす。 洗い流すタイプでも、肌別やメーカーによって種類があります。 オイル・ジェル・クリーム 好みや肌質で選びましょう。 ○洗い流すクレンジングの使い方 クレンジング料をたっぷり手にとり、なめらかに指の腹が滑るように肌の上でゆっくりマッサージします。 ゆっくりなじませることによって、汚れやメイクを浮き上がらせ、効率よくクレンジングできます。 すすぎはしっかりと。メイクが残っていては、肌荒れのもとになってますし、クレンジングも肌にずっと残っていてええものではおまへん。 ○ふきとるクレンジングの使い方 ウチも量をたっぷりと。少ない量だと肌を痛めます。ウチも優しく、マッサージ。頬は円をえがくように。あごからこめかみへ。下から上へとマッサージしましょう。ふきとるティッシュは肌触りのええものを惜しまず使ってください。 興味のある品は、臆せずサンプルをもらいましょう。一回ぐちの使用量も分かり、自分の肌質も分かるええ機会になってます。 化粧水でのスキンケア 習慣になって、何気なく化粧水を使っとるなんてことおまへんか。そら勿体無いどすよ。化粧水はスキンケアでも大切な役割を担っとるのどすから。 化粧水の役割は、洗顔後の顔の突っ張り感をなくしてくれます。 でもそれだけではおまへん。肌を柔らかくし、後からつける乳液や美容液を浸透させやすくしてくれるのどす。肌にええものを内部に送り込んでくれる通り道を作ってくれるというわけどすな。 化粧水をどうやってつけていますか。手？コットン？ 化粧水を出しとるメーカーによって、使用方法がちゃうことがあります。説明書やメーカーで確認をとるようにしましょう。（アルビオンというメーカーでは、乳液の後に化粧水というように、使う順番がちゃうということがありますので、新しい化粧水を使う場合は必ず確認してください） ぎょうさんのメーカーでは、コットンでつけることを勧めています。 そら、手につけた場合、体温で化粧水が蒸発してしまい、顔の肌に浸透する量が足りなくなるということがあるからどす。手でつける場合は、化粧水を補充するということをしたほうがええかもしれません。 また、高価そやしと少ない量でコットンにつけても、肌にひっかかってしまい、こすることで肌を刺激するのもさかしま効果になってます。 コットンにはたっぷり化粧水を含ませましょう。コットンから化粧水がしたたりおちない程度に含ませたら、顔全体にまぶすようにし、ほんで優しくパッティングしましょう。繰り返すと、手のひらにすいつくような感触がします。そこまどすればOKどす。 足のスキンケア 温かくなると、足を出すファッションも増えてきます。 あたしはパンツ派そやし関係ないと思われますか？ でも、スラッとしたパンツの似合う足っていうのも美しおしてすよな。 勿論、スカートをはくのも楽しくなってます。 出かけること事態が楽しくなってますよな。 さあ、足のスキンケアをいたしましょう。 自分の足を見てみましょう。 膝は黒ずんでおりませんか。かかとはかちかちになっておりませんか。ストッキングをはいたら伝線というのも避けたいもの。 また、夏になると、足の臭いやムダ毛も気になってます。 まず、フットケアと聞いて、軽石で足をこすることを思いつく方もやはるかもしれまへんな。 でも、待ってください。黒いトコ、固いトコを削ってしまえばええとういうわけではおまへん。 まず、固くなった角質を柔らかくほぐし、たまった老廃物をとってあげようではおまへんか。 足を優しくマッサージしてあげてください。保湿クリーム・マッサージクリーム。 自分のお気に入りの香りや感触のものでゆっくり、自分の足を愛してあげて。 ほんで、角質とりを行いましょう。 とって、そのまんまにせず、保湿をたっぷりしてあげてください。 日々繰り返せば、あんたの足はもっときれいになってます。 ムダ毛を処理した後も、保湿は大切どす。 夏場のムレや臭いが気になる人は、フットスプレーや靴下・ストッキングの替えを用意しましょう。急に座敷で会食というときも、慌てなくてすみますよ。 日ごろのお手入れがいざというときに出る。それが足のスキンケアどす。 肌着によるスキンケア 「肌着は第２の皮膚」ともいわれます。 人間の生理機能に影響を与え、暑さ寒さを調整し、汗を吸い取り、外部の刺激から肌を守ります。 ええ肌着を身に着けるということは、適切なスキンケアといけます。体への影響がおっきいのどす。ええ肌着とはどのようなものをいうのでしょうか。 見た目だけにとらわれへんようにしましょう。身に着けるものどすから、肌触りが柔らかく、ムレない湿れへん肌着で、肌に引っかかりにくく、乾きやすいもの。 柔らかく、しめつけへんものがええようどす。 天然繊維であればええと考えとる人が多いようどすが、最近は天然繊維よりも機能性に優れた化学繊維もできてきました。 綿だけでは吸湿性には優れていても、いっぺん濡れると乾きにくいので、速乾性の高い合成繊維が混ざった繊維も試してみてはいかがでしょうか。冬の汗をかいたときには、特に効果を発揮するようどす。 今はメーカーぐちに新繊維を取り入れて、なおかつオシャレな肌着を発表しています。いつもの定番からちょい冒険してみるのも楽しいのではおまへんでしょうか。 女性に憧れのシルクも肌には優しいどすが、汗を逃がしません。TPOや着用時間を考えて素材を選びましょう。 気に入っとるからと、洗濯して繰り返し使う場合でも、繊維はどんどん劣化していきます。肌ざわりも程度ガ落ちていきますので、適宜新しい肌着に入れ替えることも大切どす。 おしゃれとしての肌着選びだけでなく、肌に優しいスキンケアを考えて肌着選びというのも大切どすな。 敏感肌のスキンケア 敏感肌とは、角質層の水分が不足したり、正常な皮脂膜が作られなくなったりして、色々な刺激に対しての肌の感受性が高くなってしまう状態になっとることをええます。 感受性がたかいということは、紫外線や肌に触れるものによって、かぶれや肌荒れなどを起こしやすくなってしまうということどす。 肌のバリア機能が落ちると、炎症がおきたりします。 敏感肌で重要なのは、クレンジングと洗顔。ほんで保湿どす。 クレンジング効果の高いと敏感肌には刺激になってしまいます。 短時間でクレンジングを終わらせるようにしましょう。 なじませるように肌にのせたら軽く指の腹でマッサージするようにしてクレンジングしましょう。 もちろんすすぎは十分にぬるま湯で行います。 洗顔に使う洗顔料は無添加のものを使いましょう。 合成界面活性剤が入っとると必要以上に肌の保護膜を溶かしてしまいます。 手作り石鹸も自然派のものが多いのどすが、使われとるオイルには注意しましょう。 植物性オイルであれば問題はないのどすが、動物性オイルを使用しとる場合、敏感肌を刺激するものが含まれとるため、トラブルがむちゃなることがあります。 洗顔は、十分に泡を立てて、なぜるように洗います。決してこするようなことはせいでください。 ぬるめのお湯で十分にすすぎましょう。 保湿は、角質層のセラミドが足りなくなってバリア機能が落ちてしまいますので、セラミド配合の化粧品でしっかり補充します。 お風呂あがりが効果的どす。 できれば入浴後10分以内にスキンケアをしてしまいましょう。 くすみのスキンケア くすみとは皮脂と細胞の脂分が酸化して黒ずんだ状態のことどす。 自分では分かれへん場合があるかもしれません。 いつものメイクで仕上がり感が気に入れへん。いつものファンデーションをつかっとるのに、顔が浮いて見える。首と顔の色が違ってきとったり、顔のおでこ、髪の毛の生え際と明らかに色が違ったりしとるなどは、くすみが出とる状態どす。 朝、メイクするときに透明感があるのに、夜になるとくすんでしまうという人はこの皮脂の酸化に気をつけなくてはいけません。 くすみをほうっておくと、洗顔だけでは取れなくなってしまうからどす。 くすみはファンデーションの油分が残って黒ずむというのと、血液の循環が悪く、皮脂分泌が正常に行われず、くすみになる場合があります。 また、シミは肌内部からおこるもの。くすみは肌表面からおこるものどす。 肌表面のトラブルということで、クレンジングが重要だということがお分かりどすな。 勿論、強い力でごしごしすればええというわけではおまへん。優しく丁寧なクレンジングが大切どす。くすんでいるなと思うときは、メイクをしていなくても、クレンジングをしっかりしましょう。 オイリー肌の人は、優しすぎるクレンジングで、余分な皮脂が肌に残っとるのを疑ってみましょう。混合肌の人は、クレンジングの使い分けに気をつけてみてください。肌表面の酸化が問題なわけどすから、抗酸化作用・肌老化防止作用の化粧品を使ってみるのも方法でしょう。 毛穴のスキンケア 毛穴の役目ってご存知どすか。「毛がはえてくる場所」だけだと、１００点満点中５０点。実は他に、皮脂を出すという役割があります。毛穴から分泌される皮脂によって、肌が保護されるのどすから、大切な役割どすよな。 そやしこそ、毛穴のトラブルは多いのどす。穴というだけあって、皮膚の内部とつながる場所どすから、スキンケアにも気をつけましょう。 代表的な毛穴のトラブルとしては ○開いた毛穴 ○黒ずみ毛穴 ○もりあがった毛穴 があげられます。 開いた毛穴は、毛穴が大きく開いたまんまの状態になっとることどす。 痛みなどないため、見た目の悪さだけと思われるかもしれませんが、この開いた毛穴のまんまだと、黒ずみの原因になったり、吹き出物の原因になったりしてしまいます。 黒ずみ毛穴は、鼻の頭に多いタイプどす。 スクラブ洗顔やはがすタイプのシートパックが出ていますが、過剰な刺激は肌トラブルのもと。洗顔でも解決できます。すぐに結果は出ませんが、丁寧な洗顔をこころがけましょう。 盛り上がった毛穴は、開いた毛穴がふさがれて盛り上がってしもた状態どす。 お肌のターンオーバーが狂い、皮脂・老廃物が詰まっとるのであれば、肌の新陳代謝を活発にし、健康な肌状態に戻すようにしましょう。また、メイク落としが手抜きになっておらんか、今いっぺん、メイク落としの基本に戻ってください。 痛みなどない毛穴トラブルは見過ごされがちどすが、見た目も気になるものどす。ちょいした毎日のこころがけで、ぐんとよくなってます。 肌荒れのスキンケア 美人の条件は色々ありますが、よくいわれるのは健康な美しい肌。張り、艶のある、顔色のええ肌は、その人を美しく輝いて見せてくれます。 反対に、どんなに目鼻立ち美しく、メイクをばっちり決めても、肌が荒れとると、せっかくの手間をかけても、疲れて見えてしまうもの。肌荒れには気をつけたいものどす。 肌荒れの原因はどんなことが挙げられるでしょう。 皮膚の新陳代謝が乱れ、肌の張り、艶がなくなって、キメが乱れて、吹き出物や乾燥に悩まされとる人は、ストレスが原因かもしれません。 ストレスといっても、心理的なものあほりではおまへん。環境ストレスや暑さ寒さ、排気ガスや乾燥など、お肌に対するストレスも考えてみましょう。勿論、ストレスといって、あたしたちがすぐ思い浮かべる社会的ストレス（家庭・職場）も原因にあげられることでしょう。 ホルモンバランスの乱れもあるかもしれません。女性は月経・妊娠・出産・更年期と体の変化があります。このバランスが崩れて、肌にその影響がでるということもあるのどす。 肌荒れがおきてしもたら、体調管理に気を配りましょう。現在使っとる化粧品が自分の肌が欲しとるものか、使い方や適量を見直してみましょう。保湿をしっかりし、肌の抵抗力を落とさないようにしていきましょう。 肌荒れが続くと、敏感肌やアトピー肌になって、痛みや痒みで角質がぼろぼろになってしまいます。そうなっては、自力だけで立て直すのは難しくなってます。専門医にみてもらうことになるので、初期の段階で、改善していきたいどすな。 くまのスキンケア 老若男女を問わず、くまがでけると、顔色が悪く、疲れて見えますよな。どんなに明るくふるまってみても、快活な印象とはいえへんでしょう。 疲れの目安になると感じとる人もやはるのでは？ くまがでける目の下の皮膚は、顔の中でもむちゃ薄いのどす。 頬の皮膚の厚みに対して３分の１といわれています。そやし、うっ血したり、皮膚のメラニン色素が透けて見えとったりしてしまいます。これがくまどす。 くまを予防するスキンケアはどんなことが挙げられるでしょう。 まずは睡眠。くまの原因に一番にあげられるのは、寝不足どす。実体験されとる方も多いのでは？ ほんで、目の疲れ。パソコンやテレビを見る時間や姿勢にも気をつけましょう。 うっ血が原因やので、血流をよくしましょう。血液を作る栄養素、鉄分の多いものをしっかりとるようにしましょう。 お風呂でしっかり温まり、循環をよくするようにしましょう。その時に、蒸しタオルを目の上にのせると効果が高まります。 また、目のまわりは乾燥しやすいので、アイケアも取り入れたいものどす。目元専用の美容液やクリームも出ていますから、皮膚を刺激せんようにやさしくケアしてみてください。指に力を入れてはいけませんよ。 くまができてしまうと、隠したくなるもの。各メーカーが工夫をこらしたコンシーラーを出しています。いざという時は、このお助けアイテムをつかって、くまをカバーできます。 でも、こら一時しのぎで、根本的な解決ではおまへんということをしっかり肝に銘じましょう。 しみのスキンケア 陽射しの強い季節になった時、日焼け対策をする方多いのではおまへんでしょうか。日焼け止めを塗ったり、ＵＶ効果のあるファンデーションに切り替えたり。スキンケア用品を使い分ける人もいるでしょう。こら、しみに対する有効なケアなのどす。 というのは、しみの原因は過度の日焼け。陽射しの中の紫外線が、皮膚のメラノサイトという細胞を刺激し、メラニン色素を作ります。このメラニン色素の増加がしみの原因になるわけどす。肌の新陳代謝が順調であれば、メラニン色素の増加された皮膚は垢となって剥がれますが、順調でなければ、肌に残り、異常なメラノサイト群となって、それがしみと呼ばれるものなのどす。 ホルモンバランスが崩れたときなど、メラノサイトが活性化しますので、紫外線を浴びるとしみができやすくなってます。また、加齢と共に、肌の新陳代謝が落ちてきて、メラノサイトが肌に残り、これもしみができやすくなってます。 しみへの対策スキンケアは、 ○紫外線をなるべく浴びないようにする。 ○場所や時間を考えて外出し、ＵＶ効果の化粧品を選ぶ。（美白化粧品） ○しみのもとになるいれへん皮膚を取り除くため新陳代謝を促す。新陳代謝に効果があるマスクやパックを取り入れる。 ○新陳代謝に必要なビタミンＡやＥを摂取する。 などが挙げられます。 夏になってから、心がけようという人もいるかもしれませんが、紫外線の量は、春から増えています。早めの紫外線対策が、肌の老化を遅くすることになるのどす。 たるみに対するスキンケア 頬や目の下、口元などがたるむと、老けてみえますよな。顔の脂肪を支える筋肉をマッサージなどで鍛えることにより、たるみが改善でけるという話もありますが、原因はコラーゲンやエラスチンとう物質の減少のようどす。 老化そやし仕方ないのではと思う方もいるかもしれませんが、若くてもたるみがでることがあります。そら、やはり皮膚が乾燥し、ハリがなくなることによって、皮膚がたるんでくるから。コラーゲンやエラスチンが減少すると、肌が乾燥しやすくなるのどす。 保湿をしっかりしましょう。コラーゲンのもとになる、たんぱく質とビタミンＣをぎょうさんとるように心がけましょう。化粧品に配合されとるものもありますが、食品で内部に入れるということも方法どす。（たんぱく質が豊富な食品：鮭やまぐろ、かつお、鶏のささ身や豚ヒレ肉、牛もも肉等。ビタミンＣ：ピーマンや海苔、アセロラやレモン等） また、肌の乾燥・老化というのは、紫外線もいかいな原因になってます。ＵＶケアもしましょう。日焼け対策はしていますか。メイクもＵＶ効果のあるものを使いましょう。紫外線が強いのは夏だけではおまへん。日中、外に出る時、窓際で用事をするときにも、紫外線をしっかり浴びていますよ。 また、デスクワーク中心の人。運動不足の人はたるみが出やすいようどす。 姿勢がうつむき加減ではおまへんか。猫背になっておりませんか。 軽い運動で新陳代謝もうながして、体の機能をよくしていきましょう。 しわに対するスキンケア いつも笑っとるから、笑いじわができちゃったなんていうのは、微笑ましい話かもしれませんが、女性として、しわがでけるというのは何とか避けたいもの。加齢や乾燥などでしわがでけるので、しっかりケアして、しわのできにくい肌にしたいものどす。 しわのでける主な原因はなんでしょう。まず、加齢によって、皮膚の真皮の成分、コラーゲンと水分が減ってきます。また乾燥により、肌の表面が水不足になって、目の下などにしわができやすくなっていきます。また、表情が変わるときに顔の筋肉が動きますが、その筋肉が萎縮するとしわになってます。他にも睡眠不足や食生活の乱れ、急激なダイエットも原因になってます。 では、どうしたらええでしょうか。原因をみると、肌の保湿が重要だということがわかります。先ほど出てきたコラーゲンと共に、エラスチン、ヒアルロン酸など、よく聞く保湿成分のはいった化粧品を積極的につかっていきましょう。失われていく肌に必要な成分を肌に補充すると考えてください。 小じわ対策にこれらの保湿成分の入った化粧品をつかっていくというのは、同時にしわのできにくい肌になるということどす。最近では、ビタミンＣやコエンザイムＱ１０の入った化粧品と共に、しわ対策のサプリを出しとるメーカーもあるようどす。 体の外ねぎだけでなく、内ねぎからも、肌の保湿に必要な成分を補充すると効果はさらにあがります。コラーゲンというと、フカヒレなどが思いつきますが、高級過ぎてむちゃなんて悲観しなくても大丈夫どす。鶏肉（とり皮）にも含まれていますし、お魚にも含まれています。居酒屋でとり皮と魚のあら煮や煮こごりというのも、美容食になってます。 吹き出物のスキンケア ニキビが青春の証なんていうそうどすが、大人になってもでけるニキビは困りもの。「ニキビじゃなくて吹き出物でしょ」なんて言われもって、吹き出物対策のスキンケアにとりかかる人もいるのではおまへんでしょうか。 吹き出物の原因は色々あるようどす。目安としては 額:自律神経、睡眠不足、慢性的な疲れ、ストレス ほお:食事のバランスの乱れ あご:ストレス、冷え、水毒（注１） 首:婦人科系、冷え、ホルモンバランスの崩れ が、あげられます。出てくる場所によって、自分の生活や体調を見直していきましょう。 吹き出物ができたら、絶対につぶさないようにしましょう。化膿してしまうこともありますし、つぶした跡が色素沈着をおこし、シミになってしまうことがあります。また、皮膚が陥没してしまい、クレーター肌、ぼこぼこした柑橘肌なんてことになってしまうと、もとの肌に戻りにくいようどす。 できてしもたら、肌のスキンケアにも気をつけましょう。吹き出物に刺激を与えへんように、メイク落しもふき取りでなく、肌のあたりが柔らかいジェルなどの洗い流すタイプを使うのがおすすめどす。化粧水もスッとするアルコールが入っとるものだとしみてしまうことがありますから、アルコールフリーのものを使ってみてはいかがでしょう。炎症がひどいけど、お手入れしたいという人は冷水パックという方法もあります。 状態が続くようであれば、自分の肌にあったスキンケア化粧品か考えてみましょう。 （注１）水毒：漢方の考え方。体に不必要な水。むくみなどの体調の悪くなる原因。 混合肌のスキンケア 化粧品を買うときに、お肌のタイプ別にと書いてある、もしくは選択することがおまへんか。 「普通肌」「乾燥肌」「オイリー肌」「敏感肌」「混合肌」というのが、一般によくあるタイプ別どす。 では、「混合肌」というのはどういう肌でしょう。文字どおり、脂っぽいトコとカサつくトコがある肌。ぎょうさんは、頬とＴゾーンの肌質の違いのようどす。原因としては、季節の変わり目や生理前後のホルモンバランスの乱れが挙げられます。季節や自分の体調にあわせたスキンケアが必要になってくるようどす。 対策としてはどみたいにすればええのか。「洗顔」で考えていきましょう。 まず、しっかり泡立てる。こら洗顔の基本どすな。では、その泡立とった泡を、まず顔のどこに置いていますか？混合肌の人は、頬がかさつき、Ｔゾーンが脂っぽいわけどすから、頬から置いてはいけません。落とす効果が一番高いものをまず置かなくてはいけへん。その場所はＴゾーンどす。最初に鼻に泡をのせて、なでるように洗ってください。人差し指では力が入りすぎますから、中指と薬指でマッサージしとるつもりの力加減がおすすめどす。 しっかり洗わないと、なんて思って、ゴシゴシこすれば、余計に皮脂の分泌を招いてしまいます。反対に、皮脂の分泌を活発にしようと思って、頬をゴシゴシこするのもやめてくださいな。乾燥しとる肌に刺激は禁物どすよ。 泡を肌におく時間のことも考えて、まず脂っぽいトコから洗い、乾燥しとるトコは最後に。そないな細やかなトコにも気をつけてみましょう。 乾燥肌のスキンケア対策 空調設備に囲まれた暮らしをしとるあたしたちにとって、肌の乾燥対策は重要項目どすな。肌がカサカサになって、肌荒れがすすんで、シワになっていきます。また、乾燥肌は痒みを引き起こしてしまいます。 乾燥肌というのは、肌の角質層から水分が少なくなってしもたり、皮脂の分泌が足りなくなってしもたりしとる状態のことをええます。この角質層は、肌を外界の刺激から守ってくれる機能があります。それが乾燥によって、角質層が弱まると… 無防備な状態になってしまうわけどす。 角質層にはNMFという天然保湿成分があります。これがたくはんあると、保湿力があり潤いある肌を保つことがでけるのどす。そのために必要なお手入れはどんなことがあげられるでしょう。 注意点は３点 １．乾燥肌の人は硫黄入りの洗顔料や入浴剤を使用せんようにする（脂性肌の人は、皮膚科どすすめられて使用することがありますが、こら肌を乾燥させるためどす） ２．４０度以上のお湯で洗わない（洗顔はぬるま湯が基本） ３．タオルで皮膚をこすれへん（上から押さえるように） が、あげられます。そや、洗顔の泡にも注意してください。しっかり泡立てていますか？手で泡立てず、顔にこすりつけて泡立てとるなんてことはいでしょうか。それも乾燥肌にとっては刺激になってます。しっかり泡立てる、またはコールドクリームで丁寧にふき取るというように、肌への刺激に気をつけてみましょう。 化粧品のスキンケア対策と上記みたいに生活の中で気をつける。この併用が大切どす。 過剰スキンケアは肌を薄くさせる 高価な化粧品、ブランド物を使っとるからと安心しきっておりませんか？ 化粧品のつけ方や量、お手入れの頻度というのにも気をつけてみましょう。きっと、あんたの肌にさらに効果がでるはずどす。 自分が期待する効果がでないな、続かないな、と思う人は説明書にある適量を見直してみましょう。慣れや高価そやしと、使用量をいつのまにか減らしてしまっとるかもしれまへんな。 また反対に、エステや美容機器の使いすぎで肌に負担をかけとる場合もあります。自分のお手入れの頻度を見直してみましょう。頬の赤みが気になるや、お手入れ頑張っとるのに肌にキメがないというのは、しすぎて肌が薄くなっとるっていうことがあります。 エステティシャンの人は、新人のときに、お互いが練習台になるそうなのどすが、その時、スペシャルケアの練習を何度もして、肌が薄くなってしまうことがあるのだそうどす。プロになるための練習でなく、自分がきれいになるために、過剰お手入れで肌を薄くし、トラブルを招くのは悲しいどすよな。 もし、肌を薄くしちゃったかしらという方は、肌を厚く正常な状態に戻すようにしましょう。基本のスキンケアのみにし、エステやピーリング・パックなどのスペシャルケアは休み休みにしましょう。美容液を複数チョイスしてあれこれたくはんつけとる人は、いっぺんライン（シリーズがあるでしょうから）に戻ってみるのも手どす。 正常な肌にスペシャルケアがきくのどすから。 まず、「基本に忠実」にかえってみましょう。 「頑張り過ぎスキンケア」がトラブル肌に？！ 現在、スキンケアコスメは多種多様なものが毎日、新発売という状態どす。それに伴い、美容に関する情報もそれこそ大量に氾濫しています。それらの中から、自分の希望や悩みに合わせてチョイスしとる方が多いのではおまへんでしょうか。 でも、ちょい待って！お手入れのし過ぎやお助けアイテムの過剰使用が、さらにトラブルを招いとることもあるかもしれませんよ。 例えば、脂っぽくなることやテカリを気にして、洗浄力の強い洗顔料やスクラブ洗顔を、手に力を入れてゴシゴシ行ったりしとるとな。反対に乾燥が気になるからと、クリームや美容液をたっぷり塗ったりしても同様どす。もしくは説明書は読まんと、化粧水の後は美容液のみということをされとる方もやはるのではおまへんでしょうか。 洗いすぎは、乾燥をすすめ、肌がそれを補おうとさらに油を分泌させようとします。また、クリームをたっぷり塗っても、表面をラップするのみで、肌内部のうるおいはほったらかしになってしまうということに。ほんで、化粧水後の美容液だけというのは、今度はラップをせんので、効果半減ということになってかねません。 それぞれ、その人がよかれと思っていても、適切な使い方をせな、効果は生まないどころか、反対にトラブルが出てきてしまうことがあるようどす。「効果が出ない」＝「肌に合わない」と決め付けてしまう前に、いっぺん、自分のスキンケアアイテムの使い方を考えてみましょう。次々に新製品に手を出さなくても解決でけるかもしれまへんな。
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