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冷え性〜KENNKOU〜きれいなお姉さん |
冬は体の冷えが辛くてきらい、という女性は多いのではおまへんでしょうか。 冬は寒いのは当然どすが、お部屋を温かくしとるのになかなか体が温まれへん、手足がいつも冷たく感じられる、という症状がある人は冷え性の可能性がありますな。 最近では冬だけでなく、夏でも強い冷房のために体が冷えてしまう、というように１年中冷え性に悩まされとる人も多いどすよな。 高齢になるにつれて冷え性である人の数は増えていき、65歳以上では６割、75歳以上では８割もの人が、冷え性であると言われています。 また、冷え性は女性に多いのも特徴的どすよな。 冷え性は体の血行不良のために起こります。 血行不良を起こす原因には色々な事が考えられますが、毛細血管まで血液が行き渡っていなかったり、気温の変化で毛細血管が縮んだまんま元に戻らなかったりすると、手足の先に冷えとして影響が出てくるのどす。 冷え性は体質そやし仕方がないわ、なんて諦めておりませんか？ 冷え性は努力次第で改善でけるものどすよ。 毎日の食生活を見直したり、筋肉トレーニングをして代謝を良くしたりと、すぐに効果は現れなくても、地道に頑張れば必ず良くなっていくものどす。 冷え性をそのまんま放置しておくと、ぐっすり眠れなくなったり、肩こりや腰痛の原因になったりと、体に色々な悪影響が出てきます。 冷え性は、体の不調を知らせるための最初のサインとして考えましょう。 その原因を考え、体質改善に努めることが大切どすよ。 かくれ冷え性 冷え性といっても、色々なタイプがありますが、自分では冷えとるとは感じんと、冷え性だと自覚しておらん「かくれ冷え性」があることを知っていますか？ 「あたしは冷え性ではおまへんわ」と思っとる人も、実は冷え性である場合があるのどす。 かくれ冷え性は、手や足は温かいのどすが、内臓の温度は低い状態になっています。 冷え性だと自覚しておらん分、改善するのが遅れるため、冷え性が悪化してしまう恐れがあります。 以下の項目をチェックしてみてくださいな。 ・顔色が悪い ・肩こりがひどい ・シミ、そあほす、くすみなど肌トラブルが多い ・手足がむくみやすい ・胃腸が弱い ・寝つきが悪く、朝起きるのもつらい １つでも当てはまるものがあったら要注意どすよ。 また、朝起きた時に、お腹や太ももを触ってみると冷え性であるかどうか、分かります。脇よりも冷たく感じたら、立派な冷え性であるといえますよ。 体の中で、太ももとお腹は、熱の生産量が多い場所どす。 通常ならば温かいはずなのどすが、冷たく感じたならば、血液の循環が悪くなっとる証拠で、冷え性であるといえるのどす。 この他にも、顔がほてりやすかったり、平熱が36度以下どしたりすると冷え性であることが多いどすよ。 顔がほてる、ということは、体の中にあるべき熱が顔に逃げとる状態なのどす。 また、平熱が低い人は、基礎代謝が低い状態で血液の流れが悪く、冷え性であるということなのどす。 冷え性は、病気ではおまへんので、毎日の生活を改善すれば解消することができます。 どすが冷え性を放置しておくと、様々な病気を引き起こすことがあります。 自分の体の状態をしっかり把握して、冷え性改善に努めましょう。 冷え性改善のための衣服選び（２） 寒い冬は、冷え性で悩んでいる人が多いどすよな。 体の冷えを解消するには、温かい衣服を選ぶことが大切どす。 見た目の良さだけを重視していては、やはり冷え性は改善されません。 重ね着は保湿効果をアップします。 洋服の下には、必ず保湿効果のあるシャツを着るようにしましょう。 「ババシャツ」なんて昔から呼ばれていますが、最近ではお洒落なシャツがたくはんあります。色やデザインも豊富やので、楽しく選んで、温かく着ましょう。 冷え性改善には、腹巻や靴下を使って、下半身を保温することが大切どすが、首周りにも気を使ってみましょう。 首周りは、体の中でも、最も寒さを感じやすい場所どす。 首は頭の中へ血液を送る大切な場所どすが、頭を支えとるために、筋肉が緊張して血液の流れが悪くなってやすいのどす。 また、首が冷えると手足の血流も悪くなってしまいます。 首の冷えを防ぐために、マフラーやスカーフで温めるようにしましょう。 特に、お風呂上りのマフラーは体の冷えを防止するためにも効果的どす。 あたし達の体を魔法瓶に例えてみましょう。 しっかりフタをしておかないと、せっかく温かいお湯も冷めてしまいますよな。 お風呂で温めた体を冷やさないように、首元をしっかり温めておけば、衣服の中の温度は高いまんまで保つことがでけるのどす。 スカーフなら、普段使いにも重宝しそうどすな。 軽くて薄いスカーフは、あまり保温効果はないように思うてが、１枚巻いておくだけで体全体が温まりますよ。 お気に入りのスカーフを見つけてみてくださいな。 冷え性改善のための衣服選び（１） 冷え性で体が冷えとる時、体を温めるための衣服は大切どすよな。 寒いからといって、ただやみくもに重ね着をするよりも、冷え性を改善するためにはポイントをおさえた衣服を選ぶことが大切どす。 冷えを感じる時は、上半身よりも、お腹や下半身が冷えています。 体の中の血液は、重力のために約70パーセントが下半身に集中しています。 冷え性改善には、下半身を温めることが重要なのどすな。 まずは、お腹を温めましょう。 お腹は内臓にねぎ、お腹を冷やすということは、内臓を冷やすことと同じどす。 腸などが機能低下すると、便秘や下痢の症状が出てきます。 また、女性の場合、お腹は子宮を守るための大切な役割をしています。 お腹が冷えた状態でいると、生理不順や生理通、また不妊症などにもつながります。 お腹を冷やさないように、腹巻を使用してもええどすな。 最近では、色々な可愛い腹巻が売られています。 寝とる時や、お家でのリラックスタイムに１枚あると重宝すると思うて。 また、お出かけ時にもスマートに使用でける腹巻もありますよ。 色々お店で探してみてくださいな。 何と言うても、冷えるのは足先どすよな。 足は、体の中でも血液の巡りがむちゃ悪く、冷えやすい場所どす。 保温性のある靴下やタイツをはくようにしましょう。 女性はお洒落のために、スカートにストッキング、というなりをしとる人は多いどすよな。上半身はしっかりコートを着ていますが、こら「頭熱足寒」といって、冷え性に最もなってやすいスタイルどす。冷え性改善には「頭寒足熱」を心がけましょう。 温かいブーツを履いとるから大丈夫、という人もいるかもしれませんな。 確かにブーツは、保温効果がある面ではええどすが、ヒールが高いものや、足を圧迫してしまうブーツは避けましょう。 足を締め付けると、血液の流れを悪くしてしまいます。冷え性の原因となってしまいますので、靴選びにも注意してくださいな。 骨盤の歪みを改善しよう（２） 女性にとって、骨盤はむちゃ大切な部分どす。 冷え性に悩んでいる女性は多いどすが、骨盤が歪んでいると血液の循環が悪くなって、下半身の冷えの原因にもなっています。 また、骨盤の中の血液の流れが悪くなると、骨盤の中にある子宮や卵巣にも悪影響を与えることになって、生理痛や不妊症の原因にもなるのどす。 美容の面でも様々な影響が出てきますよ。 頭蓋骨の後ろにある「後頭骨」という骨は骨盤と連動しています。 骨盤に歪みが生じると、後頭骨の動きも悪くなって、顔のむくみの原因にもなるのどす。 骨盤と顔が関係しとるなんて、ちょい意外どすが、ひどい場合はむくみだけでなく顔の骨格にも影響が出て顔が歪んでしまう場合もありますよ。 また、骨盤が歪んで開いとると、ヒップラインも下がってきてしまいます。 重力にはさからえへんわ、なんて諦めておりませんか？ 骨盤を整えることは、綺麗なヒップラインにもつながりますよ。 骨盤が歪む原因として考えられるのは、運動不足や日常的な姿勢の悪さ、出産などがあります。 女性はファッション性を重視してハイヒールや、足を圧迫する靴を履いとることが多いどすが、これも骨盤の歪みの原因になってます。 足に負担がかかる靴をはいとると、骨盤だけでなく、足首やひざの関節、股関節などの骨格まで歪んできてしまいますよ。 骨盤の歪みの原因となるようなことは避けて、骨盤の歪みを改善するように努めましょう。 日常的な姿勢に気をつけるようにして、簡単なストレッチを続けることで、ちびっとずつどすが改善することができますよ。 電気毛布について 冷え性の人にとって、寒い冬は辛い季節どすよな。 夜眠る時に、冷たい布団ではなかなか寝付くことがでけへん！という冷え性の人は、寒さを改善するために電気毛布を使っとる、という人は多いのではおまへんでしょうか。 そやけども、電気毛布は間違った使い方をすると、あたし達の健康を損なってしまう場合があります。 電気毛布を使うと、朝起きると熟睡した感じがせいなんだり、体がだるかったり、といったことはないどすか？ あたし達は、寝とる間は体温を下げてエネルギー代謝を抑制し、脳や心臓など、体全体を休ませています。 電気毛布を使ったまんまで寝とると、寝とる間でもうまく体温が下がらなくなってしまう場合があります。そうすると、本来休んでいるはずの体が、十分に休めなくなってしまうのどす。 さらに、このような状態が続くと、電気毛布を使っておらん時でも、体温がうまく下がらなくなってしまいます。 また、温かくなってすぎとる布団の中では、必要以上に汗をかいてしまうので、皮膚にとっても良くおまへん。 けれど、電気毛布はとっても温かくて、これがないと眠れへん・・という人は、布団に入る前まで電気毛布をつけておいて、寝る時にはスイッチを切っておきましょう。 電気毛布の設定温度はあまり高くせんようにしましょうな。 また、「湯たんぽ」を使ってみてはどうでしょう。 最近、ちょいしたブームになっていますよな。 足元に置いておけば、十分に温かくして眠ることができますし、自然に温度が下がっていくので安心どす。 高齢の方や、妊婦はん、赤ちゃんがいるお家の人は、是非こんな方法で寒さをしのいでみてくださいな。 冷え性と眠り 冷え性と眠りは、大きく関係しています。 人の体温は１日のうちで朝起きる前が最も低く、起きてから次第に上昇し、夜になると下がってきて眠くなってます。 どうして夜になると体温が下がるのでしょう？ 人は、体温を下げることで、基礎代謝を抑制して脳を休ませようとするのどす。 どすが冷え性の人は、体温を下げることがうまくできません。 体温を下げる時は、血管を拡張させて血液を皮膚の表面に集めて放熱しとるのどすが、冷え性で血液の循環が悪くなっとる人は、皮膚からの放熱がうまくでけへんためどす。 夜になっても体温が下がりにくい冷え性の人は、なかなか眠りにつけへんということなのどす。 また、冷え性の人は、寒さや冷えを感じやすいので、寒くてなかなか眠れへん、という人もいますよな。 ぐっすり眠るためには、冷え性を改善する必要があるのどす。 食事や運動で冷え性は改善することはできますが、しっかり改善するにはちびっと時間がかかります。 冷え性である人が心地ええ睡眠をとるにはどうしたらええのでしょう。 まず、寝室の環境を整えておくことが大切どす。 快適に眠ることがでける室温は、18℃〜23℃程度どす。 寒いからといって、高い温度に設定しておくと、眠る前の体温の低下が阻害されてしまう場合があるので気をつけてくださいな。 就寝前には暖房器具を消しておくことをおすすめします。 寝具選びにも気をつけてみましょう。 保温性、通気性に優れた寝具を選びましょう。 掛け布団として優れとるのは、やはり羽毛布団どす。 軽いので布団の上げ下ろしも楽どすよな。 敷き布団としては、クッション性のある羊毛布団がおすすめどすよ。 毎日使う布団やので、質のええものを選んでくださいな。 冷え性と運動 冷え性を改善するには、毎日の生活を見直してみることが大切どす。 バランスのええ食事をとることが重要どすが、それと同じように重要なことに、適度な運動があります。 冷え性の人は、血液を循環させる力が弱くなっています。 運動には、血液を送り出すポンプを強くし、血液の循環を良くする効果があるのどす。 血液を送り出すポンプとは、心臓と、足の筋肉どす。 足の筋肉がポンプ？と何だか不思議どすが、心臓が血液を送り出すと、足の筋肉が収縮して上半身に血液を送り返すのどす。 運動不足の人は、この２つのポンプの力が弱くなって血行が悪くなってしまいます。 また、冷えた体を温めるのは、筋肉の働きによるものどす。 寒いと体がブルブル震えますよな。こら、筋肉が体を温めるために自然に動いとるのどす。 全身の筋肉の７割が足の筋肉と言われていますが、運動不足で筋肉量が少ない状態では、なんぼ厚着をしていても体がなかなか温まりません。 運動して、血液循環を促し、温まりやすい体を作ることが、冷え性改善につながるのどすな。 運動には色々なものがありますが、ハードなものでなくても十分に効果があります。 毎日の生活の中で、ちびっと歩く量を増やしたり、仕事や家事の合間に簡単なストレッチをしたりしてみましょう。 また、就寝前にストレッチをすると、血行が良くなって体温が上がり、質のええ睡眠をとることができますよ。 寒くてなかなか寝付けへん、という人は、是非試してみてくださいな。 冷え性を改善するスパイスは？ 冷え性を改善するには、毎日の食生活を見直すことが大切どす。 体を温める食べ物を中心に、バランスのええ食事をすることが一番どすが、食べ物を調理する時のスパイスにも、冷え性にええものがたくはんありますよ。 体を温める効果のあるスパイスが多いので、毎日の食事に上手に取り入れましょうな。 料理をする時に良く使う、こしょうにも、胃腸を温めて調子を整える働きがあります。 筋肉のしこりを取り除く作用もあるので、風邪のひき始めにもええどすよ。 最も体を温める効果のあるスパイスはとうがらしどす。 温湿布の成分にも使われとるとうがらしは、食べると体がぽかぽかしてくるので、いかにも冷え性改善に良さそうどすよな。 とうがらしに含まれるカプサイシンがポイントどす。カプサイシンには、体温を上昇させ、血液の流れも良くしてくれる働きがあります。 また、脂肪を分解するホルモンである、アドレナリンの分泌も促してくれるため、ダイエット効果も期待できますよ。 とうがらしは乾燥のものや、粉末状のものが良く売られていますが、毎日の食事の中に取り入れていくことはなかなかややこしいどすよな。 中華調味料である豆板醤や、チリソース、また七味唐辛子などを積極的に使用してみましょう。毎日のメニューのレパートリーも増えそうどすな。 とうがらしを摂るときは適量にしておきましょう。摂り過ぎると胃に負担がかかってしまうので注意しましょうな。 また、とうがらしはお風呂に入れてもええとされていますが、皮膚の弱い人には刺激が強すぎるので、少なめにしておくようにしましょう。 冷え性と食べ物 冷え性と食べ物には、いかいなつながりがあります。 冷え性で悩んでいる人は、食生活を見直して、冷え性改善に努めましょう。 食べ物は体を温める機能がある「陽性」の食べ物と、体を冷やす「陰性」、どちらにも属さない「中性」の食べ物とに分けられます。 陽性の食べ物だけを食べればええ、というわけではなくバランスのええ食事をとることが一番どす。冷え性改善には、陽性の食べ物を中心にして、陰性、中性の食べ物もちびっとずつ取り入れるようにしましょう。 陽性の食べ物にはどのようなものがあるのでしょう。 体を温める、陽性の食べ物は寒い土地ででける野菜が多いどす。 代表的なものは、しょうがやねぎ、にんにくやごぼうなどどす。 旬の野菜は、栄養分も豊富やので、積極的に食べるようにしましょう。 体を冷やす陰性の食べ物は、陽性の食べ物とはさかしまに、暑い土地でとれる野菜が多いどす。代表的なものには、トマトやきゅうりなどがあります。 同じ野菜でも、生で食べるよりも加熱して食べる方が冷え性改善としてはええどすよ。 スープや味噌汁で、野菜をとるようにするとええどすな。 この他にも、現代人が好んで食べる、砂糖や合成甘味料、スナック菓子、チョコレートなども陰性の食べ物どす。血液もドロドロにして循環を悪くさせるので、食べすぎには注意しましょうな。 ほんでも甘いものは美味しいどすよな。どうしても食べたくなったら、さつまいものおやつはいかかでしょう。 さつまいもは血行をよくして、体を温かくしてくれる食べ物どす。 冷え性対策には最適の食べ物やので、焼き芋などにして美味しくいただきましょう。 冷え性改善の近道 冷え性を改善するためには適度な運動が必要どす。 どすが特別な運動をしなくても、呼吸の仕方や姿勢をちびっと変えるだけでも冷え性改善に効果がありますよ。 呼吸で大切なことは、しっかり吐いて、体内の汚れた空気を出してしまうことどす。 現代人は、浅い呼吸の人が多いそうどすよ。 吸うことではなく、吐くことに意識を集中して、腹式呼吸をすると自律神経も整えることができます。 自律神経は、体の中の機能を順調に働かせとる神経やので、これを整えることは、血液の循環や体温調節をスムーズにし、冷え性改善にも効果的だということどす。 姿勢を正すことも重要どすよ。 体の歪みは、血液の循環を悪くして冷え性につながります。 知らず知らずのうちに、猫背になっておりませんか？猫背は見た目にも、「やる気がなさそう」「暗い感じがする」「老けて見える」など、悪い印象を受けますな。 内臓の働きも悪くなって、筋力の低下の原因にもなってます。 立ったり歩いたりする時はもちろん、電車の中やオフィスで座っとる時にも背筋をピンと伸ばしてみましょう。 腹筋を意識して、状態を上に引き上げるようにします。 同時に、肩甲骨を引き寄せるようにしてみましょう。 この時、肩を上げないように注意しましょうな。肩を下の方向へ押し付けるようにすると、ラインが美しくなってますよ。 女性にぎょうさん見られますが、座る時はでけるだけ足は組まないようにしましょう。 足は血液の流れが悪くなってやすい場所どす。足のむくみの原因にもなるので、癖になっとる人は、直していくようにしましょうな。 運動する時間はないから・・・と諦めんと、こみたいに日常の中のちょいした心がけが冷え性改善への近道どす。 冷え性にええ断食 冷え性を改善するためには、色々な方法があります。 適度な運動、バランスのええ食事が大切だと言われていますが、「断食」も冷え性に効果があると知っていましたか？ 断食なんてすると栄養が足りなくなって、何だか冷え性には悪そうそやけども・・？と思う人もいますよな。 冷え性は、血液の循環が悪くなることから引き起こされます。 血液の循環が悪いということは、血液が汚れてドロドロになって、毛細血管でつまってしまうということどす。 断食することで腸や胃が休まると、血液も綺麗になって、血液の流れが良くなってます。 また、体温が高くなって、免疫力もアップしますよ。 体の機能をリセットさせて、冷えに強い体作りをするわけどす。 断食なんていうとえらいそうで、自分にもでけるのかな、と不安になってしまうかもしれませんが、「プチ断食」なら気軽にでけると思うてよ。 プチ断食とは１日だけの断食で、まるっきし食べないわけではなく、野菜ジュースやお粥だけで過ごす日を作ることどす。 プチ断食をしようと決めた日の前日は、夜９時以降は食事を取れへんようにします。 断食日は、朝と昼は、食事の代わりに野菜ジュースを飲みます。 にんじんやりんごを摩り下ろしたものなど、手作りの栄養あるジュースを１、２杯飲みましょう。夕食には、お粥をお腹いっぱいにならへん程度に食べます。 １日だけやので、それほど苦痛に感じないと思うてよ。 体の中の老廃物が排出され、すっきりでけるプチ断食。 定期的に行えば、体質が改善されて冷え性改善にむちゃ効果的どす。 いっぺんチャレンジしてみてくださいな。 冷え性にええストレッチ運動 冷え性を改善するには、バランスのええ食事と適度な運動が大切どす。 適度な運動といっても、日々忙しくしとるとそないな時間はゆっくりとれへん、という人も多いどすよな。 お家の中でも手軽に簡単にでける運動として、ストレッチ運動を始めてみましょう。 すぐに結果を求めようとはせず、毎日地道に続けていくことで、冷え性は徐々に改善していきますよ。 簡単な足の運動どす。 〜両手を頭の後ろで組み、両足は肩幅よりちびっと開いた状態で立ちます。 〜背筋を伸ばして、息を吸いもってしゃがみ、吐きもって立ちます。 〜ゆっくり５〜10回程度繰り返します。 時々休憩しもって、無理をせず続けましょう。 胸はなるべく前に出し、顔は正面を見るようにします。 骨盤の歪みを治す効果もありますよ。 もっと簡単に、はしりに立ちもってでもでける運動もありますよ。 〜両足をちびっと開いた状態で立ちます。 〜かかとをゆっくり上げ下げします。 〜最初はゆっくり、徐所にスピードアップしていきます。 他のスクワット運動と合わせて交互に行ってもええどすな。 デスクで仕事をしとる人は、なかなか立ち上がっての運動はややこしいどすよな。 座りもってでもでけるストレッチもありますよ。 〜座ったまんまの状態で、足を床に水平に上げます。上げられへん時は、そのまんまでもＯＫどすよ。 〜足の指を内ねぎに曲げてグー、指を広げてパー、グーパーグーパーと繰り返します。 この他、つま先を上に向けたり、足首を回したりするだけでも効果的どすよ。 座っとる姿勢が多いから、時間がないから、と運動はムリと諦めんと、こうしたちょいした事でも冷え性は改善できます。 ちびっと気分転換したい時など、積極的に行ってみてくださいな。 骨盤の歪みを改善しよう（１） 骨盤が歪んでいると、体に様々な悪影響を及ぼします。 冷え性や、肌荒れ、生理痛や不妊など、女性は特に気をつけたいことあほりどすよな。 骨盤の歪みは、早めに改善する必要がありますが、自分では歪んでいるのかどうかって、なかなか分かりにくいどすな。 お家で簡単にチェックしてみる方法がありますよ。 お風呂に入る前に、鏡で自分の姿を見てみましょう。 ウエストのくびれ位置、肩の高さは左右対称どすか？ ずれとったら、骨盤の歪みによる可能性がおっきいどすよ。 また、仰向けに寝て足の力を抜き、足の開き具合が左右で違っとる場合も骨盤の歪みによる可能性があります。 また、下半身が太りやすい人も、骨盤が歪んでいる人が多いどすよ。 骨盤の歪みを改善して、下半身太りを解消しましょう。 骨盤の歪みを直すには、ストレッチなどが効果的どすが、日常生活の中でもちょい気をつければ、骨盤の歪みを矯正することができます。 骨盤の歪みは、筋力の衰えが原因にもなるので、腹筋を日頃から意識するようにしましょう。気づいた時に複式呼吸をしたり、腹筋を動かすことを心がけましょう。 利き手はない方の手を使うことも大切どすよ。 利き手あほり使っとると、そちらのねぎに歪みが生じてきます。 足も同様に、効き足ではおまへん方も意識的に使うようにしましょう。 正しい姿勢を心がけることが、やはり一番大切どす。 背筋を伸ばして、座る時もイスに深く腰掛けるようにし、足は組まないようにしましょうな。 寝る時の姿勢も大切どすよ。 横向きでないと眠れへん、という人もいるかもしれませんが、骨盤を矯正するためには、仰向けの姿勢が一番ええどす。でけるだけ、仰向けを心がけてみましょう。 冷え性にええ入浴剤 冬になると、冷え性で悩んでいる人は多いどすよな。 最近では冷房の効き過ぎにより、夏でも冷え性に悩まされとる人も多いどす。 冷え性を改善するためには、温かいお風呂で体の芯から温まることが一番どすな。 さら湯のまんまのお風呂でも温まることはできますが、さら湯のまんまでは、塩素がたくはん含まれています。特に一番風呂は、お湯が硬く、体の中のミネラル成分が流出して、カサカサやかゆみの原因になってしまいます。 入浴剤を上手に使い、お肌の保湿効果や保温効果をアップさせましょう。 最近では、様々な入浴剤が売られていますよな。 お洒落なパッケージに入っとるものや、色や香りがええものなど、見た目の良さに惹かれてしまいますが、中には香りだけが強いものや、硫黄成分を使っていて、浴槽をいためてしまうものなどもあります。 冷え性を改善するための入浴剤選びどすから、きちんとしたものを選びたいどすよな。 入浴剤を選ぶ時のポイントには、以下のようなことがあります。 ・保温、保湿効果が優れとる ・リラックス効果がある ・浴槽や風呂釜をいためへん この他、お風呂のお湯を洗濯に使っとる人は、洗濯水としても使えるような入浴剤を選ぶとええどすな。 おすすめの物は、ショウブやどくだみ、よもぎなどの薬草や、松や桧などの製油が入った薬用入浴剤どす。自然のものを主成分に使っとるものなら、体にも優しく、リラックスできそうどすよな。 小さな子供がいるから、入浴剤はちょい・・・という人は、塩を入れてみてもええどすよ。 塩化ナトリウムは避けて、海の塩や岩塩など、天然のものを使いましょうな。 ひとつかみ入れるだけで、血行促進や保温効果、新陳代謝もアップします。 赤ちゃんと一緒に入る場合でも、安心して入ることができますよな。 冷え性とむくみ 冬になると足がむくみやすくて・・・という人は、冷え性が原因である場合が多いどす。冷え性とむくみは、大きく関係しとるのどす。 そもそも「むくみ」とは何でしょう。 むくみは、血液や体液の循環が悪くなって、皮下に余分な水分がたまっとる状態のことをええます。 冷え性は血液の循環が悪くなっとる状態から起こるものやので、冷え性である人は、むくみやすい体質だということを知っておきましょう。 特に多いのは足のむくみどすよな。 体の中心部から送られてきた血液が足へと流れ、上に押し返す力が弱くなるために起こりやすくなってます。 ブーツのチャックが上がらなくなったり、くつ下の跡がついとったりと、むくみってほんまにイヤどすよな。 むくみを放置しておくと、セルライトという恐ろしい脂肪となって、ダイエットをしても簡単にとることができなくなってしまいます。 このような事にならへんためにも、むくみを感じたら改善する方法を考えましょう。 むくみ改善には、以下のような方法があります。 ・マッサージをする ・一定の姿勢はとれへん ・運動して筋肉をつける ・カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの栄養素をとる むくみがひどい時は、眠る時に足を上にして眠るようにしましょう。 また、長時間同じ姿勢は、むくみを起こす原因になってます。 デスクワークで、どうしても動くことがでけへん、という人は、座ったまんまの姿勢でも時々足を水平にして動かしてやりましょう。 つま先を上に向けたり、足首を回してやったりするだけでもむくみ改善に効果がありますよ。 むくみを改善でける食べ物としては、利尿作用のあるキュウリやスイカ、冬瓜、カリウムをぎょうさん含むバナナなどがあげられます。 小豆も利尿作用があるサポニンがぎょうさん含まれていて、むくみには効果的だと言われとる食材どすよ。 日常のちょいした心がけで、むくみは解消でけるのどす。 仕方ないもの、と放置せず、早めに対策するようにしましょう。 冷え性にええ「温冷浴」 冷え性改善には、ぬるめのお湯にゆっくりつかる「半身浴」がええと言われていますが、熱いお湯が好き、という人は、「温冷浴」はいかがでしょう。 温冷浴とは、熱いお湯と冷たい水を交互に浴びる入浴法どす。 半身浴は、体の芯までしっかり温めて新陳代謝と血液の循環を良くし、冷え性を改善しますが、温冷浴は、血管を収縮させて熱を閉じ込めて、体の保温効果をアップします。 冷え性の人は、しっかりお風呂で温まっても、すぐに体が冷えてきてしまいますよな。 こら、温まって広がった血管が、湯上り後もずっと広がったまんまでいるために、体内の熱がどんどん放出されてしまうためどす。 温冷浴は、広がった血管に冷たい水をかけて血管を収縮させ、熱を閉じ込めた状態にして、温かさを持続させるというわけどす。 サウナに入ると、隣に水風呂が置いてありますよな。 これも、温冷浴と同じ原理どす。サウナで温めた体の熱を、冷水に入る事によって体内に蓄積させるのどす。 温冷浴の方法は、まず、熱めのお湯に３分ほどつかります。 体に負担のかかれへんよう、半身浴か腰湯にしておきましょう。 次に浴槽から出て、手や足に冷水を10秒間ずつ、３、４回繰り返しかけます。 再度お風呂に入り１分、次に冷水、という感じでこれを７回程繰り返します。 夏場は、冷水でも気持ちがええどすが、冬場は冷水では辛いどすよな。 無理をせず、最初は冷水にお湯を混ぜて、慣れてきたらちびっとずつ冷たくしていきましょう。 温冷浴は、自律神経の調整機能を整える効果もあるので、低血圧の改善にもええどすよ。体の調子がええ時に、いっぺん試してみてくださいな。 足湯の方法 冷え性改善にはお風呂が一番どすが、いつでもどこでも手軽にでける「足湯」でも効果的どす。 お湯で足だけを温める・・・聞いたことはあるけど、どのような方法どしたらええのか分かれへん、という人も多いのではおまへんでしょうか。 まずは足湯に必要な道具をそろえましょう。 バケツ、イス、タオル、敷物、お湯をつぎ足すためのポットややかんも必要どす。 その他に、湯温計があると便利どす。好きな人は入浴剤を使ってもええどすよ。 道具をそろえたら、バケツに40度前後のお湯を入れます。お湯の深さはふくらはぎの真ん中くらいまで、20cm程度がええでしょう。 入浴剤を使いたい人は入れて、そのまんま最低でも10分〜20分程度、足をつけておきます。 足湯中は、足し湯をしもって、お湯の温度に気をつけるようにしてください。 お湯が冷めてしまうと効果がおまへんので、常に40度前後を保つようにしましょう。 お湯の中で足の指や足首を動かすと、さらに血液の循環が良くなってますよ。 足湯の後は、しっかりと水分を拭き取って、すぐに靴下を履いて保温しましょう。 寝る前に足湯を行い、そのまんま布団に入ってしまってもええどすな。 お湯の後片付けが面倒だし、お湯の温度を調節するのはちょいえらいそう・・と思う人も多いどすよな。足湯を手軽にでける、「足湯機」というものがありますよ。 足湯機にも色々あり、マッサージ機能がついたものなどもありますが、お湯の温度を調節してくれるトコが何より便利どすな。機械にまかせておけばええので、よりリラックスできそうどすよな。 冷え性にええ「足湯」 冷え性を改善するには、ぬるめのお湯に、ゆっくり入浴する半身浴などが効果的どすが、もっと手軽に体を温める方法に「足湯」がありますよ。 足湯は、足だけを温める入浴法どす。 上半身はそのまんまで、下半身からじわじわ温まってくる足湯は、冷え症にええだけでなく、足のむくみや疲れをとるのにも効果的どす。 また、すぐにリラックスでけるので、ストレス解消にもむちゃええどすよ。 好きなテレビを見たり、本を読んだり、好きな音楽をかけておぶを飲んだり、また、家族と団欒しもってでもええどすな。いつでもどこでも、手軽にでけるトコが足湯の嬉しいトコどす。 風邪などで、お風呂に入ることがでけへん時にも足湯をしてみましょう。 足と同時に手もお湯につけて温めれば、より体が温まります。 お風呂に入っていなくても、入ったような温浴効果が期待できますよ。 こたつやストーブで、足を温めるのとはちゃうん？という人もいるかもしれませんな。 同じように足を温めても、やはりこたつやストーブではまるっきし効果が違います。 こたつやストーブで一時的に温めても、皮膚の表面だけが熱くなるだけで、すぐに冷たくなってしまいます。 体の芯まで、しっかりと温めるには、やはり温かいお湯を使うことが一番なのどす。 冷え性がひどい人は、足湯を始める前に、ふくらはぎをマッサージして足先の血行を良くしておきましょう。 足をつけておく時間は、最低でも10分程度、汗ばんでくるまでじっくり行うことがポイントどす。１日に数回行うと、より効果的どすよ。 時間に余裕のある日は、是非試してみてくださいな。 冷え性にええお風呂の入り方（２） お風呂に入ることは、体を温めるのにむちゃ効果的な方法どすよな。 冷え性を改善するには、ぬるめのお湯にゆっくり15分以上入ることがええ入浴法どす。 好みによりますが、入浴剤を使ってもええどすよ。炭酸ガス系の入浴剤を使えば、温浴効果が高まって、血液の循環が良くなって、湯上り後も湯冷めしにくくなってます。 入浴剤がお家になくても、みかんやレモンなど、柑橘類の皮や、大根の葉を入れても効果的どす。体の保温効果を高めてくれますよ。使う時は、よく乾燥させて、ガーゼで作った袋に入れてお風呂に入れましょう。でけるだけ、無農薬のものを使った方が気持ちがええどすな。 お酒やお酢を入れてもええどすよ。お酒やお酢は、毛穴の中にたまっとる脂肪や老廃物を溶かし出してくれる作用があります。通常の広さのお風呂なら、500mlくらいが適量どす。 お風呂のお湯には、肩までつかれへんように入りましょう。 寒い冬などは、肩までつかって体全体を温めたくなってしまいますが、全体を温めると上半身だけが先に温まってしまいます。 体のエネルギーである「気」は、下から上へと上がり、いっぺん上に上がると下がることはおまへん。体の冷えを最も感じやすい部分は、一番下の足先どすよな。 お風呂に入る時は、下半身を中心に温めるようにしましょう。 お風呂から上がった後は、でけるだけ体を冷やさないようにすることが大切どすな。 すぐに靴下を履くなどして、下半身の体温を下げないように気をつけましょう。 冷え性にええお風呂の入り方（１） 冷え性を改善する方法は色々ありますが、リラックス効果もあり、心も体も温かくなるええ方法はお風呂に入ることどす。 お風呂を沸かすのが面倒そやし、時間がないから・・・という理由で、お風呂ではなく、シャワーで済ませとる人も多いかと思うてが、冷え性を改善するためには、やはりお風呂の方が効果的どす。 シャワーで部分的に水圧をかけることも、マッサージ効果があってええことどすが、体を温める効果はほとんどおまへん。特に、寒い冬はしっかりお風呂に入って体の芯まで温めるようにしましょう。 お風呂のお湯は、ぬるめが一番どす。 熱いお湯が好き、熱いお風呂の方が体が温まる気がする・・という人もいると思うてが、熱いお風呂は交感神経を刺激させてしまうため、血管が収縮し、その結果、体の皮膚しか温まることができなくなってしまいます。 また、お湯が熱いと、長く入っとることができませんよな。長くつかっていられへんと、お風呂から出た後にすぐに湯冷めしてしまいます。これではさかしま効果どすな。 冷え性の人は、38℃〜40度のぬるめのお湯に、最低でも15分はつかるようにしましょう。体にやさしいぬるめのお湯につかれば、副交感神経が働いて血管が広がり、血液の流れが良くなってます。 また、お風呂の中で足の指を開いたり閉じたりするのも効果的どすよ。 足の指の付け根には、自律神経の通り道があります。動かすことで自律神経の活性化につながり、血液の流れを良くする効果的な方法どす。 体を洗いもってマッサージを行うこともええどすよ。 ちびっとの心がけで、湯上り後の温かさの持続時間が違ってきます。 習慣化して、冷え性改善に努めましょう。 男性と冷え性 冷え性は女性だけの問題ではなく、最近では男性でも冷え性で悩んでいる人は増えています。 ストレス社会によって自律神経を乱され、それによって冷え性を引き起こしてしまう場合が多いのどすが、食生活の乱れと冷え性も大きく関係しています。 女性では、無理なダイエットによって栄養のバランスが崩れ、冷え性を引き起こしてしまうことが多いのどすが、男性では飲みすぎや食べすぎが冷え性につながっとることがぎょうさんなっています。 会社の中での付き合いもあり、男性は飲みすぎ、食べすぎの機会がぎょうさんなっていますな。また、たばこを吸う人も、女性よりも多い傾向にあります。 そないな食生活の乱れやタバコの吸いすぎにより、動脈硬化が起こると、血管が細くなってます。また、血液はドロドロになって流れにくくなってます。 そうなると、体のすみずみまで血液が行き渡りにくくなって、手足の指先が冷えやすくなってしまうのどす。 また、女性では冷え性になると、子宮や卵巣の機能に影響が出ることが多いのどすが、男性では腎臓に影響が出やすいといった特徴があります。 男性の中年期にぎょうさんみられる腰痛やインポテンツは、冷え性から腎臓が弱り、それが原因で起こっとる場合が多いのどす。 男性でも、手足が冷たい、腰痛がひどい、といった症状がある人は、冷え性であることを疑ってみましょう。 冷え性自体は病気ではなく、日々の生活の改善によって解消されていくものどす。 食生活を見直したり、ストレス解消に心がけたり、自分で努力してみることが大切どす。 男性と自律神経 「冷え性」というと、女性に多い体のトラブルであるイメージどすよな。 確かに男性と女性では、女性の方が冷え性になってやすい要素が多いどす。 女性ホルモンや、女性に多い無理なダイエットが原因どすが、最近では、男性でも冷え性で悩んでいる人の数は増えています。 冷え性は自律神経の乱れと深く関係しています。 女性は排卵や生理などで女性ホルモンが乱れることにより、自律神経も乱れてしまうことが多いのどすが、男性では、ストレスによる自律神経の乱れがぎょうさんなっています。 男性に限ったことではおまへんのどすが、日々、会社で戦っとる男性はいかいなストレスを常に抱えとる人が多いどす。 ストレスを抱えとる状態が続くと、自律神経のバランスに乱れが生じてきます。 自律神経には、内臓の働きを調節したり、体温調節機能などもコントロールしたりする役割があるため、バランスが乱れると、体にも様々な影響を及ぼすのどす。 通常では、体に冷えを感じると内蔵機能が働いて、冷えを解消しようとするのどすが、体の機能がうまく働かなくなって、冷え性になってしまうのどす。 また、ストレスにより、血管自体も収縮して血液の流れが悪くなってしまうため、冷え性になってやすくなってしまいます。 自律神経の乱れは、冷え性だけでなく、男性の更年期障害も引き起こしますよ。 男性も年齢とともに男性ホルモンが減ってきます。そこに自律神経の乱れが加わると、疲れやすくなったり、不眠、性欲減退などの症状が現れたりしてきます。これが更年期障害どす。更年期障害といえば、60歳ねぎなってから、というイメージどすが、最近では若い人でも更年期障害に悩まされとる人が多いようどす。 早い人では、30代から症状が現れとる人もいるそうやので、原因不明の体の不調を感じたら、更年期障害を疑い、早めの受診をおすすめします。 冷え性が引き起こす病気（２） 冷え性自体は病気ではおまへん。 どすが、冷え性は放置しておくとあたし達の体に様々な悪影響を及ぼします。 体が冷えて、夜ぐっすり眠ることができなくなったり、むくみやめまいなどが起こったりすることがあります。冷えの症状がひどいと、免疫力が低下して、風邪を引きやすくなってます。 また、腰痛も冷え性が原因で起こっとる場合が多いどすよ。 体が冷えると血行不良になってしまいますが、腰痛はこの血行不良が原因で起こったり、骨盤のうしろ（おしりの割れ目の上あたり）にある「仙骨」が冷えることで起こったりします。 頭痛や肩こりも、冷え性による血行不良が原因である場合が多いどす。 血液の循環が悪くなると、疲労物質もうまく排出されなくなってしまいます。 そうなると、体の上半身の方に疲労物質がたまっていき、頭痛や肩こりを引き起こすのどす。 このような症状が出る前に、早めに冷え性を改善する必要がありますな。 また冷え性は、色々な病気のサインであることがあるので注意が必要どす。 例えば、貧血になっとる人は、手足の先まで血液が届かんと冷え症の症状が出とる場合がありますし、その他にも栄養失調や糖尿病、心臓病、心不全、腎炎、卵巣機能障害などにかかっとる場合でも、体に冷えが生じてきます。 最近冷え性がむちゃなってきた、冷え性対策をしとるのになかなか改善されへん、という人は、このような病気である場合もあるので、早めに病院に行くようにしましょう。 ふくらはぎを温めて冷え性を防止しよう 寒い冬は朝までぐっすり眠れへん、という冷え性の人は多いのではおまへんでしょうか。 冷え性を改善するには、色々な方法がありますが、効果的で簡単な方法に「ふくらはぎを温める」という方法があります。 足先ではなくて、ふくらはぎ？と思う人もいますよな。 冷え性で足先が冷えるのを防ぐには、ふくらはぎを温めるのが一番なのどす。 足先の冷えを改善するには、血液を足先まで届けることが重要どす。 血液は体の中心部から送られてきますが、太ももでは、おっきい大腿筋によって血液の温度が保たれています。そやけども筋肉が少ないふくらはぎに来ると、血液の温度は下がってしまうのどす。 また、寒さを感じとる時は筋肉が収縮して血液の量が少なくなって、冷えやすくなってしまいます。 血液が冷え切っとる足先を温めるのではなく、血液の冷えを防止するために、ふくらはぎを温めるようにしましょう。 最近では、ふくらはぎを温めるために色々なレッグウォーマーが販売されています。 レッグウォーマーを選ぶ時は、ふくらはぎを締め付けすぎないものにしましょう。 締め付けて圧迫してしまうと、さかしまに血液の流れを悪くしてしまいます。 ずり落ちないように優しいサポータータイプのものならば安心どす。 眠る時にも使用すれば、温かくぐっすりと眠ることができますよ。 今まで足先の冷えを改善するためにくつ下をはいて眠っとった、という人も、ふくらはぎを温めるレッグウォーマーを使ってみてください。驚くほど温かく眠ることができますよ。是非試してみてくださいな。 冷え性が引き起こす病気 冷え性に悩んでいる人は多いどすが、体質そやし仕方ない、とそのまんま放置しておりませんか？ 冷え性は、体が不調を訴えとるサインどす。 そのまんまにしておくと、様々な病気を引き起こしてしまいますよ。 冷え性は主に血行不良が原因で起こる場合が多いどすが、血行不良はあたし達の体に様々な悪影響を及ぼします。 女性には特に気になる肌荒れも、血行不良によるものどす。 血行不良になると老廃物がうまく排出されなくなる為、細胞の活性化が衰えて吹き出物や、シミ、シワの原因になってしまうのどす。 冬になると便秘になる、という人はおりませんか？ 冬の便秘も、冷え性が関係しとることが多いのどす。 体が冷えると、腸の動きが鈍って便秘になる場合があります。 さかしまに、腸が弱い人では下痢の症状が現れることがありますよ。 女性に特有のものどすが、冷え性によって骨盤の中の血液の循環が悪くなると、子宮や卵巣も正常に機能しなくなってしまいます。 子宮や卵巣は、排卵という大切な仕事をするために血液をぎょうさん必要としています。 どすから、血液の循環が悪くなると、特に影響を受けやすいのどす。 生理通がむちゃなったり、生理不順、子宮筋腫、子宮内膜症、更年期障害や不妊の原因になったりする場合もありますよ。 女性は特に冷え性による影響を受けやすい体ということどすな。 冷え性自体は病気ではおまへん。努力次第で改善することがでけるのどす。 単に冷え性と放置しておかず、これらの症状が出る前に冷え性の原因を考えて、冷え性改善に努めましょう。 ファッションと冷え性 冷え性に悩んでいる女性は多いどすよな。 女性に冷え性の人が多いのは、女性ホルモンや無理なダイエットが関係しています。 これらの他に、女性のファッションも冷え性と大きく関係しています。 女性のファッションは多種多様で、女性は機能性よりもファッション性を重視する人が多いどすよな。 寒い日でも、ミニスカートなどの露出の多い洋服を着とる人は多いどす。 確かにミニスカートにロングブーツなどを合わせたファッションは可愛いどすし、露出が高い洋服は女性らしさを強調して素敵どすよな。 どすがやはり、寒い日にはそれなってに衣服で防護しておかないと、冷え性の原因になってしまいます。 また、ぴったりとした洋服や、ガードルなどの体を締め付ける下着も冷え性の原因になってます。体にぴったりとしていれば、保温効果もありそうだしええのでは？と思う人もいるかもしれませんが、窮屈で体を締め付ける衣類ではさかしま効果どす。 体を締め付ける衣類を身に着けとると、血液の循環が悪くなって、冷え性の原因となるのどす。ハイヒールや、足に圧迫をかけるようなデザインの靴も同様どすよ。 体を締め付ける服を着とる場合と、ゆるめの服を着とる場合とでは、体温の上昇に違いが出るという報告もあるそうどす。 冷え性を改善したいのなら、体を締め付けるガードルなどは避けて、ファッション性よりも機能性を重視し、保温性のあるゆったりした服を選ぶようにしましょう。 また、衣服で冷え性対策を考えるなら、お腹や下半身を重点的に温めた方が効果的どす。冷えとる場所は、主に体の中心部や下半身になってます。 上半身に厚手のコートを羽織るより、まずは下半身に気を配り、靴下やタイツ、腹巻などを使って温めるようにしましょう。 冷え性はどうして女性に多い？ 冷え性で悩んでいる女性は多いどすが、男性で冷え性に悩まされとる人ってあまりおらんどすよな。冷え性はどうして女性に多いのでしょうか。 その原因の１つに、女性特有のホルモンの乱れがあります。 冷え性は、自律神経の乱れに大きく関係しています。自律神経は、ストレスを感じたり、しんどりしとると乱れやすくなってますが、女性ホルモンの乱れとも深く関係しとるのどす。 女性には毎月排卵と生理が訪れますが、この時期は、女性ホルモンが乱れやすくなる時期どす。また、妊娠中と更年期も同様に乱れやすくなってます。 女性ホルモンが乱れやすくなる時期は、冷えを感じやすい時期として特に注意する必要がありますよ。 また、女性に多い、無理なダイエットも冷え性と大きく関係しています。 食事制限などの無理なダイエットをして月経不順を招くと、ホルモンバランスが崩れて冷え性につながってしまいます。 また、低血圧の人、もしくは無理なダイエットにより低血圧になってしもた人、偏食やダイエットによる栄養不足の人は、普通の人より血液を運ぶ力が弱く、貧血になってやすい状態どす。 貧血になると、体内にしっかりと血液が行き渡らなくなって、冷え性を引き起こしてしまいます。 冷え性になると、基礎代謝が落ちて太りやすい体になってしまいますよ。 無理なダイエットをしてさかしまに太りやすい体を作ってしまわないよう、食事制限によるダイエットはほどほどにしておきましょう。 ダイエットは、バランスのええ食事、適度な運動をすることが一番どす。 冷え性を改善し、太りにくい体作りを目指しましょう。 冷え性の原因は？（２） ぎょうさんの人を悩ませる冷え性。冷え性を改善するには、その原因を考えることが大切どすな。体を冷やす食べ物や飲み物の摂り過ぎ、ストレスなどによる原因もありますが、その他にも色々な原因が考えられます。 夏場の冷房も冷え性の原因どす。 最近では、会社やデパートなどの商業施設は冷暖房がしっかり完備されていますが、冷房が効きすぎとるトコが多いどすよな。 本来なら、夏は暑くて汗をたくはんかく季節どす。どすが冷房が効きすぎとる場所あほりにいて、夏でも汗をかく機会が少ない人は多いのではおまへんでしょうか。 汗をかく回数が少ないと、新陳代謝が低下していきます。 また、最近の美白ブームで、太陽の光を浴びない女性も多いどすよな。 太陽の光は浴びすぎることも良くおまへんが、浴びる時間が少ないと、体の免疫力が低下して、同時に体を温める能力も低下してしまいます。 冬の暖房も、効き過ぎていては良くおまへん。 人の体には、季節や温度に対して体内温度を調節する機能があります。 そやけども、冷房や暖房に頼りすぎとると、神経機能が鈍ってしまい、脳に冷たさや寒さなどの情報がうまく伝えられなくなってしまいます。 このような状態でいると、いざという時に自律神経がうまく機能しなくなって、体を温めるための血液を送り込めなくなってしまいます。 体を温めるための暖房どすが、冷房と同じく効かせすぎには気をつけましょうな。 体を温めたい時は、暖房だけに頼らんと体を動かすことをしてみましょう。 体を動かすと、体の中のエネルギーが燃やされて体が温まってきます。 筋肉を鍛える運動は、基礎代謝アップにもつながり、冷え性対策にも効果的どすよ。 毎日の生活の中で、積極的に体を動かす時間を作るようにしましょう。 冷え性の原因は？（１） ぎょうさんの女性を悩ませとる冷え性どすが、冷え性は、体が不調を訴えとるサインどす。自分の冷えの原因は何なのかを考えて、冷え性改善に努めましょう。 多かれ少なかれ、ぎょうさんの人の原因として食生活があげられると思うて。 食べ物には体を冷やす効果のあるものがあります。これらをまるっきし食べない方がええ、というわけではおまへん。食事はバランスが大切どす。体を温める効果のある食物を中心にして、冷やす効果のある食物も取り入れもって食事をするようにしましょう。 冬に美味しいチョコレートや、ジャンクフードなどは、体を冷やすだけでなく、血液の循環も悪くしてしまいます。とりすぎに注意しましょうな。 冷たい飲み物も良くおまへん。水分をとることは大切なのどすが、冷たい飲み物は体を冷やし、血液の循環を悪くします。牛乳やコーヒー、緑茶は温かくして飲んでも体を冷やす原因になってしまうので、でけるだけ避けましょう。温かい紅茶やココアがおすすめどすよ。 ストレスと冷え性も大きく関係しています。 ストレスを感じると自律神経のバランスが乱れてしまいます。自律神経の乱れは、血液の循環を悪くしてしまうため、冷え性の原因となってしまうのどす。 また、ストレスを感じて暗い気持ちでいると、体を温めるエネルギーが不足して、寒さに対しての抵抗力が落ちてしまいます。 反対に、元気で陽気な気分でいると、体を温めるエネルギーがぎょうさん生まれます。 最近ストレスを感じぎみだな・・・と思ったら、運動したり、好きなことをしてくつろいだりして、ストレス改善に努めましょう。
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